今回は、飛蚊症を予防する、基本的な3つの方法についてご紹介したいと思います。
飛蚊症に関するブログを今年(2021年)5月から8月にかけて、20件ほどアップしてきました。
僕が飛蚊症にかかってから、寛解するまでの軌跡をドキュメンタリー形式に綴ってまいりました。
どんな病気でもそうですが、飛蚊症という病気もなってみると、本当にツラくて苦しいものです。
目の前を覆っている黒い糸くずやゴミのようなものは、本人の目に映っているもので、他人にはわかりません。
他人にはわからないので、いくら自分の苦しみやツラさを訴えても、「ああ、そうなんだ・・大変だね・・」くらいの反応しかありません。
しかも、他の重い病気とは違って、命には別条は無いので、なおさらのことです。
癌や心臓病のような命にかかわる病気ではなく、緑内障や加齢黄斑変性症のような失明の危険も無いので、それほど重く扱われないまま放置されてしまいます。
その上、この日本では治療できる医師や病院はほとんど皆無に近いです。
よって、日本で生活する以上、この飛蚊症という病気も、緑内障や加齢黄斑変性症と同じように、予防していかなければなりません。
僕は専門医ではなく、目を研究している大学教授でもなく、単なる飛蚊症の「元患者」ですが、何とか飛蚊症を治そうと、自分なりに努力してきましたので、患者の立場としてはアドバイス出来るかと思います。
飛蚊症を予防する基本的な方法ですが、3つご紹介したいと思います。
一つ目は「睡眠」です。
人間は自分の周りの「情報処理」の約90%は視覚を通して行っていると言われています。(※1)
パソコンやスマホが普及してきたこの25年ほどは、その割合が急速に増してきて、それ以前と比べると、比較にならないほど目を酷使していると言われています。
よって、目をきちんと休めなければなりません。
しかし、現代人はますます睡眠時間が減ってきていると言われており、特に日本における男性の30代から50代、女性の40代から60代では睡眠時間6時間未満の割合が40%を超えていると言われています。(※2)
かくいう僕も、飛蚊症発症前の平均睡眠時間は、4時間半から5時間半でした。
発症前の3年ほど前から、やたら目が眩しく感じやすくなり、目の表面から白い膿のようなものが出るなど、異変を感じるようになりました。
また、会社の眼科健診でも、眼圧が高めであるとか、視神経を圧迫している兆候があるなど、いろいろと言われ、眼科を受診した際にも注意した方が良いと言われました。これらは、最も恐ろしい失明の危険がある緑内障の兆候であることが後にわかりました。
緑内障ではなく、飛蚊症を患ったのは、不幸中の幸いだったのかもしれません。
続きは、また次回ご紹介いたします。
※出典
※1 樺沢紫苑氏著「ストレスフリー超大全」ダイヤモンド社
※2 樺沢紫苑氏著「ブレインメンタル強化大全」サンクチュアリ出版
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