肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

真冬の小田原・箱根散策

最近、小田原・箱根方面が気に入っています。

今年になってから、3回目でしょうか。

小田原城は最初の1回だけですが、また行ってみたいと思います。

今日は小田原城近くにある三の丸小学校の前に残っていた「箱根口門」の前からスタートしました。

いかにも北条氏が統治していた戦国時代に作られた感じがします。

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お腹が空いていたので、徒歩で小田原駅前まで行くと、いかにも大昔からあったと思われる佇まいの蕎麦屋に出くわしました。

商店街の入口近くにあるので、よく目立ちます。

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妻は「山かけそば」、僕は「玉子とじそば」を食べました。

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大盛りにしたので、結構なボリュームで、蕎麦も腰が強くて、なかなかでした。

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ちくわの磯辺揚げも注文しました。

揚げ加減が絶品で、全く油っぽくなく、カラッとしていて上品でした。

振りかけた青さも、磯の香りがするくらい、新鮮でした。

 

ちょっと落ち着こうと、妻が前々から目をつけていた、レトロで昭和風の喫茶店に行きました。

最近は、このような喫茶店は都心では見かけなくなりました。

とても懐かしい雰囲気です。

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カフェはチェーン店全盛ですが、この店のようにきちんとサイフォンでコーヒーを淹れている店はとても珍しいです。

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妻は「コーヒー・ルンバ」の歌で有名な「モカ・マタリ」、僕は「キリマンジャロ」を飲みました。

やっぱりコクと味わいが、チェーン店とは全く違います。

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コーヒーカップもとてもこだわっていて、Bone chinaのロイヤル・アルバートでした。

小田原城に行った後で、ちょっとマッタリしたい方にはとてもオススメです。

 

その後は、車を飛ばして、箱根湯本の「天成園(てんせいえん)」というホテルへ行きました。

もちろん、日帰り温泉が目的です。

庭園が開放されていたのですが、ここがまた素晴らしかった!!

庭園には、有名な「玉簾の瀧(たまだれのたき)」があり、滝の水が流れる音が絶えずして、とても心地よかったです。

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鯉やアヒルが泳いでいて、とても楽しそうなオーラがありました。

与謝野晶子さんも、天成園を定宿にしていたようで、度々訪れて、詩を呼んでいたようです。

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なんと、神社もあり、結構上の方まで登っていくのですが、厳かな雰囲気がしました。

天成園は、昭和天皇も9歳の頃に来られたようで、この神社にも参拝されたようです。

妻と一緒にお祈りしました。

サラリーマンを脱出し、「情報発信者」として、独り立ちできるように・・・

まだまだ、長い道のりではありますが・・・

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天成園の前には、須雲川が流れており、夜ではありますが、川沿いを歩いてみました。

川の流れる音がとても心地よかったです。

遥か大昔に、火山の噴火で転げ落ちてきた大きな岩のような石がごろごろしていました。

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2階にあるレストランで夕食を食べました。

親子丼ですが、地元で育てている「みつせ鶏」の肉を使っています。

フランス原産で、食肉用としては由緒ある鶏のようです。

このホテルの場合、小田原名物の梅の酢を飼料に混ぜて食べさせており、梅の風味がある卵を使用しているとのことです。実際しっかりした卵で、箸でつぶそうとしても、なかなかつぶれませんでした。

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写真には撮れませんでしたが、露天温泉は素晴らしいものでした。

6階に女湯、7階に男湯があるのですが、四方を山に囲まれた絶景を眺めながらの入浴は、筆舌に尽くしがたい素晴らしさでした!

眼下には、先程ご紹介した庭園と、竹林があり、写真でご紹介できないのが残念です。

 

最後は、多分地元でしか売っていない、「富士山コーラ」なるものを飲んで、帰りました。まあ、味は「水色のドクター・ペッパー」というところでしょうか。

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前回の湯本富士屋ホテルも良かったですが、この天成園の日帰り温泉もオススメです。

また、春先になったら行ってみたいと思います。