肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

心房細動について

最近、春になってから体調不良が続いているという内容のブログを何本かアップしました。

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

3月初頭より、メンタルの不調が続き、どうしようもないツラいだるさに毎日苦しみ、突発性難聴口内炎が勃発し、4月に入ると更に悪化して、高熱を出して寝込んでしまう始末でした。

 

その原因が、先日6月上旬の会社の健康診断を受けて、ある程度はっきりしました。

不整脈の代表疾患である「心房細動(しんぼうさいどう)」です。

 

「心房細動」とは、心房内に流れる電気信号の乱れによって起きる「不整脈」の一種です。

心房が痙攣したように細かく震え、心房内の血液がよどんでしまい、血液をうまく全身に送り出せなくなる病気です。

いちばん問題となるのが、心房の中で「血液の固まり(血栓)」ができ、それが血流に乗って全身に運ばれ、血管を詰まらせてしまうことです。

そして、一番恐いのが、「脳梗塞」になってしまうことです。

そうなると、突然重い症状が現れて、死亡する危険性が高く、運良く助かったとしても、非常に重い後遺症に悩まされることになります。

長嶋茂雄氏は、まさに心房細動になって、あれだけの偉大な野球選手だったのに、脳梗塞を患って、自由に身体を動かすことも出来なくなりました。

 

実は、心房細動の兆候は2月20日から現れていました。

それはAppleWatchです。

AppleWatchは常時心拍数を測定する機能がありますが、

実はそれだけではなく、心臓の異常を知らせてくれる機能もあります。

心房細動が起こると、常に通知してくれ、起こった記録をiPhoneに送り、保存してくれる機能があるのです。

下の写真のような感じです。

AppleWatchのハートマークのアイコンをタップすると、即現時点での心拍数を測定してくれます。もちろん、常にバックグラウンドで測定しています。

iPhoneにデータが転送されて、「ヘルスケア」のアプリに表示されます。2月20日に始まって249個のデータが保存されていました。

通知が毎日のように来ていたのに、僕は自分が心房細動になっていることを受け入れたくないがために、半ば無視して、「AppleWatchにはそこまで精密な診断が出来る機能は無いだろう」とタカをくくっていました。

 

しかし、健康診断の問診医に、「これは明らかに心房細動の症状ですから、直ちに医師の診察を受けてください。心電図のデータをプリントアウトしたものをお渡しするので、それを見せてください。」と、結構真剣な感じで言われたので、「これはヤバい!」と内心焦りました。

AppleWatchのデータを見せると、「そうですか・・・AppleWatchは意外と信用できるのですよ」と言われました。

せっかく知らせてくれたAppleWatchに申し訳なく思いました。

 

帰宅して、妻にそのことを話し、妻も心配して、自宅近くの循環器内科の病院を探し、一つとても信頼できそうな病院が見つかりました。

その病院の院長は40代前後の若い男の先生で、YouTubeをやっているらしく、観てみると、なかなか感じがよさそうな方で、さっそく次の日に行くことにしました。

(次回に続く)

 

YouTubeもやっていますので、ぜひこちらもご覧になってください。

 

youtu.be