肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

諏訪大社~下社秋宮 其の二

2日目の午前中は、下社秋宮に行ってきました。

前回のブログです。

pilgrim1969.hatenablog.jp

下社秋宮のメインの建物である、「神楽殿」・「幣拝殿」の「左右片拝殿」を堪能し、

幣拝殿の向かって右側の方に進みました。

左片拝殿の向かって右側には、昭和39年の昭和天皇・皇后両陛下の御参拝記念の「天覧の百松(三葉の松)」が、「秋宮一之御柱」と並んで高くそびえ立っていました。

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「天覧の百松(三葉の松)」昭和39年の昭和天皇・皇后両陛下の御参拝記念だそうで、隣の「秋宮一之御柱」と共に仲良くそびえ立っていました。

その奥の方にも、神様が祀られていました。

上社本宮もそうでしたが、本殿だけではなく、至るところに様々な神様が祀られています。

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左から「皇大神宮社」(伊勢神宮の御祭神である天照大御神などが祀られています)「若宮社」「稲荷社」

 その後、上社本宮と同じように、下社秋宮にも「宝物殿」があるとのことで、行ってみることにしました。

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下社秋宮の「宝物殿」 建物の外観や中のレイアウト、展示物は同じような感じでしたが、微妙に違うものが展示されていました。

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外観や内観はほぼ同じですが、上社と下社では歴史的に大祝の一族が異なっていて、微妙に歴史が異なり、それに応じて展示物も微妙に違っているので、こちらも一見の価値はあるかと思います。

宝物殿を出て、妻がトイレに行っている間、お土産を覗いてみました。

諏訪では、日本酒の醸造が盛んであるようで、「真澄(ますみ)」をあちこちで見かけます。

「諏訪の神酒」として「真澄」が展示してあったので、早速購入し、御柱から作ったという箸があったので、縁起が良さそうに感じ、こちらも購入しました。

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諏訪の御神酒「真澄」と、御柱で作られた箸 まだ御神酒は飲んでいませんが、新年元旦の時に験担ぎで飲んでみたいと思います。それまでは我が家の神棚に飾っておきます。

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お土産の建物の近くに、なぜか「さざれ石」がありました。あの「君が代」の歌詞に出てくる有名な「さざれ石」です。初めて見たのですが、気の遠くなるような長い年月を経て出来た風格と気品を感じ、その佇まいに圧倒されました。諏訪に元々あったものではなく、愛知県の某企業から奉納されたもののようですが、なかなか見応えがありました。

お昼過ぎとなり、鳥居をくぐって出たところ、妻が二つの鳥居が並んでいるのを見つけました。

八幡社と恵比寿社でした。

下社秋宮とは別の扱いの敷地のようで、八幡山と呼ばれている小山に建てられていました。

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左側が「八幡社」、右側が「恵比寿社」

「恵比寿社」の方は、諏訪大神の御父神「大國主神」と兄の「事代主大神」が祀られており、諏訪大神とは非常に縁が深いということで、出雲大社美保神社からはるばる御分霊を受けて、昭和23年御鎮座祭を行って、諏訪大社末社となって、祀られることになったそうです。

この二大神は、農漁業・商工業などあらゆる産業の発展の神様であり、家の繁栄の神様である恵比寿様と同じ御神徳があるとのことです。

 

「下社秋宮」 「上社本宮」と共に、とても奥深く、しっかり堪能しました。

次は、昼食の後、諏訪湖へ向かいます。