正月に小田原城に行ってきましたが、豊臣秀吉が小田原北条氏の討伐のために、小田原城近くに一夜にして造ったと言われる「石垣山城(いしがきやまじょう)」にぜひ行ってみたいと思い、行ってきました。
小田原厚木道路の箱根口インターを降りて、少し走ると、すぐに地球博物館前の交差点を左折し、くねくねした山道をしばらく走ると、そこそこの大きさの駐車場が現れ、道路を挟んで反対側が、「石垣山城(いしがきやまじょう)」があった歴史公園となっていました。
しかし、ここに僕たちが知らなかった嬉しい誤算がありました。
あの故川島なお美さんの夫の鎧塚俊彦さんが運営する「ヨロイヅカファーム」とベーカリーショップ・レストラン・そして「ヨロイヅカファーム」で採れた野菜や果物などの直売店があったのです。
ちょうどお腹が減っていたので、パンを買い、食べることにしました。
中のレストランでは食べられないので、店前のテラス席で食べました。
菓子パンは鎧塚さんらしい珍しいメニュー構成で、プルーンとオレンジをまぶしているパン・フロマージュのチーズをまぶしているパン・ ブロッコリーや玉ねぎなど野菜がたっぷり入っているパン・アップルシナモンのデニッシュを食べました。
とても絶品でした!!!
真冬の屋外なので、やはり寒いですが、相模湾を一望できる場所なので、とても気持ちが良かったです。
建物のすぐそばには、このようにヨロイヅカファームというちょっとした農場があって、野菜や果物を栽培しています。
すぐ脇には相模湾があります。
2015年に亡くなった故川島なお美さんの石碑が、ヨロイヅカファームの奥の方にひっそりと構えていました。
相模湾が一望できる眺めの素晴らしい場所です。
川島さんの生前の言葉が川島さんの筆跡で彫られています。
これもご主人の鎧塚さんの深い愛情なのだろうと、感慨深いものがありました。
店内はとても混んでいて、レジには終始行列が並んでいました。
正直、とてもへんぴな場所ではありますが、これだけの多くの人が来るということは、それだけ鎧塚さんの料理やベーカリーなど提供する商品が優れているという証明でしょう。
故川島さんの夫という知名度も影響しているかもしれませんが、それだけではないと思います。
僕は長年飲食チェーン企業の店舗開発職として、同業界の会社を転々としてまいりましたが、どこの企業の営業担当も、売上が好調な時は自分たちの手柄にし、売上が不振になってくると、必ず立地のせいにします。
鎧塚さんを含め、個人でがんばっている飲食店の方の爪の垢でも煎じて飲んでほしいです。
神奈川県知事から表彰されていました。
僕たちは長い行列の末、梅ワイン・伊予柑ピール・ショコラオランジェビター・小田原名物梅干し2ケース・青島みかん・キウイなど、いろいろと買い求めました。
ヨロイヅカファーム、ぜひまた行ってみたいと思います。
詳しくは、下記のウェブサイトをどうぞ!
一夜城については、(その2)をどうぞ!