上野から地下鉄で九段下駅に着いたのは、午後5時半前でした。
開演時間は、午後6時半なので、まだ1時間前にもかかわらず、大勢の人でごった返していました。
斉藤和義さんのツアーバスが2台あり、その前で記念撮影しました。
その後、グッズコーナーに行きましたが、かなりの行列を作っていました。
毎回、お決まりのマフラータオルを購入し、ツアー記念のブラックのカッコいいTシャツ、僕も妻も絶対欲しいと思った全CDジャケットがコラージュされているメガネケースがあったのですが、残念ながら会場では完売でしたTT
気を取り直し、少し早めに席に着くことにしました。
久しぶりの日本武道館、2016年5月の斉藤和義さんの「風の果まで」のライヴツアー、2017年6月のスティングさんの来日ライヴ以来です。
下の写真のとおり、東側の1階席の一番前だったので、やや横顔となりますが、斉藤和義さんやメンバーの姿はよく見えました。
そして、開演の午後6時半、ほぼピッタリにライヴは始まりました。
ステージ全体が赤いライトに照らされ、鋭い勢いのあるギターフレーズと共に、「Fire Dog」の演奏が始まり、斉藤和義さんが飄々とした感じで現れました。
そして、「Hello!Everybody!」「アゲハ」と、定番の曲を続けた後、結構珍しい「男節」を歌いました。この曲の歌詞の内容は、いかにも奥さんへ向けた内容で、今日は奥さん来ているのかな?と思ってしまいました。
その後、MCとなり、斉藤和義さんによると、最近はお得意の下ネタを何らかの理由で控えているということでした。
そういえば、今回は前回までと比べて、下ネタをほとんど言わないなあと思ったのですが、斉藤和義さんの下ネタは結構エグいと言うか、マニアックな感じなので、どこかで言われたのかもしれませんね。
その後の「tokyo blues」では、歌詞の内容に沿って、斉藤和義さんがバイクに乗って、取引先に荷物を届けるという内容のビデオクリップが流れており、結構コミカルでバカバカしくて、笑えました。
斉藤和義さんは、メンバーを大切にする人なのか、何度もきちんとメンバーを紹介する姿勢は素晴らしいと思いました。
それもただ紹介するだけではなく、先程のバイクのライダーの顔にメンバーの顔をはめ込んだビデオクリックを流したり、メンバーの25年前の写真を公開していました。
今回のセットリストの特徴ですが、やはり25周年記念のライヴということで、シングルにもなって大ヒットした「月光」「ずっと好きだった」「やさしくなりたい」「歩いて帰ろう」などのいわゆる有名な曲が多かったのですが、普段ライヴであまり歌われない「真夜中のプール」「君は僕のなにを好きになったんだろう」「Alright Charlie」「スナフキン・ソング」などの曲も歌ったのは、面白かったと思います。
前回の「Toys Blood Music」ツアーの時にも、メンバー全員で歌って踊った「Stick to fun! Tonight~ダンシング・ヒーロー」は今回も演ってくれて、笑わせてくれました。
総じて、観客を盛り上げて、25周年を盛大に祝おうという、姿勢が感じられ、ノリの良い盛り上げる曲が多く、バラッド系は今回は少なかったと思います。
なお、11月発売で、映画の主題歌予定の新曲「カラー」は、なかなか爽やかで、80~90年代風のブラック・ミュージックぽくて、とても良かったです。
全28曲(うち、アンコール3曲)は、とても圧巻でした。
この曲数は、斉藤和義さん以外ありえない曲数であり、とても満足の行くものでした。
斉藤和義さんのギターも、メンバーの演奏も、とてもエッジが効いていて、ハートに突き刺さるものがあり、素晴らしかったです。
また、次回のライヴも楽しみです!
ところで、このライヴは収録されていたみたいで、多分年末あたりにDVD等が発売されると思いますが、その前の10/28(日)午後8時半からWOWOWで放送されるそうです。