肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

書評

坂本龍一「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」第2章 

坂本龍一氏の死後、昨年6月に出版された「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」を読破したので、僕なりに感銘を受けた箇所を少しずつご紹介していきます。 今回は第2章「母へのレクイエム」となります。 pilgrim1969.hatenablog.jp 1⃣ テレビの可能性と限界 …

坂本龍一「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」第1章 その3

坂本龍一氏の死後、昨年6月に出版された「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」を読破したので、僕なりに感銘を受けた箇所を少しずつご紹介していきます。 今回は第1章「ガンと生きる」の中からの3回目となります。 pilgrim1969.hatenablog.jp 6⃣ 「戦メリ」…

坂本龍一「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」第1章 その2

坂本龍一氏の死後、昨年6月に出版された「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」を読破したので、僕なりに感銘を受けた箇所を少しずつご紹介していきます。 今回は第1章「ガンと生きる」の中からの2回目となります。 pilgrim1969.hatenablog.jp 4⃣ 友達という…

坂本龍一「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」第1章 その1

稀代の音楽家・坂本龍一氏が2023年3月28日に亡くなって、早いもので1年以上が経ちます。 これまでに坂本龍一氏に関する書籍や雑誌類、音楽や映像ソフトなど様々なアイテムが出されてきましたが、本書は昨年6月に出版された書籍です。 2009年に、自身が生まれ…

ゆるく生きれば楽になる~60歳からのテキトー生活 和田秀樹 その7(最終回)

クソ真面目で完璧主義な僕にとって、ピッタリの本に出会いました。 今回は最もこの本の中で重要で、最もご紹介したかった6つ目のポイントをお話いたします。 前回の続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.…

ゆるく生きれば楽になる~60歳からのテキトー生活 和田秀樹 その6

クソ真面目で完璧主義な僕にとって、ピッタリの本に出会いました。 前回からだいぶ期間が空いてしまいましたが、5つ目のポイントをご紹介いたします。 前回の続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp pil…

ゆるく生きれば楽になる~60歳からのテキトー生活 和田秀樹 その5

クソ真面目で完璧主義な僕にとって、ピッタリの本に出会いました。 前回の続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp 4⃣ 一つのことに執着すると大事に至る 「ゆるく生きられない人」は、何か些細な一つのことが気になった時、そのことばかりが気になってしまい…

ゆるく生きれば楽になる~60歳からのテキトー生活 和田秀樹 その4

クソ真面目で完璧主義な僕にとって、ピッタリの本に出会いました。 前回の続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp 3⃣ 「いい人」の弊害 前回は、「日本人の真面目さの弊害」についてお話しましたが、そ…

ゆるく生きれば楽になる~60歳からのテキトー生活 和田秀樹 その3

クソ真面目で完璧主義な僕にとって、ピッタリの本に出会いました。 前回の続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp 2⃣ 日本人の真面目さの弊害 日本人は基本的に真面目であり、「自分に厳しくしなければならない」「自分をきちんと…

ゆるく生きれば楽になる~60歳からのテキトー生活 和田秀樹 その2

クソ真面目で完璧主義な僕にとって、ピッタリの本に出会いました。 前回の続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp この本の著者である和田秀樹氏は、前書きでも書いていますが、教育論にも携わったことがあり、自身の受験勉強の体験をもとに綴った「受験は要…

ゆるく生きれば楽になる~60歳からのテキトー生活 和田秀樹 その1

僕は他のブログでも書いていますが、けっこうクソ真面目な性格で、完璧主義な性格です。 50代半ばですが、30数年間サラリーマンとして、ツラくて大変な仕事、しかも自分には向いていないどちらかというと嫌いな仕事を一所懸命やってきました。 それで報われ…

立花岳志「起業メンタル大全」その6

全5回に渡って、プロブロガーで総合情報発信者である立花岳志さんの久々の超大作「起業メンタル大全」をご紹介してきました。 前回からの続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog…

立花岳志「起業メンタル大全」その4

プロブロガーである立花岳志さんの久々の超大作「起業メンタル大全」をようやく読み終え、いろいろと感銘を受けたので、ご紹介したいと思います。 前回の続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp 4⃣ やり…

立花岳志「起業メンタル大全」その3

プロブロガーである立花岳志さんの久々の超大作「起業メンタル大全」をようやく読み終え、いろいろと感銘を受けたので、ご紹介したいと思います。 前回の続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp 3⃣ 好きなことが続けられなくなった…

立花岳志「起業メンタル大全」その2

プロブロガーである立花岳志さんの久々の超大作「起業メンタル大全」をようやく読み終え、いろいろと感銘を受けたので、ご紹介したいと思います。 前回の続きです。 pilgrim1969.hatenablog.jp 2⃣ 好きなことを生活や仕事に組み込んで、毎日続ける 立花さん…

立花岳志「起業メンタル大全」その1

プロブロガーである立花岳志さんの久々の超大作「起業メンタル大全」をようやく読み終え、いろいろと感銘を受けたので、ご紹介したいと思います。 立花岳志さんは、現在54歳、2008年の39歳の時にサラリーマンをやりながら始めたブログが徐々に人気を集め、41…

2023年下半期に突入

昨日7月1日から、とうとう2023年下半期に突入しました。 本当に時の流れは早いものです。 私はこのところ、ブログ・YouTubeの更新が滞っておりましたが、 サボっていたわけではなく、本業の仕事がメンタルを押し潰す勢いで忙しく、とても副業の情報発信に時…

樺沢紫苑「ちょっとお疲れのあなたが、読むだけでフワッと癒される本」

今回ご紹介する本は、精神科医で作家の樺沢紫苑先生が、今年2023年5月31日に発売した「ちょっとお疲れのあなたが、読むだけでフワッと癒される本」という本です。 樺沢先生いわく、「樺沢史上、最も読みやすい本」とのことで、その題名の通り、ピンクを主体…

樺沢紫苑「マンガでわかる『神・時間術』

今回ご紹介する本は、精神科医で作家の樺沢紫苑先生が、2017年に出版した「神・時間術」をマンガ化し、先日2023年3月30日に発売された「マンガでわかる『神・時間術』です。 それまでのビジネス書で紹介する時間術は、不要な時間を節約して、捻出できた時間…

勝間和代「勝間式金持ちになる読書法」

勝間和代氏の「勝間式金持ちになる読書法」を読んだのでご紹介したいと思います。 最近の調査によると日本人の平均的な読書量は月1冊以下だと言われています。 近年日本の経済力が落ち、学力も落ちてきていると言われていますが、読書量とも密接な関わりがあ…

樺沢紫苑「精神科医が教える、毎日を楽しめる人の考え方」を読んで

樺沢紫苑先生の新刊「精神科医が教える毎日を楽しめる人の考え方」 略して「まいたの」を読みましたので、気づいたことをお話します。 まず、いつも樺沢先生が言っている通り、本を読む目的を定めました。僕なりの目的としては、「本当に人生を楽しめるよう…

勝間和代「勝間式超スローライフ」を読んで

コロナ禍に突入して間もない、2020年秋に出版された勝間和代氏の「勝間式超スローライフ」を読んだのでご紹介したいと思います。 コロナの蔓延により、僕たちの働き方や生活様式は劇的に変わりました。 そういった状況の中、この本は勝間氏なりの新しい働き…

樺沢紫苑「もしも社畜ゾンビが「アウトプット大全」を読んだら」を読んで

精神科医で作家の樺沢紫苑先生の新刊「もしも社畜ゾンビが「アウトプット大全」を読んだら」を読みましたので、ご紹介いたします。 この本は2018年8月に出版されました「アウトプット大全」をマンガ化したものです。 マンガの部分と樺沢先生による解説部分に…

「松任谷正隆の素」を読んで その3

「「松任谷正隆の素」を読んで」前回からの続きとなります。 前回・前々回のブログは以下のリンクからどうぞ! pilgrim1969.hatenablog.jp pilgrim1969.hatenablog.jp 4⃣ 外食が怖い 松任谷正隆氏は、意外にも30代くらいまでは、外食がとても怖かったのだそ…

「松任谷正隆の素」を読んで その2

「松任谷正隆の素」を読んでの書評の前半をご紹介しました。 pilgrim1969.hatenablog.jp 前回の続きとなります。 2⃣ 学校に行けない 松任谷正隆氏は、小学生時代、自宅から学校まで、電車と都電を乗り継いで通学していたそうです。 自宅のある高井戸から、超…

「松任谷正隆の素」を読んで その1

音楽家の松任谷正隆氏が、2017年秋に出版した「松任谷正隆の素」を読みました。松任谷正隆氏は、言わずと知れたユーミンこと松任谷由実氏の夫であり、ユーミンの全楽曲の編曲及びプロデュースを行なっている、素晴らしい音楽家です。 1970年代前半にはあの細…

樺沢紫苑「ストレスフリー超大全」を読んで

精神科医で作家の樺沢紫苑先生が、2020年7月に発売した「ストレスフリー超大全」を読みました。 人間関係や仕事、健康、メンタルや生き方などあらゆるストレスに対処する方法が書かれています。 この本は横開きで2ページから4ページを1項目として書かれてお…

村上春樹「東京奇譚集」

かなり前になりますが、2005年に刊行された、村上春樹氏の「東京奇譚集」を読み返してみました。 短編のエッセイ集ですが、村上春樹氏が過去に体験した「不思議な出来事」または他人から聞いた不思議な話を、まとめた一冊です。 村上春樹氏は、実際にそうい…

山下達郎ロングインタビュー「村上”ポンタ”秀一」その1

2021年3月9日、日本を代表するドラマーの村上”ポンタ”秀一が70歳で亡くなりました。 ポンタ氏は、山下達郎氏の1977年のアルバム「SPACY」や1978年のライブアルバム「IT'S A POPPIN' TIME」にドラマーとして参加し、70年代の音楽シーンを山下達郎氏をはじめ、…

村上春樹 / 回転木馬のデッド・ヒート

村上春樹氏の「回転木馬のデッド・ヒート」を読みました。 この本は、1985年10月に刊行された短編集で、雑誌に連載されていたものをまとめた本です。 短編集ですが、かなり不思議な雰囲気を持つ話が多い印象でした。 前書きの「はじめに」で、村上春樹氏が書…