このところ、コロナ禍の最中にもかかわらず、山下達郎氏の活動が活発化しており、2020年12月20日には氏のFM東京のレギュラー番組である「山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック」を2時間スペシャルにして、妻の竹内まりやと恒例の年末夫婦放談をやったり、9月から各地で開催していた「山下達郎 Special Acoustic Live展」が東京池袋パルコで12月18日から開催したり、12月26日には2回目のオンライン配信ライブとなる「Tatsuro Yamashita SUPER STREAMING ACOUSTIC LIVE in Live Music JIROKICHI supported by G-SHOCK」を行ったりと、山下達郎ファンの僕としては、かなり喜ばしいのですが、かなり忙しく、振り回された年末となりました。
どれもお伝えしたいものばかりですが、今回は東京池袋パルコで開催されている「山下達郎 Special Acoustic Live展」の模様をお伝えしたいと思います。
僕は、平日の12月22日(火)に会社帰りに一人で行き、12月27日(日)に妻と一緒に行きました。
12月18日から26日までが前半、27日から1月4日までが後半ということですが、展示物の違いはなく、シアターライブでの演奏曲に若干の違いがあるくらいです。
池袋パルコでは、2020年12月18日から2021年1月4日まで開催されており、現時点では開催中で、写真撮影は禁止なので、ほとんど詳細はお伝えできませんが、簡単にお伝えできることをお伝えしたいと思います。
チケットですが、これは前売り券を買ったほうが断然お得です。
前売り券は2000円で、限定非売品のノベルティがもらえるのですが、当日券だと2300円となったうえ、ノベルティはもらえません。
狭い入場口をくぐると、山下達郎氏の年表式のこれまでのキャリアが壁に書かれており、近年行われたAcoustic Live展の写真が壁に展示されています。
注目に値するのは、達郎氏が使用していた実物のギターが3本、展示されていました。
それぞれのギターに様々なキズがついており、氏が激しく使い込んだ形跡が伺われます。
12月26日の「Tatsuro Yamashita SUPER STREAMING ACOUSTIC LIVE in Live Music JIROKICHI supported by G-SHOCK」でも氏が使っていたGUILDのアコースティックギターも展示されていました。
また、ステージ衣装?が2セット展示されていました。
氏の定番の長袖カッターシャツと、ノンウォッシュデニムのジーンズです。
僕はすっかり私服だと思い込んでいたのですが、とても生地が良くて仕立ての良いシャツと、ラングラー?と思われるヴィンテージっぽいジーンズでしたので、やっぱりステージ衣装なのでしょうか。
進んでいくと、壁に、主にライブ年表が記されていて、その時々のツアーで発売されたパンフレットが展示されていました。
パンフレットだけではなく、ツアースタッフなどが携帯するIDカードのようなものや、氏が演奏時に使っているタンバリン(リラックマなど可愛いキャラクターがデザインされているのは何か不釣り合いで意外でした)なども展示されていました。
山下達郎氏は、中学・高校時代はブラスバンド部に所属していたようで、意外とドラムには愛着があるようで、実際に使っているドラムセットが展示されていました。
ドラムセットはとても高級品のようで、氏が「Ride On Time」でブレイクした後も、なかなか購入できなかったようです。
また、興味深かったのは、山下達郎氏の大ヒット曲である「クリスマスイブ」の歴代のレコード・シングルCD・CDがすべて展示されていました。
これは一見の価値はかなりあると思います。
その後は、シアターライブの会場(15人程度が座れる狭い空間ですが)に通され、2016年10月に行われた新宿ロフトでの映像を大音響とともに、楽しみました。
いつもは家のパソコンやiPhoneで、音楽を聴いていましたが、あまりの音の良さと迫力に度肝を抜かれ、正直言って、それだけで感動しました。
聴こえなかった音がはっきり聴こえ、やっぱり本物の音響システムを舐めてはいけないなあと、違うところで感心してしまいました。
シアターライブを出ると、歴代のライブのステッカーが所狭しと展示され、歴代のライブの写真と、ステージのイメージイラストが展示されていました。
一応、ここまでで終了で、出ると、グッズ売り場となります。
なにはともあれ、日本の音楽界の至宝である山下達郎氏のキャリアをきちんと理解できる展示会です。
東京池袋パルコでは、1月4日までとなりますが、ご興味のある方は下記のサイトからどうぞ。