肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

SKYEライブ 渋谷オーチャードホール 2022年7月25日 その1

言わずと知れたレジェンドの域に達したミュージシャン、ユーミンの夫及びプロデューサーとして有名な松任谷正隆氏、細野晴臣氏率いる「キャラメルママ」や「ティンパンアレー」で活躍したドラマーの林立夫氏、伝説のバンド「はっぴいえんど」及び「キャラメルママ」や「ティンパンアレー」で活躍したギタリストの鈴木茂氏、加藤和彦氏・高橋幸宏氏と共に1970年代初頭のイギリスでツアーまで行った伝説のバンド「サディスティック・ミカ・バンド」で活躍したベーシストの小原礼氏の4人が、結成したバンド「SKYE(スカイ)」のライブを観に行ってきました。

 

 

SKYEは、もうすぐ1年経ちますが、昨年2021年10月27日に、アルバム「SKYE」をリリースし、史上最年長?でのデビューとなりました。

 

columbia.jp

 

だいぶ時間が経ってしまいましたが、7月25日に渋谷のオーチャードホールで行われたライブを観に行ったので、お話したいと思います。

 

ほぼ定刻通りに、松任谷正隆氏、小原礼氏がフランクに「こんばんはー」と挨拶をして登場し、続いて林立夫氏・鈴木茂氏も登場しました。

松任谷正隆氏は、普段はユーミンのプロデューサーとして、前面に出てくることは無かったので、このように自分自身が「フロントマン」として出てくるのは、初めてのことだったのじゃないかと思います。

 

少し緊張した面持ちでしたが、会場を見渡して、「コロナだからしょうがないけど、なんか声援が無いのは寂しいね・・・子音や破裂音などは飛沫が飛ぶけど、母音だったらいいんじゃないのかなあ・・・」などとわけのわからないことを言い、1曲目のアルバムのオープニング曲「Less Is More」の演奏が始まりました。

その後、立て続けに「Dear M」「Day Dream」と演奏し、途中何度かMCをはさみながら、「Reach Out To The Sky」「どちらのOthello」を演奏しました。

4月30日のパシフィコ横浜が最初のライブで、その後は7月14日の愛知、7月20日の大阪と続き、今回の渋谷はまだ4回目のライブでしたが、さすがは50年以上のキャリアを持つメンバーの演奏は、全く不安な要素は無く、とても息が合っていて、安心して聴くことが出来ました。

 

そして、松任谷正隆氏が「僕らはまだデビュー間もない新人バンドで、曲数も少ないので、サポートとして、『三段ロケット』を用意しました。」と話し、その後、ヒョーヒョーとした感じで、奥田民生氏が現れました。

そして、礼儀正しく、SKYEのメンバーそれぞれにきちんと挨拶していました。

その後、ひと言「なんか、オレ、下っ端感、ハンパないっすけど・・・」とこぼしました。

すると、すかさず小原礼氏が言いました。

「それって、年齢的に?」

「まあ、そうっすけど・・・」

まあ、奥田民生氏は57歳、SKYEのメンバーは皆70歳(林立夫氏だけは5月21日に71歳になった)ですから、一回り以上違うわけだし、皆50年以上前の日本のロック・ポップスの草創期から活躍した人たちですから、奥田民生氏といえども、そう思うのは仕方ないですよね・・・

それから小原礼氏と奥田民生氏との小気味良い、面白おかしいやり取りが続き(この二人は結構仲が良いようです)、SKYEのメンバーの演奏で、奥田民生氏の往年の名曲「BEEF」「イージュー★ライダー」そして「さすらい」の3曲を披露してくれました。

いやあ、あの松任谷正隆氏・林立夫氏・鈴木茂氏・小原礼氏の演奏で、奥田民生氏の名曲が聴けるとは、感激しました。

 

okudatamio.jp

 

そして、二人目のロケットである尾崎亜美氏が登場しました。

尾崎亜美氏は小原礼氏の奥さんであり、登場するとすぐにお互い笑顔で手を振り合っていました。(とても仲の良い夫婦のようです)

ここで、尾崎亜美氏と奥田民生氏との話が始まるのですが、二人は数年前にテレビで共演して以来で、尾崎亜美氏のちょっと天然なところがある話に、奥田民生氏がちょっとツッコミを入れるやり取りがなかなか面白かったです。

話は主にSKYEのメンバーとの出会いの話となり、デビューしたのは1976年ですが、最初の2枚のアルバムは、実は松任谷正隆氏にプロデュースしてもらったのだそうで、とてもお世話になったとのことで、メンバーの中では一番最初に出会ったのだそうです。

しかし、最後に出会った小原礼氏と結婚することになり、「縁」というものは不思議なものだという話になりました。

 

そして、話が一段落すると、奥田民生氏はロケットの一段目が切り離されて降下していく様をマネして、クルクル回りながら、退場していきました。

その後、尾崎亜美氏は、「私は何色」「初恋の通り雨」「マイ・ピュア・レディ」の3曲を披露し、奥田民生氏と同じように、ロケット切り離し・降下のマネをして、クルクル回りながら退場していきました。

 

www.amii-ozaki.com

 

そして、しばらくすると、背の高い、スラッとしたパンツルックスタイルで、髪をアップにした、ハイヒールの女性が、さりげなく、ひょこっと現れました。

ユーミンでした。

長くなりましたので、続きは次回で。