先日、2023年1月15日、さいたまスーパーアリーナで開催された藤井風クンの「LOVE ALL ARENA TOUR」を観に行ってきました。
どんより曇って冷たい雨が降っていた日でしたが、風クンの心温まるライブで、暗い気持ちも吹き飛んでしまいました。
そんな藤井風クンのライブを観た感想をご紹介したいのですが、まだツアー開催中なので、これから参加する人はネタバレになりますことをご注意ください。
夕方17時開演予定でしたが、5分ほど遅れての開演となりました。
セカンドアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」収録の「それでは」のメロディが流れて、メチャクチャ広いさいたまスーパーアリーナの会場入口から、風クンが自転車に乗って、颯爽と現れました。
そして、ステージに上り、グランドピアノの前に座って、風クンの好きな洋楽のカバー曲「THE SUN AND THE MOON」が弾き語りでしっとりと演奏されました。
そして、「LOVE ALL SERVE ALL」収録の「ガーデン」を演奏した後、風クンのMCとなりました。
そして、いきなりあの口調で、言いました。
「大丈夫ですか?大丈夫と言ってください!僕の歌に構わず、さっさとトイレ行ってくださいね。トイレ我慢して観ているのは、ホント身体に毒です。」
と、観客をいたわってくれているのか、心配そうに言っていました。
そういえば、ライブが始まる前に会場内のトイレの前で、女性客が長蛇の列で並んでいました。
それらの女性客のことをいたわって言ってくれたのでしょうか。
ライブ開始が5分ほど遅れたのも、ひょっとしたら、これが原因だったのかもしれません。
続いて、「LOVE ALL SERVE ALL」収録の「ロンリーラプソディ」が演奏されました。
僕の大好きなバラード曲ですが、途中のサビの部分で、風クンが言ってくれた言葉が印象的でした。
「さあ、ネガティブなモノを吐き出して、綺麗なモノだけを吸い込んで・・・」
とても気持ちが癒されました。
実は、僕は年末からヒドい風邪をひいていて、この風クンのライブに行けるかどうかもビミョーだったのですが、何とか万全の準備態勢で臨みました。
ところが、何かの拍子に突発的な咳が出ることがあり、薬やのど飴をなめたりして、完全防備していたのですが、この曲の直前で突発的な咳が襲ってきました。
なんとか咳が出ないように唾を飲みこみ、のど飴をしこたま口の中に入れて、咳を抑えたのですが、今度は横隔膜のあたりが痙攣を始め、涙は出まくるは、汗は噴き出るはで、(もうダメだ!会場を出て、少し休もう)と思った矢先に、この風クンのやさしい「さあ、ネガティブなモノを吐き出して、綺麗なモノだけを吸い込んで・・・」の言葉が現れ、それを心に念じているうちに、不思議なことに徐々に収まってきました。
その後、デビューアルバム「HELP EVER HURT NEVER」収録の「もうええわ」が演奏され、サビの部分は、風クン主導のもと、観客みんなで合唱しました。
オリジナルの間奏部分のピアノは、わざと調律を狂わせたような演出を施していましたが、ライブでそれを再現するのは難しく、普通に弾いていましたが、元々のメロディが良いため、これはこれで素晴らしく感じました。
その後、「LOVE ALL SERVE ALL」収録の「旅路」が演奏され、ここまでが風クンのピアノ弾き語りソロパートでした。
そして、少し間が開いた後、サポートメンバーが現れ、ここからバンド演奏としてのライブが始まるのでした。
長くなりましたので、続きは次回のブログで!