肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

再び鎌倉(極楽寺~長谷コース)

今週も鎌倉に行ってしまいました。

今回は、極楽寺~長谷コースです。

江ノ電極楽寺駅で下車し、すぐそばにある極楽寺からスタートしました。

極楽寺は、鎌倉時代中期の創建、北条重時が建立を進め、忍性という僧が招かれて開山したと伝えられます。

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極楽寺の山門前を、綺麗な紫陽花が咲き誇る

忍性という人は、「生き仏」と言われたくらい、慈悲深い人だったらしく、この境内で病気などで苦しむ人々を救うための様々な慈善事業を行ったとのことです。

七堂伽藍を備え、様々な救済するための建物が建ち並んでいたとのことですが、その後度重なる戦乱や大火によって、当時の面影はほとんど無く、残っているのは、本堂の横にある、当時薬を処方するために薬草をすりつぶすのに使われたとされる石臼と石鉢のみです。

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本堂の横に佇み、往時の面影を残す、薬草をすりつぶすのに使われたとされる、石臼と石鉢

このお寺は本当に静かで厳かで、とても気持ちが落ち着きます。

 

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本堂に参拝 コロナウィルスも含め、色々な想いを込めて

とても緑豊かで静かで、日常のストレスから開放された気がします。

 

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緑豊かな境内 蓮が池の中で茂っている

頂いた御朱印も何とも力強く、頼もしい感じです。

 

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極楽寺で頂いた御朱印 力強く包み込んでくれるような迫力です。

 

極楽寺を出て、道沿いに真っ直ぐ行くと、長い階段があり、登っていくと、成就院(じょうじゅいん)というお寺の入口があります。

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成就院の西側の入口門扉 「西結界」と言われている

このお寺の前からは、はるか遠くの海や砂浜が一望でき、とても良い景色です。

 

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相模湾が一望できる、極上の景色

 

数年前までは、このお寺の前の階段の両脇一面に、綺麗な紫陽花がたくさん咲き誇っていたのですが、改修工事した後、なくなってしまいました。

たくさんの人たちが、紫陽花を見るために集まっていたのですが、今ではまばらです。

あまり、多くの人たちに来てほしくなかったのでしょうか。

とても残念です。

成就院を出た後、僕たちがいつもいちばん行きたいと思っている御霊神社に向かいました。

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御霊神社の鳥居 この前を江ノ電が走り抜ける有名な神社

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鳥居の前を江ノ電が走り抜け、紫陽花が咲き誇る、とても絵になる景色です。

この神社は、平安時代後期のこの地域の豪族だった鎌倉権五郎景政を祀った神社として知られています。権五郎は武勇に優れた武将として知られ、源義家に連なって戦に従軍し、敵に左目を矢で射られながらも戦って、その射手を倒したと言われています。

このことから、「眼病平癒」の神様として、崇められています。

僕たちも、この約10年間のたびたび苦難が訪れてきた、いちばん苦しかった時期に、この神社と出会い、たびたび参拝に訪れ、熱心にお祈りしました。

4年前の重度の眼の飛蚊症を患ったときは、藁をもすがる気持ちで、たびたびお祈りしていました。

そのおかげのせいか、手術してもらえる医者を見つけることができて、無事完治しました。

なので、本当に感謝していて、心の拠り所になっているのが、この御霊神社です。

桑田佳祐さんも、時々深夜に訪れることがある、鎌倉でいちばん好きな神社だと、昔ラジオで言っていました。

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御霊神社の本堂の後ろ側に、多くの紫陽花が咲き誇っている。

この日も宮司さんがいらっしゃり、朱印を書いてもらいました。

この神社の猫は有名らしく、御霊神社の朱印帳の表紙にも載っています。

宮司さんに朱印を書いてもらっている時に、その猫が現れ、朱印を書いている宮司さんの筆の上をまたいで、挨拶に来てくれました。

宮司さんは怒ることもなく、穏やかな笑みを浮かべていたのが印象的でした。

かなり可愛がっているのでしょう。

御霊神社では、御朱印を2種類頂きました。

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御霊神社の「福禄寿」の御朱印 書いているところを猫がまたいだのに、乱れていない。

こちらは「福禄寿」の御朱印ですが、宮司さんが一心不乱に書いているところを猫がまたいだのに、まったく乱れていません。さすがです。

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御霊神社の代表の御朱印 女性の宮司さんに書いて頂きました。

 

御霊神社を出て、すぐ隣の長谷寺へ向かいました。

すでに午後3時半を回っていたのと、ここまで来て、蒸し暑さと歩き疲れで、長谷寺の門前にある「てらやカフェ」で、アイス抹茶ラテを飲みました。

長谷寺資本の「テラズ株式会社」が経営するカフェですが、ここがなかなかオシャレでいい感じです。内装もオーシャブルーの石調のタイルを敷き詰め、ラテもなかなか美味しい。

思わず、ここで売っていた「和み地蔵」のミニチュアを買ってしまいました。

写真でご紹介したかったのですが、長くなるので、また別の機会にご紹介します。

一応、テラズ株式会社のホームページはこちらです。

http://kamakura-teras.jp/

 

早速、長谷寺の入場チケットを電子マネー券売機で購入し(画期的!鎌倉のお寺では長谷寺建長寺だけだったと思います)、中に入りましたが、まあ、長谷寺の管理の行き届いた庭園には感激しました。

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長谷寺の山門 このお寺は本当に華美で、庭園を始め植物の手入れが行き届いています。

入口の脇に、御朱印受付所があり、すぐ申し込んだら、ものの2・3分くらいで3冊全て書いていただけました。

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長谷寺御朱印 「鎌倉観世音第四番」のパターン すぐに書いて頂いたのに、素晴らしい書体です。

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長谷寺御朱印 「大黒天」のパターン 力強く「出世開運」が開けそうです。

 

長谷寺は会社を設立して、カフェやレストラン・土産物ショップを経営していたりして、「商売上手」な印象がありますが、寺内はとても管理が行き届いているので、とても気分が良いです。

経堂の裏手の「眺望散策路」に、夥しい数の紫陽花が咲き誇っており、ここは有料となります。昨年までは500円でしたが、1000円に値上がりしていました。これはちょっとやり過ぎかなあ、と思いましたが・・・

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長谷寺ご自慢の、無数の紫陽花が咲き誇る「眺望散策路」とても壮大です。

まあ、でもとても素晴らしく、やはりこれだけの綺麗で立派な紫陽花を咲かせるためには、それなりの大きな手間がかかるのだから、仕方ないのかもしれません。

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長谷寺にて命名した新種の紫陽花

長谷寺名物の弁天窟と呼ばれる洞窟に入り、弁財天様にもご挨拶しました。他に十六童子が祀られており、ひんやりして別世界のようです。

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弁天窟の弁財天様 ここは弘法大師が修行のために籠もったと言われている。

 

長谷寺を出て、すぐ近くの「鎌倉オルゴール堂」に入り、様々な素晴らしいオルゴールを眺めて、音を聴きながら、参拝で疲れた身体を癒やしました。

そこで、大好きなビートルズのオルゴールCDを購入したのですが、これがとても素晴らしい!

毎日寝る前に聴いていますが、すぐに眠れます。

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鎌倉オルゴール堂で購入したビートルズのオルゴールCDと、蓄音機型オルゴール

こちらが鎌倉オルゴール堂のホームページです。

https://www.otaru-orgel.co.jp/j_kamakura.html

 

いつもながら、とても長くなってしまい、すみません。

鎌倉は本当に奥が深く、興味深い。

また、別のコースを散策したら、ご紹介します!