先日の土曜日に、たまたま買い物で、大丸東京店に行って、エレベーターを昇っていたところ、7階の正面にジーンズショップの催事が目に付きました。
妻が先に引き込まれるように、入っていき、僕も引っ張られるように入っていくと、そこは珍しいデザインや縫製のデニムウェアの山でした。
僕は若い頃から、デニムが大好きで、今でもリーバイスやエドウインのジージャンやジーンズを履いたりしていますが、この「Graph Zero(グラフゼロ)」というブランドは初めて目にしました。
若い店員さんに聞いてみると、「ジーンズの聖地」と呼ばれる岡山県の倉敷のブランドだそうで、もともと家業が生地屋だった代表の方が継いだ時に、大好きだったジーンズのブランドを2004年に立ち上げ、一つ一つ手作りで製作するオリジナリティー溢れるデニムウェアを作り続け、今日に至るとのことでした。
最近は、コロナの影響もあって、ファッションにお金を使う人が激減し、アパレルメーカーがどんどん衰退して、倒産するところも出てきており、街を歩く人のファッションを観察すると、正直言って、安っぽいカジュアルな服を着ている人が老若男女問わず、増えてきているような気がしていました。
ユニクロやGU、しまむらなどの安価で機能性が優れたファッションが台頭し、面白い服がどんどん無くなってきているなあと感じていました。
しかし、このブランドは久しぶりに衝撃を受けました。
まず、デザインが個性的でオリジナリティー溢れているのですが、一つ一つ手作りとあって、縫製が非常に丈夫で優れており、今ではほとんど見られなくなった「ヘリンボーン織り」とのことです。
また、元生地屋ということもあって、ジーンズとしてはとても厚みのある丈夫な16オンス(普通は14オンス)で、パリパリに硬い生地でした。
ジージャンは24,000円と、決して安くはありませんが、それだけの価値はあると思われる斬新でシャープなデザインと、しっかりした縫製です。
若い店員さんたちは皆このブランドのジージャンを着用し、ジーンズを履いていて、とても商品に自信があり、誇らしげのある感じでした。
自分たちでこれらの服を作っているようで、職人でもあり、お客さんにコーディネートなどを提案するファッション・コンサルタントのようでもあります。
僕たちはとても気に入り、僕はジージャンだけでなく、このデザイン・縫製のジーンズもぜひ手に入れたくなってしまいました。
妻も同じフレアースカートの色違いが気にかかっていたようです。
ということで、一週間後にまた来てしまいました。
2回目で購入した商品は以下のとおりです。
3月2日まで大丸東京店の催事場で営業していましたが、すでに終わってしまい、また東京方面に来る予定は今のところ無いとのことでした。
ご興味のある方は、ぜひオンラインショップでお楽しみください。
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