ご報告しておりませんでしたが、しつこかった喉の痛みやヒドかった咳が長引いたため、行きつけの病院でレントゲンを撮ったところ、肺の外側に白いモヤモヤしたものが映っていて、以前CTを撮った病院を受診するように主治医に言われた後の話をご報告いたします。
⬇ 前回のブログです。
http://pilgrim1969.hatenablog.jp/entry/2019/05/12/164518
その後は、本当にイヤな気分で、今度こそ自分は大病を患っていて、もう命は無いのではないか、ととても沈んだ気分でした。
3日後の土曜日の午前中、よく晴れた快晴でしたが、気分はどんよりしていました。
受付で、主治医からもらった紹介状とレントゲン画像が映っているDVD-ROMを渡し、付添の妻と一緒に待合室で待っていました。
こういう時間はとてもイヤなものです。
しばらくすると、診察室に呼ばれました。
担当医は、メガネをかけて、少し額が禿げ上がった、いかにも神経が細そうな内科医という風貌の先生で、見るからに疲れている様子でした。
私の話を少し聞いた後、すぐにレントゲンを撮ってきてくださいと言われました。
「また、レントゲンを撮るのかよ!」と思いましたが、病院とはそういうもので、あくまでも自分たちの病院のデータを撮って判断したいようです。
普通にレントゲンを撮り、また待合室で待っていました。
今度は約30分くらい待たされ、「やっぱり症状が重いから、いろいろと検討しているのだろうか?」といろいろな想いが頭をよぎり、気が気ではありませんでした。
「〇〇さん!診察室へお入りください」
その声が、まるで死刑囚へ刑の執行を言い渡しているようで、心臓はバックンバックン波打ちました。
診察室に入ると、先程の疲れた風貌の額が禿げ上がった担当医が、モニターを見ながら、神経質な表情をしていたので、「何かヤバイのかなあ?」と内心ドキドキしていました。
しかし、担当医は、淡々と今回の症状について説明し、とりあえず薬を飲んで様子を見ましょう、ということになりました。
肝心の病名について一言も言わなかったので、「やっぱり気管支炎か、マイコプラズマ肺炎とかでしょうか?」と聞いてみました。
担当医は少し考えて、「気管支炎です」と答えました。
なんだか拍子抜けしてしまったのですが、DVD-ROMのレントゲン画像のことも一言も言わなかったので、「あのお、前の病院で撮ったレントゲン写真の白いモヤモヤしたものは、結局何だったのでしょうか?」とおそるおそる尋ねてみました。
すると、一瞬「え?」という表情になり、その後すぐに真顔になって、「あ、それは問題ありません」と答えました。
「本当にちゃんとレントゲン画像見たのかなあ?」とちょっと心配になりましたが、僕もこれ以上恐ろしいことを言われたくなかったので、「わかりました」と答え、診察室を出ました。
現在、あれから一週間経っていますが、抗生物質が効いたのか、あれほどしつこかった喉の痛みや、大変だったヒドい咳は、おかげさまでひとまず収まりました。
なんとなく、心配ではありますが、また経過を見て、ご報告いたします。