睡眠外来のT先生から、睡眠時無呼吸症候群の検査結果を教えてもらうため、診察を受けました。
前回の続きです。
S先生に今回の心房細動が出現した原因と現在の状態を説明され、最後にこう言われました。
「リラポンさん、おそらく再発の心配は無いでしょう!次回は3ヶ月後の診察としましょう。」
僕は、この言葉を聞いて、本当に安心しました。
しかし、睡眠時無呼吸症候群の検査の結果が出るのは、その後約2週間後の11月10日となり、まだ安心はできません。
なぜなら、心房細動の原因の一つとして、睡眠時無呼吸症候群というのは、大きな原因の一つとされているからです。
11月10日の午後2時半に、睡眠外来の診察の予約を取っていたので、会社は有給休暇を取って、東京医科大学病院に向かいました。
診察室の前に座って、名前を呼ばれるのをドキドキしながら待っていました。
S先生からは、再発の心配はないとは言われたものの、睡眠時無呼吸症候群に当てはまってしまったら、どのように診察の結果が変わるかわかりません。
心穏やかではない状態で待っていたところ、結構早く名前を呼ばれ、診察室に入っていきました。
睡眠外来専門のT先生が座って、モニターを見ていました。
俳優の小林薫に何となく似た感じの50代と思われる男性の先生で、
どことなく話しやすそうな感じのする先生でした。
そして、おもむろに検査の結果を話し始めました。
「睡眠時無呼吸症候群を診断する重要な数値というのがありまして、「無呼吸低呼吸指数(AHI)というのがあります。健康な人の数値は1時間当たり5回以下です。」
「リラポンさんの場合は、10.1回でした。」
(えっ! マジ?!」
僕は焦りました。
(健康な人の数値が5回以下で、僕が10.1回だったら、ずいぶんオーバーしているから、これヤバいんじゃないの??)
僕は冷や汗が出て、大いに焦りました。
すると、T先生がおもむろに言い出しました。
「治療が必要なのは、30~40回以上です。」
(えっ?)
「心房細動を抑える上では、この数値は全く問題ありません。」
(はあーーー)
こう言われて、僕はすっかり安心しました。
「仰向けの寝相が一番無呼吸を起こしやすいのですが、その時は61回でした。でも、これは特に問題ありません。」
「定期的に出現するレム睡眠時(深い睡眠時)が、一番身体が弛緩して無呼吸が起こりやすいのですが、このグラフ上では問題ないと思いますよ。」
そして、僕の正面に向きを変えて、にこやかにこう言いました。
「まあ、様子を見るということで良いと思いますよ。特に治療の必要はありません。」
(あーーー!良かったーーー!!」
僕はすっかり安心しました。
「でも、リラポンさん、今後の生活習慣として、寝酒は絶対やめてくださいね。」
「あと、ちょっと太り気味のようですから、少し瘦せた方が良いと思います。」
「ダイエットしましょう!」
僕はとりあえず「良かったーーー」と心の中で心底つぶやき、診察室を後にしました。
実は、僕は2009年に末期ガンにかかっていたことがあり、この日の午前中は主治医のいる東京医科大学八王子医療センターの血液内科を受診していました。
採血結果を元に、主治医から説明され、「もうほとんど問題無いと思うので、定期検査はこれで打ち切りにしましょう。」と言われたのでした。
この話については、また別途ブログでお話いたします。
次回のS先生の診察は来年(2023年)1月25日となります。
また、お話したいと思います。
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