肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

御祈祷~その1

僕の人生は、これまで振り返ってみると、苦難の連続でした。

もちろん、人によって苦難のレベルは様々ですし、上も下も見ればキリがありません。

苦難の連続とは言っても、もちろんその間、良いこともたくさんありました。

しかし、やはり主観的・客観的に見ても、苦難は多かったと思います。

特に40代に入ってからの、この10年間は凄まじいものがありました。

40歳になってすぐに、悪性リンパ腫という血液のガンを患い、余命3ヶ月を宣告されました。

7ヶ月入院して7回の抗ガン剤治療を行い、本当に崖っぷちの死ぬ思いを経験しながら、何とか生還して、元の会社に復職しました。

それから数年間、営業系から事務系に職種を変えて、ガンバってきましたが、今度は会社が不祥事で傾き始め、46歳の時にリストラ候補にされてしまい、宣告されたと同時に心房細動という心臓病を患ってしまいました。

リストラ後、薬で何とかだましだまし発作を抑え、1年経ってやっと再就職できたのですが、直前に交通事故に遭った後遺症のせいか、「飛蚊症(ひぶんしょう)」という眼の病気を患ってしまいました。あまり、聞き慣れない名前の病気だと思いますが、これは誰でも大なり小なり患っている病気で、簡単に言うと、眼の前を糸くずや黒い点のようなものが常に浮遊している状態です。僕の場合はそれが極端に多く、何をやっても気になってしまい、仕事もプライベートにも支障をきたし、ノイローゼに近い状態になってしまいました。

会社も業界で有名なブラック企業で、心房細動もかなり悪い状況に進行してしまい、入院して手術をし、その会社はその後すぐに辞めました。

無職のさなか、飛蚊症を治療してくれる医者をやっと見つけ(基本的に日本では飛蚊症を治療できる医者は存在しません)、3回に亘る手術を行い、何とか良くなりました。

無職期間10ヶ月後(一昨年の12月)、今の会社に何とか入社できたのですが、これがまたブラック企業で社風や人間関係も良くなく、それでも懸命にガンバっていました。

しかし、昨年の夏ころから今度は妻との不和が始まり、いろいろな面で悪いこともちょくちょく起こって、精神的に疲弊しているさなか、母を預かっている妹夫婦から、母を預かってくれないかという話が起こりました。

母と妻とは今までいろいろあって仲は良くない状態であり、母を預かる話をすると、妻に猛反対されました。確かに仲が良くない上に、ほとんど資産を持っていない母を預かることは、私たち夫婦にかなりの負担を強いることになります。

今年に入ってから、母と妹夫婦と妻の板挟みの状態に陥った僕は、更に精神的に疲弊してマイッてしまい、いつもお尻に火が付いている心境で、なおかつ初期の鬱状態に入りかけの状態でした。

趣味の音楽CDやDVD等のコレクションや、ライヴなどイベントなどの参加で、そんな自分のツラい心境を紛らわし、いわゆる「逃避」行動を続けていましたが、どうにかなるわけではありません。

そんな状況の中、僕がメンターとして共感し、いつもブログやメルマガを読んでいる立花岳志(たちばなたけし)さんが、ぼくと同い年で、九星気学の星が同じ「四緑木星(しりょくもくせい)」で、昨年が大凶で、お金にかなり苦労して離婚もした大変な年だったらしく、今年も凶だということを知りました。それまで、占星学や神社参りなど全く興味がなかった立花さんが、今年になってから毎日頻繁に神社に行ってお参りをし、正式参拝(御祈祷)を行って、運勢が好転していることも知ったのでした。

(⇒とても長くなったので、次回に続きます)