先日6月6日に緊急事態宣言後初めて鎌倉に行き、ブログをアップしました。
天気も悪く、まだ緊急事態宣言が解除されたばかりのせいか、人は少なく、ガラガラの印象でした。
今回(6月20日(土))は、澄み渡る夏空で、陽気も夏らしく暑く、全く正反対の印象でした。
私の家からは車で普通だったら1時間ちょっとで着くのですが、この日は2時間半もかかってしまいました。
ご本堂は現在修復工事中のため、残念ながら参拝することは出来ず、すぐ横にある「開山堂」が仮本堂となっており、こちらに参拝させていただきました。
このお寺は、参拝客がそれほど多くなく、とてものどかで静かな雰囲気を漂わせています。
仮本堂の奥には、「大聖閣」と書院の建物があり、その手前に「記主庭園」と呼ばれる立派な蓮池があります。
蓮の花はまだそれほど咲いていませんが、葉が茂っていて、壮大な感じです。
錦鯉と、亀が泳いで、蓮の茎を揺らせていました。
この風景を座って見渡せるベンチがあり、しばらくこの場所でボーッと眺めて、憩っていました。
この建物を出て、少し歩くと、なぜか高倉健さんのお墓がありました。
「なぜ、このお寺に健さんのお墓があるのだろう・・・」
不思議に思いましたが、調べてみると、高倉健さんは北条一族の苅田式部大夫篤時という武将の子孫なのだそうです。
生前、高倉さんは北条氏の菩提寺・宝戒寺への供物を欠かさなかったそうで、鎌倉幕府が滅亡する時に、北条一族が集まり、一斉に自害した東勝寺跡の腹切りやぐらには先祖供養のための塔婆も立てられていたそうです。(サイト:「鎌倉手帳(寺社散策)」https://www.yoritomo-japan.com/komyoji-takakuraken.htm 参照)
このお寺には猫が多く生息していて、健さんのお墓の前で、のんびりくつろいでいました。
光明寺のホームページはこちらです。
http://komyoji-kamakura.or.jp/
光明寺を出て、おなかが減ったので、プロブロガーの立花岳志さんがブログで薦めていた、近くの材木座海岸沿いの「キコリ食堂」に行きました。
時間はもう午後3時近くになっていて、「大丈夫かなあ」と心配だったのですが、案の定、もうランチの受付は終了とのことで、午後5時まで入れないとのことでした。
ガッカリしましたが、まあ次の機会にと、京急バスで鎌倉駅まで戻り、小町通りのお店を探すことにしました。
小町通りに入ってすぐの1階が「どんぐり共和国」の建物の2階に、定食屋があり、ここの生しらす+釜揚げしらす丼が思いのほか、とてもボリュームがあって美味しかったです。
確か、大盛りにして100円増しで1280円(税別)だったと思います。
海鮮丼地魚「湘南しらす・五八」という店です。
その後、小町通りを散策した後、本当に久しぶりに鶴岡八幡宮に行きました。
すると、階段の麓で、「自分で祓うお祓い所」という催しが開催されていて、茅の輪くぐりとお祓いをしました。
茅の輪をくぐり、お賽銭を上げて、宮司さんに短時間ですが、きちんとお祓いしてもらいました。無料です!
なんか、とても得をした気分です。
毎年6月30日と12月31日の年2回、水無月の大祓( みなづき の おおはらえ )というお祓いの儀式を行うのですが、古来から大祓式は疫病災変などに際して行われたこともあり、今年はコロナウィルスに対抗するため、参拝する方みんなに、当日に限らず大祓に参加して、自分自身でお祓いできるよう、自祓所を設置しているとのことです。
しばらくやっているとのことで、ご興味があったら、行ってみてください。
詳細は、鶴岡八幡宮のホームページです。
https://www.hachimangu.or.jp/news/
その後、鶴岡八幡宮の長い階段を昇りました。
10年前に倒木してしまった大イチョウの跡に、その大イチョウから生えていた苗木を植えたのですが、あれから随分成長したようで、安心しました。
その後、鶴岡八幡宮を出て、若宮大路沿いの甘味処の「山里」にまた行ってしまいました。
今回は、抹茶クリームあんみつをたのみました。
閉店時間20分くらい前に入ったのですが、お店の方は快く入れてくださって、本当に感じの良いお店です。
もちもちとした歯ごたえの良い白玉は絶品でした。
つぶあんと、甘い栗の大きなピースのハーモニーが絶妙でした。
山里段葛店のホームページはこちらです。
今回の鎌倉も本当に良い想い出となりました。
光明寺はとてものどかで静かな雰囲気で、喧騒を逃れたい方にはピッタリで、とても癒やされます。また行ってみたくなりました。
次回は、また材木座に近い、妙本寺・安養院・安国論寺などに行き、今回食事ができなかった「キコリ食堂」で食事をしてみたいと思います。