肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

さよなら、としまえん(その2)

前回のブログの続きです。

前回はこちら ↓

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

1時間以上行列に並び、やっとのことで、フライングパイレーツに乗り込みました。

 

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遠心力で振り子のように動く「フライングパイレーツ」

 

遠心力で振り子のように、力強く上下するのですが、後ろまで大きく上がった後、一気に前の方に下がっていく時の、お腹のあたりの気持ち悪さは、なんとも格別でした。

前にも乗ったことがありましたが、これは何度経験しても、慣れないものですね。

結構、コワかったです。

 

ふと前を見ると、行列で僕たちの前に並んでいた、仲間割れしていた十代の4人組が乗っていて、途中消えてしまって他の3人からひんしゅくを買っていた太った女の子が、仲間と一緒に普通に笑って楽しんでいました。

「なんだかんだ言って、楽しんでいるのだな・・でも、他の3人はきっと頭に来たことは決して忘れないから、4人の関係性はこれっきりになるんだろうな・・」

などと、どうでもいいことを考えてしまいました。

 

フライングパイレーツを乗り終わり、とても暑いのと、お腹が減って、のどが渇いたこともあり、涼しい休める場所を探しました。

ところが、レストランはどこも満席で長蛇の列であり、ゲームセンターや売店がある建物に入ったのですが、騒々しいのと、混んでいるのとで、休む場所もなく、しかたなく、比較的空いている売店で、ホットドッグとフライドポテトとドリンクのセット(1,000円)を買い、屋外のテーブルとベンチがあるスペースを見つけて、そこで食べることにしました。

春や秋の季節だったら良かったのですが、炎天下で蒸し暑い屋外で食事をするのは、結構な苦痛でしたTT まあ、ホットドッグが思いのほか、とても美味しく、パン生地がすばらしかったのが、せめてもの救いでした。

 

お腹を満たした後、なるべく混んでいないアトラクションを探したのですが、なかなか無いもので、その中でも「ミラーハウス」と「お化け屋敷」は意外にもほとんど並んでいなかったので、入ることにしました。

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珍しく行列が無かった「お化け屋敷」猛暑の中、しっかり「涼む」ことができました。

としまえんのお化け屋敷は、結構コワいと聞いたことがあり、昔行ったときもコワかった想い出があったのですが、今回改めて入ってみると、正直そんなにコワくなかった印象を受けました。

突然「ギクッ」とすることがなく、なんだか平和な感じで出口にたどり着きました。

 

次に乗ったのは、「マジック」

見た目は、メルヘンチックで、サーカスや曲芸の世界といった感じですが、乗り物が回転して上下に昇降するので、意外にスリルがありました(汗)

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見た目のメルヘンさとは裏腹に結構スリルがあった「マジック」

その後は、「ロッキンタグ」「模型列車」に乗り、のどかに楽しみました。

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「ロッキンタグ」 「フライングパイレーツ」のミニ版といった感じでしょうか。それほどコワくなく、爽やかな風に吹かれながら、楽しめました。

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「模型列車」 としまえんの自然の中を巡り、とても良かったです。

その後、「としまえんのもり昆虫館」に入ってみました。

珍しい種類のカブトムシやクワガタ、ナナフシやゴキブリ(!)までいて、なかなか興味深かったです。

世界のカブトムシやクワガタが放し飼いにされているコーナーがあって、ちょこっと触ることが出来ました。

 

そろそろ夕方になることで、子供連れの家族は帰るころで、空いてくるかなあと思いましたが、全く空いてくる気配はなく、次は比較的空いていた「イーグル」に乗ることにしました。

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クルクル回りながら、35mの高さまで昇っていく「イーグル」絶景の景色を楽しめました。

なんだかんだ言って、50分くらい行列に並びましたが、35mの高さから見た景色はまさに絶景でした。

としまえんの周りはまっ平らな平地で住宅地なのですが、なかなか良い眺めでした。

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絶景の景色を楽しめたとはいえ、結構な速さでクルクル回るので、スリル満点でした!

「イーグル」を乗り終えたころには、すでに夕焼けの景色で、午後6時半を回っていたので、一番のお目当ての「カルーセルエルドラド」に絶対乗りたいと思い、急いで向かいました。

しかし・・・

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午後6時半を過ぎても、長蛇の列の「カルーセルエルドラド」

行ってみて、「カルーセルエルドラド」の周りを2周ぐらいしている長蛇の列を見て、潔くあきらめました・・・

 

代わりのアトラクションに乗って終わりにしようと思ったのですが、閉園時間の午後7時が迫っており、ほとんど受付は終了していました。

先程乗った「模型列車」はまだ受け付けていたので、これに乗って、としまえんの想い出を締めくくろうと思いました。

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最後に乗ったのは「模型列車」イルミネーションがとても綺麗でした!

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最後のとしまえんを偲ぶ、我が妻と、夕闇のイルミネーション

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閉園時間の午後7時間近だというのに、まだ長蛇の列でした。

 

まあ、正直行って、としまえんのアトラクションのオペレーションはお世辞にも良いとは言えず、炎天下でも暑さを避ける場所も少なく、それらの少しでも改善しておけば、もう少し生きながらえたかもしれないなあ、という印象はありました。

はっきり言って、東京ディズニーランドとは天と地の差です。

 

でも、8月31日で閉園は決まってしまったので、いまさらどうすることもできません。

 

僕にとっても、としまえんは幼少の頃、二十歳くらいの青年の頃、17年前に妻と一緒に遊びに行った想い出など、いろいろと想い出はあります。

今はただ、静かに、それらの想い出とともに、さよならを言うのみです。

 

ちょうど閉園の前日(2020年8月30日)、山下達郎竹内まりやが、FM東京の「山下達郎のサンデーソングブック」で言ってましたが、二人にとってもいろいろと想い出深い場所だったそうです。

達郎は、高校時代のガールフレンドと、としまえんのプールに行き、青春時代の一コマを飾った大切な場所だったそうです。

その時の想い出が、名曲「さよなら夏の日」を作らせたと言っていました。

また、アンルイスのコンサートに飛び入りで「BOMBER」を歌ったこともあったそうで、その後アンルイスととしまえんで遊んだそうです。

 

竹内まりやも、デビューして初めての無料コンサートを、としまえんボーイハントの格好をして行った想い出を話していました。

 

閉園した後は、ハリー・ポッターのエンタテインメント施設となるようで、としまえんで活躍したアトラクションのうちの8体のみが、他の遊園地に移送されるそうです。

あの「カルーセルエルドラド」は、」解体されて、西武グループの倉庫に保管されるそうです。

 

さよなら!としまえん