復職を決める重要な診察を受診し、僕は大いに悩みましたが、K先生が良い落としどころを見つけてくれました。
6月中旬までの休職延長の診断書を書いてもらいますが、産業医の診断により、産業医の指定する期日から復職を開始して、休職期間を短縮できるということにしてもらったのです。
2人とも安心してクリニックを出て、カフェでくつろいだりしていたのですが、僕はなぜかガクッと疲れと睡魔が怒涛のように押し寄せ、カフェでしばらく仮眠を取りました。
僕はK先生との復職に関する一連のやり取りをする中で、とても精神的に負担が大きかったらしく、また、前夜の睡眠状況もあまり良くなかったので、ぐったりしてしまい、早々にカフェを出て、必要な食材の買い物をしてすぐに帰宅しました。
帰宅後も、極度の疲労と偏頭痛が生じて、絶不調となってしまいました。
翌日日曜日の朝食後から、新しく処方された「アリピプラゾール」(エピリファイOD錠3㎎と商品名は表示されています)を飲み始めました。
抗うつ薬の補佐的な役割をする気分を安定させる作用がある薬ですが、小さくて薄っぺらくて、ちょっと甘く、すぐに飲み終わってしまいました。
それまで服用していたワイパックスと漢方薬の抑肝散も一緒に飲みました。
しかし、しばらくすると、頭の前頭葉の部分に違和感を感じ始めました。
それは次第に鈍い痛みに変わり、左眼の周りと両方のこめかみのあたりも鈍い痛みが出てきました。
気分的にも落ち着かず、まるで風邪をひいて高熱を出している病人のような感じになりました。
この日曜日と翌月曜日は終始こんな感じで、ヒドい絶不調の状態でした。
でも、やらなくてはならないことは、こんな絶不調な時でもやらなければなりません。
会社の共有チャットで、人事部長に今回の診察の主治医の見解を伝えました。
なぜか人事部長からは数分で返事が来て、3日後の木曜日に産業医が来社するので、予約するかどうか打診が来ました。
月に1回しか来社しないので、これを逃すと1ヶ月以上先の6月20日となってしまうので、承諾しました。
ポンポンポンとスムーズに人事部長とやり取りして、産業医の面談は3日後の木曜日の午後4時ということになりました。
早めに来て、休憩室で待っていてほしいと返信がありましたが、この休憩室は社員のデスクが連なるスペースと何の仕切りも無く、丸見えの状態です。
「もうちょっと気を遣ってくれないかな‥」
とちょっと憮然としましたが、まあ仕方ありません。
その後、大雨の中、車を飛ばして郵便局に行き、レターパックを購入して、その中に2回目の傷病手当金支給申請書一式を入れて、会社の労務課宛に発送しました。
まあ、頭痛がひどく、メンタル絶不調なのに、よくがんばりました!
翌日火曜日に、行きつけの整体師のところに行って、全身のマッサージを思いっきりやってもらったら、なぜか頭痛はかなり軽減していき、その翌日水曜日には頭痛はほとんどなくなっていました。
有難いことです。おそらくいろいろと緊張することが多くて、血行が悪くなっていたのかもしれません。左側の肩や首回りがガチガチに凝っていたそうです。
しかし、僕は木曜日の産業医との面談を前にして、かなり緊張していて、とても憂鬱でした。自分なりに休職してからの日々の生活のこと、最近の心身の状態、主治医の見解について、ノートにまとめておきました。
妻からは、ここまでするなんてスゴイ!なんて几帳面なんだ!と言われましたが、仕方ありません。これが僕の性分です。だからメンタルの調子を崩すのでしょうかね。
今この文章を書いているのは、産業医面談で会社に向けて家を出る直前に書いています。
産業医面談の結果については、また次回のブログでお伝えします。