肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

DOUBLE FANTASY / John&Yoko vol.2

前回の続きです。

前回のブログはこちらです。

pilgrim1969.hatenablog.jp

実は、先日のブログの後、12月12日(土)に、またダブル・ファンタジー展に行ってきました。

前回11月7日の時は、なんとなく来場者がイマイチ少なく感じ、「大丈夫かな~、ジョンとヨーコもそろそろ飽きられてきたのかな~」と心配になってしまいましたが、今回は結構大入りの状況で、かなり安心しました。

あれから、NHK民法各局で、ジョン&ヨーコの特集番組を放映していたし、12月8日のジョンの命日後ということが影響したのでしょう。

 

今回はジョンとヨーコが出会って結婚し、様々な活動がピークを迎えた1969年からです。

ジョンとヨーコが平和運動の一環として、アムステルダムモントリオールで「ベッド・イン」を行った時に、ジョンが実際に演奏で使っていたギターが、当時の写真と模倣したベッドとともに展示されていました。

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ジョンは2度のベッド・インで、このギブソンアコースティックギターを使って演奏しており、二人の自画像が描かれています。 よーく見てみると、ジョンが演奏時に付けたと思われるたくさんのキズがあり、「ああ、このギターは当時本当にジョンが実際に手に取って演奏したギターなんだなあ~」と感激してしまいました。

このベッドのすぐ左側で、12月4日に奥田民生さんとmilet(ミレイ)さんが、「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」を歌って、トークライブを行ったそうです。観に行けなかったのが残念ですが、オフィシャルサイトでYou Tubeで公開しているそうです。

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左側の黄色地に黒字のサインは、アムステルダムのホテルの窓に実際に貼られていた現物のものだそうです。右側は「Give Peace A Chance」レコーディング時に実際に使用されたジョン手書きの歌詞です。

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なかなか貴重なものが展示されていました。左下の「BAG ONE」と書かれた白いバッグは、署名とシリアルナンバーが書かれた14枚のリトグラフが収められており、当時300セットで限定発売された、マニア垂涎の超貴重なアイテムです!

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このような貴重なジョン手書きの歌詞原稿がところどころに展示されています。

これらは主に「Sometime in NewYork City」時代の手書き歌詞原稿で、左上は「Happy Christmas」の手書き歌詞原稿と、貴重な初版シングルレコード、左下は「Power To The People」のB面のヨーコの曲が差し替えられる前の回収された初版シングルレコードです。

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このような変わった書類も展示されていました。ジョンとヨーコがアメリカ政府から国外退去命令を出されていた時代のものです。移民局からの国外退去命令の書簡をはじめ、ジョンとヨーコを支援する手紙やジョンとヨーコをアメリカに在留させるため、様々な人が署名したと思われる入国嘆願書(知っている人がいるかと探してみましたが、ちょっと見当たりませんでした)、右下はこれらの一連の困難に嫌気が差したのでしょうか。空想上の国を作ると宣言した1973年4月1日付の「ヌートピア建国宣言書」がありました。

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1972年~1973年頃、ジョンがよく来ていたミリタリー・ジャケットです。

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「失われた週末」時代にボブ・グルーエンが撮影した有名な「New York City」Tシャツです。僕も2枚持っています。

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ヨーコに関する珍しいものもたくさん展示されています。1971年の「THIS IS NOT HERE」個展のポスターやパンフレット、「グレープフルーツ」発売記念の二人のサインが入った子供用のTシャツなど。

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ニューヨーク・ヒルトンホテルで書かれた「Imagine」の手書きの歌詞原稿です。名曲の歌詞も初めはホテル備え付けのメモ紙に書かれたのですね。

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「失われた週末」時代の1974年2月18日のヨーコの誕生日に、ジョンがプレゼントとして贈った手鏡。「TO BEAUTIFUL YOKO・I LOVE YOU・JOHN・2・18・74」と書かれていて、ジョンの悲痛さが伝わってきます。そのころ、ヨーコはその上に展示してある「女性上位ばんざい」のシングルレコードを日本で発売して、日本でライヴを行うなど、精力的に活動していたそうです。

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「失われた週末」時代に発売されたジョンのソロ・アルバム「Walls and Bridges」の初版レコード 奥田民生氏がこのアルバムが一番好きだと言っていました。僕も好きです。左横の手書きの歌詞原稿は、同アルバムに収められていて、エルトン・ジョンと共作して発売された「Whatever Gets You Thru the Night」です。この曲が一位となり、ジョンはエルトン・ジョンのライヴに飛び入り参加することになりました。

また長くなってしまったので、続きはまた次回へ。
次回はジョン最後の時代となる1975年~1980年です。

 

ジョン&ヨーコの「ダブル・ファンタジー」展は、来年1月11日まで開催中ですので、ご興味のある方は、どうぞ下記リンクからお申込みください。

doublefantasy.co.jp