肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

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飛蚊症にお悩みの方に朗報(その10)右眼の手術を終えて

前回の続きです。

右眼の飛蚊症の手術を終えた後のお話です。

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

右眼の手術を終え、就寝前に目薬をさすため、眼帯を取った後、右眼を見開くと、なんとあれほど僕を悩ませていた黒い糸くずやゴミのようなものは、すっかり消えていました。

この爽快な感覚は、手術をした人にしかわからない感覚です。

でも、鏡を見ると、右眼の白眼の部分は真っ赤になっていて、じんじんとした痛みがあり、目薬を手早くさすと、すぐにガーゼを巻いて、眼帯を付けました。

その日は、手術をするまでの膨大な待機時間と、その心労と、手術中の極度の緊張感のため、メチャクチャ疲れていたようで、すぐに寝入って、ぐっすり眠りました。

右眼だけでも飛蚊症から解放されたこともあり、本当に久しぶりの安堵感に満ちた心地よい眠りでした。

 

翌日の昼過ぎに、点滴棒を付けながら、入院服姿で、診察室の前で待っていました。

前日手術を受けた患者さんたちも一緒でした。

名前を呼ばれ、中原先生に手術した後の眼を診てもらいました。

中原先生は、いつになく元気で爽快な表情で、

「○○さん!すっかり眼の中の濁りが取れましたね!手術した時の出血した血液がかなり残っていますが、しばらく経てば硝子体に吸収されて無くなりますので、心配ないですよ。」

と、手術の成功の手ごたえを感じているようでした。

僕も、中原先生への感謝の念が込み上げて、

「先生!本当にありがとうございます!今まで本当に地獄のような苦しみでしたが、やっと解放されました!ありがとうございます!」

と何度もお礼を言い続けました。

中原先生はにこやかな表情で、

「本当に良かったですね。僕も本当にやって良かったと思っていますよ。まだ左眼がありますので、しばらくは安静にしていてください。一週間は顔を洗わず、お風呂にも入らないでください。目薬はたくさん処方しますが、全て一日5回眼にさしてください。一週間後、また来てくださいね。」

と言って、僕を見送ってくれました。

 

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右眼だけでも手術した後と前では、天国と地獄の違いでした。黒い糸くずやゴミのようなものが無くなった後の爽快な感覚は、飛蚊症に苦しめられた人にしかわかりません。

 

手術した後の眼は、とてもデリケートなので、1ヶ月間は激しい運動は禁止とのことでした。

しばらく顔を洗えず、お風呂にも入れませんでしたが、無職でしたので、問題はなく、数日間ほとんど家にいて、安静にしていました。

目薬もきちんと言われたとおり、手術後の1週間は5つくらいの目薬を同時に一日5回、約3時間おきに眼にさしていました。

最初は真っ赤に充血していた眼は、次第に赤みが無くなっていき、半月もすると、ほとんど白くなり、元に戻っていきました。

退院するときに、深作眼科特性の、イエローのゴーグル風の、眼を保護する特殊なサングラスを購入するように言われ、普段はそれをかけて生活していました。

飛行機のパイロットがするようなゴーグルの雰囲気でしたが、色がイエローなので、ちょっと柄が悪く見えてしまい、恥ずかしい感じがしましたが、それもじきに慣れていきました。

 

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深作眼科特製の眼を守るゴーグルです。眼の手術をした後は、全ての患者さんはこれをかけて生活することになります。飛行機のパイロットみたいで、意外とカッコいいです。

 

肝心の目の見え方の変化ですが、黒い糸くずやゴミのようなものはすっかり消えたのですが、青空などを見ていると、透明な細かい小さな虫のようなものが蠢いている感じがしました。

そして、遠くがちょっとぼやけて見える感じになりました。

ただ、これも手術後の副作用で、3ヶ月もすれば、だんだん改善されるとのことで、確かに気にはならなくなっていきました。

何よりも、飛蚊症に苦しめられていた時期に比べたら、本当に天と地の差であり、それらの副作用のようなものは全く気にはなりませんでした。

 

左眼の手術は7月10日とのことで、6月下旬に右眼と同じように、手術前の精密検査を行い、7月10日の手術への準備として、また飲み薬とたくさんの手術前用の目薬を毎日さして、その日に備えました。

そして、左眼の手術当日を迎えるのでした。

 

(次回に続く)

 

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