肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

立花岳志「起業メンタル大全」その1

プロブロガーである立花岳志さんの久々の超大作「起業メンタル大全」をようやく読み終え、いろいろと感銘を受けたので、ご紹介したいと思います。

立花岳志さんは、現在54歳、2008年の39歳の時にサラリーマンをやりながら始めたブログが徐々に人気を集め、41歳になった2011年にサラリーマンを辞めて独立、それからはブログを主体とした情報発信を進めていき、ブログ「No Second Life」は月間165万PV、年間1000万PVを記録した日本を代表するプロブロガーの一人です。

ブログだけではなく、10冊の書籍を出版し(2023年7月現在)、独立・起業を目指す方のセミナーや講座の開催、個人コンサルティングなども行い、YouTubeFacebookTwitterなどあらゆる情報発信ツールを駆使して情報発信を押し進める「総合情報発信者」として活躍されています。

そんな立花さんが、独立・起業を目指してはいるが、どう進めたらよいかわからない人たちを対象とした461ページに渡る超大作「起業メンタル大全」を約5年ぶりに出版しました。

とはいえ、親しみやすいイラストが多く、文章も平易で読みやすく、一つのテーマごとに4ページから5ページ程度でまとめられているので、とても読みやすいです。

内容も、サラリーマンの人たちが独立・起業することを思い立ってから、実際に起業し、その後の自身の事業を推し進めていくまでの、様々なフェーズ・段階の人たちに合わせた「心構え」「戦略」「具体的な方法」などを書き記した、まさに「大全」「百科事典」と言えるべき本です。

ただ、膨大な内容であり、全てをご紹介することは出来ませんが、僕自身起業に関しては、まだまだ初心者の段階なので、「初心者」のフェーズの中で、特に気付きを得たことをご紹介していきたいと思います。

 

これから起業や副業を目指す人には、とても参考になることが多く、細部に渡り、至れり尽くせりの本です。

 

1⃣ 起業するベストなタイミングとは?

 

これについては、立花さんは「いきなり独立するのではなく、最初は副業からスタートし、サラリーマンをしながらビジネスを少しずつ育て、自信を持てたタイミングで独立する形がベスト」だと言い切っており、強く勧めております。

なぜかと言うと、ビジネスのアイデアというのは、だいたい始めてみないとわからないもので、大半は「絵に描いた餅」になってしまうからだとのことです。

そのような状況で、最初から成功することは非常に稀であり、安定収入を得ることは難しいそうです。

 

安定収入が無い状況で、ゼロからビジネスを始め、自分や家族が安心して生活ができる状態になるまでには、相応の時間がかかることになり、成功するまでは精神的に追い込まれ、焦った状態が続くことになります。

そのような状況では、焦りが生じて視野が狭くなり、しっかりとしたビジネスの長期的なビジョンを描くことは難しくなり、手っ取り早く稼げるような目先のことにしか目が行かなくなり、本来自分がやりたかったこととは大きく外れてしまい、結局は「時間を切り売りする仕事」ばかりやることになるからだと、立花さんは言っています。

 

僕自身、外食企業のいわゆる「トラブル処理」のような仕事ばかりやらされ、やりがいも無く、精神的にかなり疲弊し、とても追い詰められていました。

好きな仕事でもなく、人とのコミュニケーションが苦手である僕にとっては非常に不得意な仕事であり、精神的にも追い詰められ、何度も「もうこんな仕事辞めてやる!」と強く思っていました。

 

ただ、文章を書くこと自体は大好きで、文章でのコミュニケーションはとても得意であり、約6年前にブログをはじめ、一昨年からはYouTubeも始めました。

「こんな会社早く辞めて、オレはプロブロガーになってやる!」

YouTubeTwitterも始めたから、立花さんみたく『総合情報発信者』になって、好きな仕事をやって、誰にも縛られず自由を謳歌して生きていくんだ!」

こう思い、退職願を書いて、常に持ち歩き、折あらば提出して辞めてやろう!とずっと思っていました。

 

しかし、現実はまだまだ厳しいものでした。

ブログを約6年間やっているとはいうものの、毎日更新からは程遠く、月間100PVがやっと、YouTubeは毎日更新は全くできていないものの、希少なテーマで共感してくれる視聴者が多く現れ、「いいね」やコメントは多くいただけるものの、登録者数は500人にも満たず、総再生時間は2500時間程度で、収益化には程遠い状況です。

この状況で独立してしまっては、おそらく生活するための収入は得られず、焦りに包まれて、冷静な判断も出来ず、自分や家族を養うことも出来ず、サラリーマン時代よりも悪い状況となってしまうことでしょう。

 

立花さんは、こう言っています。

「時間の制約があるけれども、本業(サラリーマン)からの安定収入が入ってくる中で、副業を進めることが出来るので、精神的には楽で、焦ることなく冷静な判断が出来ます」

「本業がある中での副業なので、自分のビジネスアイディアが市場に通用するのか、いろいろと試行錯誤を存分にやることが出来て、現実との乖離を知ることが出来ます」

 

そして、立花さんの次の言葉の状態になるまで、大変ですが、ガンバってみようと思っています。

但し、メンタルが壊れてしまっては、元もこうもありませんから、それだけは無理がないように、ボチボチとやっていきます。

「副業で芽が出たビジネスが軌道に乗り始め勢いが出て、「もう会社に行っている場合じゃない」「会社に行く時間がもったいない」くらいのメンタリティーになったときに独立することがオススメです」

 

長くなりましたので、続きは次回のブログで!

 

※立花岳志さんの公式ブログ・ホームページです。

www.ttcbn.net