肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

マイコプラズマ肺炎

4月9日ころからでしょうか。風邪気味でずっと体調が悪い状態が続いていました。

特に先週は4月8日(月)と4月10日(水)がまるで真冬ではないかと思わせるぐらい激寒で、真冬と春真っ盛りが交互に続き、とうとうガンバってなんとか持ちこたえていた身体もダウンしてしまいました。

悪寒・だるさ・喉の痛み・咳・鼻水・・・全ての風邪の症状が襲ってきたのですが、私の場合、体質的な問題なのか、熱が一向に上がってきません。35.9とか36.2とか、まるで平熱です。

なかなか治らないので、4月13日(土)にクリニックにも行って、診察を受けました。

若い30代くらいの男性の医師によると、「喉の赤みや腫れは見たところ、確認できず、薬を複数処方するので、様子を見てみましょう。」ということで、鼻水や痰のキレを良くする薬、喉の炎症を改善する薬、咳を抑える薬、熱を下げて頭痛を抑える薬を処方してもらいました。

その後、薬を飲んで様子を見てみましたが、翌月曜日にはとてもダルくて喉も痛く咳もヒドかったので、午後3時ころ早退し、夕方には帰宅して寝てしまいました。

やっと熱が37.7度と出てくれて、朝方までホッカイロを喉と胸と背中に貼り付けて、なんとかウィルスをやっつけようとガンバりました。

朝方まで37度台で、結構汗ばんでぐっすり眠ったのですが、体調は一向に良くなりません。

17日(水)は、仕事で朝から外出だったのですが、いつもはクールな年下の上司もさすがに心配して、「もし急な仕事がなければ帰ったらどうですか?」と言われ、結構体調も悪く限界に近かったので、帰ることにしました。

その前に、行きつけのクリニックに行き、恨み言ではありませんが、例の30代の医師に、あれから処方された薬を服用し、充分な睡眠をとったりしたが、一向に治らないことを告げました。

医師は、困ったような顔をし、喉の様子を観察し、聴診器で心臓の音を聞いたりしたあと、「よくある溶連菌(ようれんきん)による感染症だと思ったのですが、いろいろとお話を伺ってみると、若い男性がかかりやすい「マイコプラズマ肺炎」や「百日咳」の疑いもあります。確実にかかっているかどうかレントゲンや採血で調べることも出来ますが、レントゲンで調べてもウィルスに侵されている様子が単に見えるだけであり、採血をしても白血球の数やCRPの炎症反応があるかどうかがわかるだけです」などとこちらも判断しかねることを言われ、困ってしまいましたが、「肺炎」という聞き慣れないが恐ろしそうな言葉を耳にし、「この「マイコプラズマ肺炎」や「百日咳」というのは治りにくいのですか?」と質問しました。

「いや、最長1ヶ月もすればたいてい治ります」と言われ、とりあえず安心してしまいました。

「とりあえず、強力な抗生物質を処方します。3日間必ず夕食後に飲み続けてください。これで治れば問題ないでしょう」

この抗生物質の薬と、より強力な咳止めの薬を処方してもらい、その日は夕方ころに帰って眠ってしまいました。

その夜は合計で14時間位は眠ったように思います。

翌木曜日、朝目が冷めても、喉の痛みや湧き上がる痰や鼻水、突然吹き上がる咳は変わらず、「本当に効くのかよ」という気持ちでしたが、翌金曜日くらいにはダルいながらも喉の痛みは若干和らいできました。

抗生物質は、強力な力で悪玉の細菌やウィルスを死滅させるのですが、強力なだけに「良い」菌も殺してしまうため、体調はとても不安定な状態になります。そして、たいがい便秘になるため、お腹が張ってきて、大量のガスが溜まります。

正直、とても不快な状態です。

しかし、土曜日になり、咳は残るものの、喉の痛みや鼻水は全くなくなり、日曜日の今日も、咳と痰はあるものの、あれほど痛かった喉も楽になり、鼻はきちんと通るようになってやっと匂いがわかるようになりました。

ただ、2週間近く心身ともに闘ってきて、疲弊してしまったのでしょうか。

今日は朝から鬱病のような状態で、何もやる気が起きない、燃え尽き状態みたいになってしまいました。

そこで、無理して、いろいろな雑用をやらないで、妻と一緒に住んでいるマンションの最上階まで行って、ことのほか素晴らしい絶景を眺めたり、マンションの裏を通っている自然の中の道を歩き、途中アイスクリーム店でとてもボリュームのある美味しいジェラートを食べたり、アウトレットモールでショッピングを楽しんだりして、過ごしました。おかげさまで、心身ともに癒やされ、復活してきたような気がします。

長くなってしまいましたが、春や秋のこの時期は、疲れが溜まって体調が崩れやすくなり、僕のように急な病気に襲われることがありますので、皆様充分にお気をつけください。

毎回身体を壊しては気がつくのですが、「健康を失うと、全てを失う」という亡くなったアップル創業者のスティーブ・ジョブズの言葉を心に刻みつけたいと思います。