昨晩は、松任谷由実さん(ユーミン)の「TIME MACHINE TOUR」日本武道館公演に、妻と一緒に行ってきました。
ユーミンの全キャリア45年分のベスト・セレクション的な内容ということで、とても楽しみにしていました。
ツアーは昨年9月から始まり、今年の5月まで続くということで、これから観に行く方もいらっしゃると思うので、ほんの触り程度のお話となりますが、よろしくお願いいたします。
午後6時開演予定でしたが、ほぼピッタリの時間に始まりました。
ユーミンは几帳面な性格なのか、いつもこんな感じなので、ユーミンのライヴの場合は、早めに行ったほうが良いと思います。
突然客席にボロボロの服を着た中近東風の男性が出てきて、アリーナ席のお客さんのバッグなんかを取ろうとしたりする演出があったりして、「なんだろう?」と思いましたが、本物そっくりの象に乗ったユーミンが現れ、ショーは始まりました。
アンコール含めて、全28曲、実に3時間近くの超充実したライヴでした。
曲目は、いつも夫で総合プロデューサーの松任谷正隆氏が選曲するそうですが、ヒット曲や有名曲をところどころチョイスしながらも、なかなかシブくて良い曲も入っていて、いつもながら選曲のセンスの良さに感心します。
ショーの内容としては、ユーミンもMCで言っていましたが、曲ごとに過去に行ってきたライヴのイメージの演出を行うと言っていましたので、ユーミンのライヴに何度も参加してきた人にとっては、「あ!この演出、観たことある!」と、とても懐かしく感じることと思います。
私が嬉しかったのは、大好きな「夕涼み」を、2006年の「LAST WEDNESDAY TOUR」のイメージでやってくれたことです。アレンジも80年台前半のAOR風で、とても素晴らしいものでした。
また、一番度肝を抜いたのは、途中でカーリーヘアに色黒メイク、奇抜なカジュアルジャケットに、タイトパンツとショートブーツで現れた、80年台のユーミンが突然現れたことでした。
ユーミンもMCで言っていましたが、このファッションこそが本当の自分の姿で、80年台の自分が甦ってきたと。
そこから、80年台の曲がオンパレードで、私はその当時中高生でしたが、当時のことが走馬灯のようにオーバーラップし、少し涙ぐんでしまいました。
他にもかの有名なシャングリラ・ツアーと同じ演出があったりして、ロシア人の方の「命知らず」の素晴らしい演技には、ハラハラ・ドキドキしながらも感心しました。
24曲演奏した後、いったん奥に引っ込みましたが、熱烈なアンコール・コールの元、再びメンバーと共に現れ、懐かしい曲を数曲演奏してくれました。
メンバー全員で手をつなぎ、360度すべての方向を向いて、お辞儀をした後、退場し、皆素晴らしい余韻に浸った後、さあ帰ろうか、と支度したところ、まさかの再々アンコール。
ユーミンが少し涙ぐみながら、この45年間の思い出を語った後、昨年末の紅白歌合戦でも歌ったあの懐かしい曲を歌い、本当に終了となりました。
ユーミンはサービス精神がとても旺盛で、毎回必ずアンコールを二回やってくれるので、終わったと思ってすぐに帰らないことをオススメします。
本当に素晴らしい充実したライヴでした。
サンリオの花がとても趣向を凝らしてあって素晴らしく、可愛らしくて感心しました。
志村けんとも仲が良かったとは知りませんでした。
さすがユーミンの交友関係の広さにはビックリしました。
まさか梅沢富美男とも仲が良かったとは・・・
次回、4月6日の横浜アリーナのライヴも参加しますので、またレポートいたします!