前回は、飛蚊症を予防する基本的な3つの方法の一つ「睡眠」についてお話しました。
今回は、2つ目をお話したいと思います。
2つ目は「裸眼でパソコンやスマホを見ない」
つまり、ブルーライトを避けるということです。
すでにご存知の方も多いと思いますが、ブルーライトは網膜に対して、とても大きなダメージを与えると言われています。
網膜とは、目の大部分を占めるゼリー状の「硝子体」の外側を包み込むようにして存在する薄い膜状の組織です。
視細胞とそれにつながる神経線維が存在し、視覚的な映像(光情報)を神経信号(電気信号)に変換する働きを持つそうです。
そして、視神経を通して脳中枢へと信号を伝達するそうです。
その働きからカメラのフィルムのような存在だと言われています。
そして、ブルーライトは徐々に、この網膜にダメージを与えて、かすんで見えたりするなど、見え方に障害をもたらしていくのだそうです。
特に、網膜の中央に位置する「黄斑(おうはん)」がダメージを受けます。
黄斑とは、視細胞が密集した最も感度の高い場所で、視野の中央に位置し、人が字を判読したりするのがこの部分で、これが障害を受けると、「加齢黄斑変性症」という失明に至る重病になる原因となります。
ところで、ブルーライトは目の正面から入ってきて、角膜、水晶体、硝子体を通り抜け、網膜に到達します。
その過程で、ゼリー状の硝子体の内部に濁りが生じ、飛蚊症の原因の一つになっていると言われています。
かくいう僕も、飛蚊症が発症するまで、ずっと20年近く裸眼でパソコンやスマホを見続けていました。テレビも含めると、何十年にも及びます。
仕事もプライベートの時間もずっと見続けていたわけですから、相当な期間、目を酷使し続けてきたわけですね。
眩しく感じやすくなったり、目から白い膿が出始めたのも、ひょっとすると、その前兆だったのかもしれません。
飛蚊症を発症してから、僕は必ずブルーライトカットメガネをかけて、パソコン・スマホ・テレビを観るようにしています。
ブルーライトカットメガネは、メガネ店・電気量販店などで購入できますが、いろいろなものが売られています。
メガネ屋の店員さんに相談したりしましたが、ほとんどが30%カットが多いようです。これでも裸眼で見るよりはマシですが、出来れば50%カットをお勧めします。
続きは、また次回ご紹介いたします。
※YouTubeもやっておりますので、ぜひ下記のリンクからご覧になってください。