人事部長から再度面談の依頼があり、今週月曜日の午後1時半にZoomの面談をすることになり、待っていたのですが、突然開始1時間ほど前に、体調を崩したのでリスケをしたいと連絡が入り、その翌日の午後3時半にZoomの面談をすることになりました。
前回からの続きです。
正直こういうことはあまり良い兆候とは言えず、先方もこちらに言いにくいことを言わなくてはならないため、回答を先延ばしにしていることが多いです。
トラブル処理の仕事や営業の仕事を長年やってきた僕にはよーくわかります。
「なんらかの厳しいことをいくらか言われるんだろうなあ・・」
僕はある程度厳しいことを言われることを覚悟したうえで、面談に臨みました。
妻もそばにいて、面談の内容を聴きたいようでした。
15時半となり、Zoomの画面にU人事部長の顔が現れました。
やはり、どこか緊張しているようで、少し疲弊している様子が窺われました。
まず最初に僕が復職した後の仕事内容についての話になりました。
僕が所属していた店舗開発部にそのまま戻るのが一応希望ですが、現在所属しているA部長、I課長、O主任の3人で一応業務は充分円滑に回っている状況とのことでした。
なので、僕が戻ってきても、今のメンタル疾患がやっと良くなった状態では、簡単な事務仕事しかやることがないが、率直に申し上げて、僕に任せるような仕事は無いとのことでした。
「え?!そんなことは無いだろう!僕のトラブル処理の仕事やその他管理の仕事は膨大であり、あの3人で問題無く円滑に回せるなど、無理だと思うけどな!」
と思いましたが、U人事部長にそういわれてしまった以上、仕方がありません。
続けてU人事部長はこう言いました。
「そこで、他部署への転属先を考案中です。一応、総務人事部、営業事務、経営企画などの部署を考えています」
「ただ・・・」
いつも思うのですが、この「ただ・・・」という言葉はクセ者です。
「ただ・・・いずれにしても、役職は現在の等級から3等級下がってしまいます」
「給与も税込金額にして、20万円ほどは減ってしまいます」
(やっぱりな・・・)
ある程度予想はしていましたが、改めて聞くと、厳しい話であり、仕事へのモチベーションを失ってしまいました。
正直、僕の心と身体は固まってしまいましたが(妻も同様でした)、次に出てきたU人事部長の言葉が更に僕の心と身体を緊張させることになるのでした。
「もう一つの選択肢として考えて欲しいのは、退職・・・」
(次回に続く)