肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

休職中の9回目の精神科受診~いよいよ復職に向けての決断の時

会社の産業医と面談をしてから約半月後の7月6日、主治医の診察を受けました。

前回からの続きです。

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

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今回も妻に同席してもらい、まずは前回診察からの3週間の状況を報告しました。

梅雨に入ってからの天候不順や、東京都知事選挙を巡る今後の都民としての不安などもあり、再度精神的に不安が高まった時期で、週1~2回くらいはメンタル的に調子が悪い状況の日が発生したのですが、以前のように深く落ち込むことはありませんでした。

 

睡眠については、前回から処方していただいた睡眠薬「デエベゴ」を飲んでから3回に1回の確率で、睡眠導入時に悪夢にうなされるようになったのですが、この薬を飲んでから寝つきは格段に良くなり、睡眠の時間と質は6月下旬よりみるみると回復してきました。

 

すると、T先生はこう答えました。

「以前より深く落ち込まなくなったのは、新たに処方したエビリファイOD錠が気分を上げてくれる作用があるので、そのおかげでしょう」

「また、睡眠の質と量が回復してきたのは良かったです。このまま使用を続けて様子を見てみましょう」

 

次に、6月20日に行われた会社の産業医との面談のことについて報告しました。

「前回も言っていましたが、メンタルのエネルギー状況をスマホの充電状況に例えると、70~80%あることが望ましいとのことで、私のその時点での平均状況は60%程度と答えました」

「私の話を聞いて、産業医はだいぶ良くなってきていると感じているようでした」

「あとは復職できるためのキーポイントは「睡眠の改善」で、睡眠の質と量ともに問題無く、7時間以上コンスタントに眠れることが目標とのことでした」

「これができれば、復職に進めても問題ないのではないかということでした」

 

そして、診断書について、僕の方から続けて話しました。

「あと、最終的な復職の判断は会社の産業医ではなく、あくまでも主治医なので、主治医の先生が適切だと思う時期からの復職で『復職可能診断書』を発行し、会社に提出することが必要だということでした」

すると、K先生はこう答えました。

「私から見ても睡眠は改善しているようですし、全般的に問題は無いように思います。ただ、ご本人としてはどんな感じでしょうか?」

僕は答えました。

「正直、猛暑の時期で、体力やメンタルが消耗しやすい時期なので、ちょっと時期としては迷ってはいます」

K先生はそれに関し、こう提案してきました。

「もう少し涼しくなって過ごしやすい時期になってから復職することも考えられますが、そうなると11月ころになってしまいます。時短勤務を必要とするなど診断書に記載しておきましょうか?」

僕はそれに対し、こう答えました。

「メンタルのエネルギーも回復してきて、睡眠の状況も回復途上にあるので、いろいろ心配はありますが、8月1日からの復職開始で『復職可能診断書』を発行していただければと思います」

「確かに、猛暑の時期の体力やメンタルの消耗はかなり心配ですが、『時短勤務もしくはリモートワークを必要とする』というような文言をいれていただければ問題ないかと考えています」

 

K先生は納得し、その場ですぐにパソコンに向かって診断書の案文を作ってくれて、見せてくれました。

案文はこんな感じでした。

「服薬による治療中であるが、改善傾向がみられる。復職は可能の状態であるが、疲労による再発の可能性があり、時短勤務やリモートワークを勤務形態に積極的に取り入れて、充分配慮していく必要があると考える」

僕はこの内容で了承し、診断書を発行してもらいました。

 

そして、傷病手当金支給申請書と共に、翌日直ぐに会社の総務人事部宛に郵送しました。

あとは、会社からの返答を待つだけです。

いよいよ本当に復職の時期が確定し、近づいてきたのでした。