休職してから2回目となる会社の産業医との面談に臨みました。
前回からの続きです。
前週の主治医との面談の結果を伝えることが主な内容ですが、今回はほぼ復職日を決める重要な面談日となります。
ところで、休職中なのに、出社して会社の人たちに会うのはとてもイヤなものです。
16時半が面談開始時間ですが、時間ギリギリにオフィスに入って、すぐに総務部の担当者に案内され、会議室に入ったので、ほぼ会社の人たちと接触することはありませんでした。
今回は前回とは別の、来客用スペースの会議室で、ノックをして中に入っていきました。
産業医はマスクをして待っていましたが、すぐ直前に別の休職している社員の面談があったらしく、ちょっと忙しそうな感じでした。
「前回の面談から一ヶ月と少し経ちましたが、どうですか?その後の状況は?」
そう訊かれたので、前回の面談日から今日までのことを事細かに説明しました。
5月中旬頃より、エビリファイOD錠3㎎を飲み始め、その時から短時間睡眠になって今に至っていることも話しましたが、これについてはエビリファイOD錠は不眠作用があるので、その影響かもしれないと的確に指摘してくれました。
だから、朝だけに飲むように指示されているのではないかとのことでした。
以下、産業医が言ったことは次のようなことでした。
①「心のエネルギー」は、スマホの充電に例えて、常に70~80%確保していることが目標です。だからと言って100%を目標にするといつまで経っても復職できなくなってしまうので、これは不要です。(僕の現在の平均的な状況は50~60%と伝えました)
②具体的に復職を決める判断をするのは、産業医ではなく、主治医なのです。なので、次回の診察日に「復職可能診断書」を主治医に発行してもらい、会社に提出してください。
③その際、いつから復職するかについてが論点になりますが、短時間睡眠の状態の改善がポイントとなります。その点を考慮して、主治医と相談し、決めると良いと思います。
④復職後の業務については、なるべく「切羽詰まったものとしない」(産業医はそういう言い方をしていました)ように、会社側には伝えています。
⑤復職してからも、原因がわからず、何もかもが億劫になることがあり、朝起きれないようなことが週に一回は必ずあると思います。そういう時に、いちいち理由を考えないようにしてください。考えるだけで、「心のエネルギー」を無駄に消耗してしまいます。
以上のことを話し、「面談はこれで充分だと思います」と言われて、終了しました。
いよいよ復職の時期が近づいてきました。
次回は、7月6日を予定している主治医の診察について、ご報告いたします。