肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

外出自粛中の自損事故(その2)

前回からの続きです。

pilgrim1969.hatenablog.jp

その後、一応サイゼリヤに入ったのですが、とても何か食べられる状況ではなく、いつもだったらパエリアとかドリアを頼むのですが、小さなアスパラガスのサラダとドリンクバーしか喉を通りませんでした。

私の敬愛するプロブロガーの立花岳志さんが、「物事には「メリット」と「デメリット」があり、常にそのように考えていけば、どんなにツラい状況でも乗り越えていけますよ。」と言っていたのを思い出し、「この場合のメリットとは何だろう?」と考えましたが、気が動転して、考えつくはずもなく、やっとの思いで近くのオートバックスに電話をしました。

「緊急事態宣言中だから、もしかしたら営業していないかも」という思いがよぎりましたが、すぐに男性の店員の方が電話に出て、午後7時まで営業しているので、午後6時まで来てほしいとのことでした。

 もう早く解決したい一心で、カミさんがパエリアを平らげるのをソワソワしながら待ち、すぐに店を出ました。

車のところに戻り、再び傷や凹みを確認し、余計に落ち込みながら、オートバックスに向かいました。

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ミジメなキズと凹みの愛車(T_T)

近い距離なのですが、とても長く感じました。

「人をハネたりして、人身事故じゃなかっただけ良かったじゃない」

「コロナウィルスで、国から一律10万円給付されて、うちら二人で20万円入るんだからいいじゃない、そのお金で直せば」

と、カミさんはいろいろと慰めますが、こういう時はなかなか耳に入りませんね。

何を言われても、「そういう問題じゃない」と納得しない感じです。

「ああ、何でこんなことをしてしまったんだろう・・・」

「せっかく国から20万円支給されて、貯金したり好きなもの買えたり出来たのに・・・」

「カミさんが、横から、ああだこうだ、うるさく言って、オレの運転の邪魔をしたからだ」

などと、ネガティブなことしか頭に浮かびません。

やっとのことで、オートバックスに到着し、車を停め、受付を済ませて、カミさんと一緒に待っていました。

頭に浮かぶことはただ一つ「一体いくらかかるんだろう・・・」でした。

程なくして、40代くらいの男性店員の方が出てきて、車のキズの状況を見てみようということになり、見てもらいました。

「ああ・・・これは・・・」

この言葉を聞いて、50万円くらいは覚悟しなくてはと思いました。

「このドアのキズとか、タイヤの上のフェンダーのキズは、塗装やパテ埋めでなんとかなるのですが、このフェンダーの凹みがね・・・」

「だいたいいくら位、かかるんですかね・・・」

「このドアや、タイヤの上のフェンダーのスリ傷は、1箇所2万円くらいで、計6万円くらいとして、このフェンダーの凹みは一体となっているパネルをそっくりそのまま替えなくてはならないのですが、まあどこかで切断して、その部分を替えるという感じですかね」

すかさず、「50万円くらいかかりますか?」とカミさんが聞くと、

「いやあ、そんなにはかかりませんよ。見た目全くわからない状態にするのだったら30万円前後、よく見ればわかるけど・・というレベルで良ければ20万・・23万円位が上限だと思いますよ。」

この言葉で、少し安心しました。

とりあえず、詳細に見てもらって、見積もりを作成してもらうことにしました。

ただ、20万~30万円だとしても大金です。

保険会社に電話して、確認し、車両保険に入っているので、とりあえずは対応できるとのことでした。

ただし、保険を使うと、次回更新以降の保険料が上がってしまうので、そのあたりを明日までに伝えてもらうことにしました。

その後しばらく待っていると、先程の店員さんがやってきて、とりあえず、見積作成が終わったと伝えられました。

その金額はというと・・・

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完全にキレイに修理した場合の金額。先程話したときよりちょっと高い。

 先ほど話していた金額よりはちょっと高いですが、保険で対応することを検討していることを話すと、「保険を使うのであれば、このくらいお金かけてきちんと直したほうがいいですよ」と言われました。

保険を使うか使わないかという判断は、修理代金20万円を超えるか超えないかのラインが基準となるそうです。

「よく見れば、わかるけど・・・」というレベルで良いのであれば、20万円ギリギリで済みますが、20万円だって大金であり、これを実費で払うのは結構痛い出費です。

ただでさえ、今世の中はコロナウィルスの渦中にあり、この先社会がどうなるかわからないし、僕自身でさえどうなるかわからない状況です。

出来れば現金は手元に残しておきたいし、保険を使えば当面は現金の放出は避けられます。

そこで、見積書だけもらい、あとは保険会社からの連絡を待って決めようと考えました。

(続く)