肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

山下達郎「PERFORMANCE 2023」NHKホール 20230729 その7(最終回)

先日2023年7月29日、NHKホールで行われた、山下達郎「PERFORMANCE 2023」のライブを観に行ってきました。


前回の続きです。

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

アンコールとなり、山下達郎氏のみステージに出てきて、ニコニコした表情でこう言いました。

「今日はお客さんがいいから、今日のライブの出来はなかなかいいと思います!」

その表情は、とても満足した嬉しそうな感じが表れていました。

「今週7月26日に出したばかりの新曲をやります」

「夏というと、その人その人のいろいろな思い出があるかと思います。ほとんどの人は主に10代から20代の若い頃の思い出が主だと思いますが、歳を重ねていくと、夏が来るたびにそこに思い出がどんどんプラスされていき、過去と現在が同時にシンクロするような感じに変わっていきます」

多くの歳を重ねてきた70歳の達郎氏ならではの含蓄のある言葉でした。

「まあ、典型的な達郎ソングですが、聴いてください」

7月26日に発売したばかりの新曲「Sync Of Summer」の演奏が始まりました。

バックに、歳を重ねた夫婦が海岸で戯れる姿と、若い頃の夫婦が同じ海岸で戯れる姿などが映し出され、達郎氏が言ったとおり、現在と過去がシンクロする感じがよく表れており、なかなか良いPVでした。

中高年以上の方には、なかなかグッとくる映像だと思います。

曲もここ10年くらいの達郎氏のシングル曲の中では最も秀逸な曲で、僕はとても気に入っています。

 

会場限定で、発売したばかりの「Sync Of Summer」のCDを購入すると、写真のサイン入りポスターが先着順でもらえるとのことでした。
僕はすでにこのCDは購入していましたが、すかさず購入してしまいました。

 

「Sync Of Summer」の演奏が終わり、すかさずアンコール2曲目はお馴染みの「Ride On Time」が始まりました。

ここで、サプライズが起こりました。

何気なく後ろのコーラスメンバーを見ていると、3人だったメンバーが4人に増えており、長身のスラッとしたなかなか美形の女の人がいるなあと思ったら、なんと竹内まりや氏がさりげなく立っているではありませんか!

生で初めて見る竹内まりや氏に僕はとても感動してしまいました!

いつも通り、達郎氏は熱唱し、毎回恒例の、最後のサビのコーラス部分をフィーチャーするところで、ドラムの後ろにある高台に昇っていき、熱唱し、見事に歌い上げました。

達郎氏が高台に昇る姿を、竹内まりや氏は心配そうに見つめているのがわかりました。

そして、隣のハルナ氏に何やら話しかけていました。

このように、竹内まりや氏は終始後方から達郎氏を心配そうに見守っている感じでした。

 

アンコール3曲目は、達郎氏がアン・ルイス氏に提供した曲「恋のブギ・ウギ・トレイン」。

竹内まりや氏がコーラスに参加する時は必ず演奏される、恒例の明るく楽しいブギウギの曲です。

この曲で会場は大いに盛り上がりました。

 

グッズはいろいろと購入したくなる物がたくさんありましたが、やっぱりツアーパンフレットは購入した方が良いと思います。RCA/AIR YEARSキャンペーンで、再発された7枚のアナログレコードに関する、山下達郎氏の超ロングインタビューが掲載されていて、なかなか必見物です。

 

曲が終わると、メンバー全員がステージの前に出てきて、みんなで肩を組んで、深々と2回お辞儀をして、手を振って退場していきました。

 

しかし、達郎氏だけがステージに残り、達郎氏にスポットが当たり、しみじみとこう言いました。

「大変困難な時代となってまいりましたが、皆さん助け合って乗り切っていきましょう!」

その言葉は達郎氏ならではの、現代の日本の社会に対する警鐘の想いが凝縮されているように感じました。

昨年もアンコールの最後に歌われた、1982年リリース「FOR YOU」ラストに収録された名曲バラード「YOUR EYES」を熱唱しました。

途中の間奏で、昨年同様、宮里陽太氏が現れて、素晴らしいサックスのフレーズを演奏し、間奏が終わると同時に去っていきました。

そして、曲が終わり、達郎氏はしみじみとNHKホールの会場での演奏の余韻を味わうように、会場の四方を向いて深々とお辞儀をし、手を振ってステージを後にしたのでした。

 

サックスの宮里陽太氏の最新作「Precious」とてもオススメです。
作曲能力も高く、演奏も秀逸で、とてもすばらしいアーティストだと思います。