そして、面接日の水曜日がやってきました。
面接はリアルでの対面でしか経験が無かったので、初めて経験するZOOM面接はどんな感じなんだろう、とても緊張してしまいました。
そして、約束の時間の午後4時が近づいてくるのでした。
前回からの続きです。
午後3時55分となり、先方からのメールのリンクをクリックすると、ZOOM画面が立ち上がりました。まだ、先方は入っていないらしく、僕の顔だけが映っていました。
緊張する中、待っていると、午後4時ぴったりに、相手の顔が出てきました。
メールでやり取りしていた人事担当者のHさんでした。
40代前半と思われる、メガネをかけた優しそうな感じの男性でした。
僕は、少しでも印象を良くしようと思い、口角を上げてにこやかな表情を作りました。
お互いに挨拶をして、早速自己紹介と志望動機を促され、用意していた文言を、なるべくにこやかに柔らかい感じで、はっきり言うように心がけました。
その後、前職の退職理由を訊かれ、本当の理由は「適応障害」でしたが、それは言わずに、家族が難病を患い、看病が必要となり、有給休暇や休職だけでは足りず、退職せざるを得なくなったことを理由として伝えました。
先方のHさんは前職は法律事務所だったらしく、結構ツラい思いをして退職したらしく、僕の退職理由もしっかり相槌を打ってくれて、理解してくれたようでした。
今回はSさんの紹介ということでこの会社を受けたのですが、Sさんはこの会社では店舗物件をどんどん契約してくる「スター」のような存在で、Hさんもとても尊敬しているようでした。
そこで、僕はすかさず以前Sさんと一緒に在籍していたR社では、「同じ釜の飯を食べた仲」であったことをアピールしました。
そして、前職の年収を訊かれ、とても言いにくかったのですが、「820万円」とはっきり答えました。(そばで話を聞いていた妻に、はっきり年収を言えたことを褒められました)
そして、用意していたこちらからの逆質問もたくさんすることが出来ました。(面接では最後に志望者が行う、企業側への逆質問はとても重要だということです)
面接は終始和やかなムードで進み、最後にHさんから、次回は社長との面接となるので、こちらからの連絡を待ってほしいと言われ、約30分ほどで面接は終わりました。
終わった後、そばにいた妻からは「100点満点」と言われ、とてもうれしく、充実した面接を行うことが出来ました。
僕は意気揚々とした心持ちで、先方からの連絡を待つことになったのでした。
(次回に続く)