肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

エリック・クラプトン LIVE AT BUDOKAN 20230419 その1

先日2023年4月19日、初めてエリック・クラプトン氏の日本武道館でのライブに行ってきました。

私は洋楽アーティストが大好きで、ポール・マッカートニー氏やローリング・ストーンズなど、有名なアーティストのライブはそこそこ行っているのですが、4月21日で武道館公演100回目を迎えたエリック・クラプトン氏のライブはなぜか行けていませんでした。

 

初めてのエリック・クラプトン氏のライブ!とても感動しました!

 

初めてのライブの感想を私なりにお伝えしたいと思います。

ライブが始まる前に、大行列に並んでグッズ(ツアー・パンフレットとタオル)を購入し、20分ほど前に客席に座って、スタンバっていました。

 

グッズ売り場は予想通り大行列でした。僕は必ずツアー・パンフレットは買うようにしています。エリック・クラプトン氏の生い立ちから現在までのバイオグラフィーに基づいた話や、メンバーの写真やコメントなど載っていて、なかなか充実した内容でした。

 

そして、19時定刻ちょっと過ぎくらいに、会場が暗くなり、メンバーと共にエリック・クラプトン氏が現れました。

軽くお辞儀をしたかと思うと、すぐに演奏が始まりました。

 

1曲目は「Blue Rainbow」、インストゥルメンタルの知らない曲でした。

私は桑田佳祐氏のラジオ「桑田佳祐やさしい夜遊び」を毎週聴いているのですが、桑田佳祐氏はエリック・クラプトン氏の大ファンだそうで、3週に渡ってエリック・クラプトン特集をやっていて、なかなか有益な情報を教えてくれました。

このようにインストゥルメンタル曲で始まるのは、長いキャリアの中で初めてだそうで、しかもこの曲は今年1月に亡くなった同じギター・レジェンドのジェフ・ベック氏の曲なのだそうです。

 

続いて、お馴染みの1989年リリース「Journey Man」からの「Pretending」を力強いイントロのリフを駆使して演奏が始まり、演奏後、歓声を送る観客に「サンキュー!」とフレンドリーに返していました。

デレク・アンド・ザ・ドミノス「いとしのレイラ」収録の「Key To the Highway」、ブルースの名曲「I'm Your Hoochie Coochie Man」と続いた後、レゲエっぽいイントロが流れ始め、エリッククラプトン氏初期の代表曲「I Shot The Sheriff」が始まりました。

レゲエでありながら、迫力あるギタープレイを披露してくれました。

 

2階席でしたが、ステージを真正面に観ることが出来て、なかなか良い席でした。

 

その後、アコースティック・セットとなり、エリック・クラプトン氏はドラムの前のイスに座って、演奏を始めます。

エリック・クラプトン氏が敬愛する伝説のブルースマンロバート・ジョンソンの「Kind Hearted Woman Blues」、スタンダードナンバーで、アンプラグド・ライブでも披露された「Nobody Knows You When You're Down And Out 」と続き、エリック・クラプトン氏に多大な影響を与え、10年前に亡くなったJ.J. Cale氏の「Call Me the Breeze」が演奏されました。

クロスロード・ギター・フェスティバルでも演奏され、亡くなった友人たちへの思いをライブで伝えることが多くなったそうです。

 

その後、トラディショナル・ソングで、なんとなくアイルランドの民謡っぽいテイストの「Sam Hall」と続き、名曲「Tears In Heaven」が演奏されました。

相変わらず素晴らしいバラードの名曲ですが、なんとなく歌い方が昔と変わってきたかなあと感じました。あくまでも私の感じたことですが。

途中の間奏で、キーボードのポール・キャラック氏が、エリック・クラプトン氏の親友で、昨年(2022年)亡くなったゲイリー・ブルッカー氏の名曲「A Whiter Shade of Pale(青い影)(Procol Harumの名曲です)」のフレーズを弾いたのは、とても粋で驚きでした。

 

アコースティック・セットの最後の曲は、「Kerry」。

2021年の「Lady In The Balcony: Lockdown Sessions」でも演奏されたこの曲は、長年ツアー・スタッフとして貢献してくれ、同年亡くなったケリー・ルイス氏に捧げられた曲なのだそうです。

 

桑田佳祐氏がラジオで言っていたことなのですが、エリック・クラプトン氏はギターを弾くとき、3本の指しか使わず、必ず親指を立てるのだそうです。

また、歌う時にマイクから口を大きく離して歌うクセがあるらしいとのことでした。

双眼鏡で、よく見てみましたが、やはり親指は常時立っており、歌う時にマイクから口を結構話して歌っているのが確認できました。

さすが、桑田佳祐氏。

長年の大ファンということで、観察力は鋭いです。

 

長くなりましたので、後半は次回のブログで!