肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

松任谷由実コンサートツアー「深海の街」川口リリア 2021年10月12日

先日2021年10月12日に行われた、ユーミンこと松任谷由実のコンサートツアー「深海の街」を観に行きました。

場所は、埼玉県川口市のJR川口駅前にある「川口総合文化センターリリア」のメインホールで行われました。

僕は以前からユーミンの大ファンで、この10年ほどの間、よくライブを観に行くようになりました。

前回は、2019年に行われた「TIME MACHINE TOUR」で、3月10日の日本武道館、4月6日の横浜アリーナのライブを観に行きました。

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

あれからコロナの世の中となり、2年半ぶりとなってしまいましたが、無事に観に行けて本当に良かったです。

開園時間は18時30分からで、17時半頃には会場に到着していたのですが、すでにものすごい長蛇の列でした。

コロナ禍で、みんな待ち望んでいたのでしょうか。

 

f:id:pilgrim1969:20211017163757j:plain

会場に1時間前には到着したものの、すでに大混雑で、ものすごい長蛇の列でした。

 

なんとか、15分前には2階席の自分たちの席に着くことが出来ました。

コロナ禍ということで、各自フェイスシールド(写真)をしなくてはならず、結構取り付け方を理解するのが面倒で、手こずりましたが、なんとか始まる前までに装着完了しました。

 

f:id:pilgrim1969:20211017163552j:plain

会場に入場時に配られた資料の中に「フェイスシールド」が入っていました。「withコロナ」の時代、これが今後のライブでのスタンダードになるのでしょうか。

18時半になると、すぐに会場が暗くなり、いよいよライブが始まりました。

船員服姿のユーミンとメンバーが現れ、オープニングの曲はなんと「翳りゆく部屋」。

荒井由実時代の名曲ですが、この曲はどちらかというと、ライブの最後を飾るようなバラード中のバラードでしたので、結構ビックリしました。

そして、2曲目はこれまた渋いバラードの「グレイス・スリックの肖像」。

1981年の「昨晩お会いしましょう」に収められていたバラードの名曲ですが、どちらかというと、目立たない、ライブであまり演奏されていなかった曲です。

曲のイントロやエンディングなどに、印象的なフランス民謡と言われる「Frere Jacques」の旋律が使われていて、とてもシックな落ち着いた曲です。

この2曲が厳かに歌われ、演奏された後、コロナ禍の中、制作されたニューアルバム「深海の街」のオープニング曲「1920」が演奏され、「ノートルダム」「深海の街」へとつながる流れは、とても素晴らしく、さすがプロデューサーの松任谷正隆!と、思わず膝を叩きました。

その後、ライブで盛り上がる往年の名曲「カンナ8号線」の演奏が始まると、会場は一気に盛り上がり、総立ちの状態となりました。

 

ライブツアーは来年の夏まで続くということで、詳細はここまでにしておきますが、今回印象的だったのは、ニューアルバム「深海の街」からの曲と、荒井由実時代の初期の曲が交錯するような構成だったことです。

 

また、最新の映像技術が組み込まれていて、大勢のユーミンが素晴らしいダンサーとして踊りまくっている映像や、深海の中に潜って、まるで本当に水の中で踊っているような、度肝を抜くリアルなスゴイ映像技術を見せつけられました。

 

アンコールはいつも通り2回もやってくれて、それらを含め、全22曲演奏してくれました。そして、きっかり2時間で終了しました。

コロナ前でしたら、もっと多くの曲を演奏してくれて、2時間半から長い時は3時間のライブも珍しくなかったですが、やはりコロナの制限がかかっているからでしょうか。

サクッと終わった印象でしたが、それでも内容は濃かったため、充分満足しました。

 

今回の「深海の街」ツアーは、第1部は12月17日の静岡で終了し、第2部は来年2022年の3月2日から4月23日まで、第3部は5月10日から7月9日までの3部構成になっています。

ユーミンも67歳、まだまだ精力的ではありますが、いつまで元気な姿をライブで見ることが出来るかはわかりません。

ご興味のある方はぜひ一度ご覧になってください。

 

ユーミンのオフィシャルサイト

yuming.co.jp

 

f:id:pilgrim1969:20211017212511j:plain

今回の「深海の街」ツアーのパンフレット。全50ページで、ライブ中にユーミンが朗読した詩が、アーティスティックな写真と共に、散りばめられています。後半はツアーを作り上げていく「メイキング」や「裏話」が収録されていて、かなり読みごたえがあります。3,500円(税込)

f:id:pilgrim1969:20211017212955j:plain

グッズはいろいろ買いましたが、今回はこれがいちばんオススメです。「深海マグカップ」一つ一つ柄の出方が違うそうですが、このカップを見ながらお茶など飲んでいると、カップのデザインになぜか惹き込まれていきます。1,800円(税込)

f:id:pilgrim1969:20211017213715j:plain

キーホルダーもなかなかカッコいいです。左:1,800円(税込)右:1,500円(税込)

YouTubeもやっておりますので、ぜひ下記のリンクからご覧になってください。

 

youtu.be