肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

心房細動手術のため入院 その1

入院中、ブログを書こうと思ったのですが、とてもそんな気分になれず、退院後になりますが、ご報告いたします。

こちらは、前回のブログです。

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

入院期間は8月1日から4日までの4日間でした。

必要な生活用品などをスーツケースとリュックにパッキングし、不安と期待に包まれながら、電車とバスを乗り継ぎ、西新宿駅至近の東京医科大学病院に向かいました。

午後1時までに12階まで来るように言われていたので、エレベーターに乗り、エレベーターホールに降り立ちました。

セキュリティバーコードが無いと、病棟内に入れない仕組みになっており、インターホンで名前を言って、ドアを開けてもらい、中に入って、休憩室で座って、担当者を待ちました。

休憩室は新宿副都心の光景を見渡せる非常に明るい部屋でした。

程なくして、事務方の女性担当者が現れ、書類の内容の説明や受け渡し、署名などを済ませ、病室に案内されました。

 

4人部屋の通路側の部屋に案内され、中に入りました。

窓際ではないので、昼間でも電気をつけないと少し暗い感じで、決して広くは無いので、第一印象としては、あまり快適とは言えない感じでした。

 

窓際ではないので、昼間でも少し暗い感じでした。ベッドとキャビネットだけのスペースで、隣とはカーテンだけで仕切られています。僕は何度も入院した経験がありますが、個室ではない、差額ベッド代が発生しない部屋は大体どこの病院もこんな感じです。

すぐに、若い男性の看護師があいさつに来ました。

Aさんという人で、なかなか感じの良い方で、さっそく採血をするので、ベッドに横たわってほしいと言われました。

実は、僕の血管は生まれつき非常に細く、しかも深いところにあるので、健康診断や入院時には、いつも非常に苦労します。

ベテランの医師や看護師の方でも苦労する血管の細さで、経験が浅い方ですと、まず針が入りません。

よって、何回も注射針を刺されて、とても痛い思いをすることになります。

この看護師さんはどうだろう、一応血管が細くて針が入りにくいことを伝えておきましたが、やっぱり血管が見つからず、眉間にしわを寄せて、苦労している様子がありありと伝わりました。

「採血だけではなく、その後の点滴にも使いたいので、点滴針を入れさせていただきますね。」

「・・・ここかな・・・ちょっとチクッとしますので・・・」

と言って、右腕内側の関節よりちょっと上あたりをプスっと刺しました。

やはり血管になかなか到達しないようで、無言のまま苦労しているのがありありと伝わりました。

「・・・なかなか入りませんね・・・」

深いところまで刺して、針をぐりぐりと回して、血管の場所を探しているようですが、これがなかなか実に恐ろしくて、痛いのです。

そのうちに本当に痛くなってきて、「・・・痛いです!」と訴え、Aさんは「すみません、いったん針を抜きますね・・・」と言って、針を抜きました。

「申し訳ございません。ちょっと難しいので、後で先生を読んで、点滴針を入れてもらいますね。」

と言われ、僕も「その方がいいだろう」と思い、承諾しました。

 

その後、レントゲン検査と心電図検査があるとのことで、自分で4階と2階の検査室まで行き、検査を済ませて、病室へ戻り、入院着に着替えて、ベッドで何をするでもなく、待っていました。

 

看護師のAさんから説明があったのですが、いつも外来で受診しているS先生は、不整脈センターのセンター長で准教授であり、その位の地位の先生ですと、入院患者の担当や手術の担当をすることはほぼ無いとのことです。

また、この病院では、チームグループ制を取っており、あらゆる地位の先生が4人一組となって、患者の治療に当たるのだそうです。

僕の場合は、F先生(助教)が主治医となっており、他に臨床医で助教のT先生、若手の先生、研修医の先生が4人一組のチームを組んでいました。

 

しばらくして、「リラポンさん・・」と名前を呼ばれ、カーテンが開きました。

顔を上げると、若い男性の先生(名前はわからず、なんとなく高中正義に似ていたので、M先生と呼ぶことにします)がいて、挨拶をし、手術の簡単な説明をして、何枚かの書類に署名をしました。

 

その後、またしばらくして、看護師のAさんが研修医と思われる若手の先生(名前はわからず、なんとなく小山田圭吾に似ていたので、O先生と呼ぶことにします)を伴って現れ、「先ほど採血をするために点滴針を入れようとしたのですが、入らなかったので、すみませんが、先生ちょっとお願いできますでしょうか。」と言いました。

 

しかし、ここから僕は大変な思いをすることになったのでした。

 

※准教授

教授に次ぐ地位である准教授。 2007年まで准教授は「教授を助ける」という意味である「助教授」という名称で呼ばれていましたが、実際の仕事内容は「自分の専門分野の研究と授業」という点で教授と准教授の役割に大差がないことから、「准教授」と名称が変わりました。 よく研究室などでは基本的に「教授一人、准教授一人」という形で教授の下についていることが多く、准教授には研究室の具体的な業務の責任者という役割が与えられており、研究室の実務を担っています。

 

助教
年齢の一番若い教員が多く、主に学生の直接指導や相談役を担当しているのが助教です。大学によっては講義を担当することもあります。しかし、主要授業科目を教えていることはあまりなく、実験や演習などを担当しています。 そのため、講師に昇格するために研究や教育に励んでいるのが助教といえます。

 

(以上、「LABOナビ」より)

 

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