少し過ぎてしまいましたが、先日(2020年6月18日)は、ポール・マッカートニーの誕生日でした。
ポール・マッカートニーは言わずとしれたザ・ビートルズの元メンバーで、60年近くの音楽キャリアを持つロック・レジェンドです。
最後にポールと会ったのは、2018年11月1日の東京ドームでの「FRESHEN UP JAPAN TOUR 2018」でした。
約3時間にわたり、31曲+アンコール6曲の全37曲を熱唱・演奏してくれました。
当時76歳でしたが、水を飲むこともなく、とてもパワフルでした。
ジョン・レノンに捧げる「Here Today」、ジョン・レノンの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハート・クラブバンド」での傑作「Being For The Benefit Of Mr. Kite! 」を歌ったり、ジョージ・ハリスンの「Something」をウクレレを弾いて歌ってくれたり、ファンへのサービス精神に溢れたライブでした。
2018年9月に発売したポールの最新作「Egypt Station」は、80年代の名作「Tug of War」以来36年ぶりに、全米で1位となったそうで、僕も結構このアルバムは気に入っており、ヘビー・ローテーションで聴いています。
中でもトランプ大統領のことを皮肉った「Despite Repeated Warnings」は、なかなか奥深い歌詞で、かなり一聴の価値はあると思います。
ポールは元々歌詞に重きを置かないタイプのアーティストで、政治的なこととも距離を置いていましたので、こういう曲は珍しいと思います。
最近では、コロナ禍の中、4月19日にレディ・ガガが提唱したチャリティ・コンサート「One World :Together at Home」で、ビートルズの名曲「Lady Madonna」を歌って、医療従事者の方々にエールを送りました。
70代も精力的な活動を続けていたポールも78歳、80歳を目前にし、いつまで続けられるのか、ファンとしても心配です。
コロナのため、今までのようなライブ活動も難しくなった今、どのような形にせよ、またポールのライブに行って、ポールに会えることを切に願っています。