肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

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海援隊「トーク&ライブ2024」立川市市民会館 たましんRISURUホール その2

先日2024年4月14日、俳優の武田鉄矢氏率いる海援隊立川市市民会館 たましんRISURUホールで行われたライブを観に行ってきました。

昨年2023年4月の日本橋三井ホール、9月の関内ホールに続いて、3回目の参加となりました。

前回からの続きです。

 

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

海援隊の代表曲「贈る言葉」の演奏が終わった後、前回も前々回も演奏した「JODAN JODAN」の演奏が始まりました。

武田鉄矢氏の話によると、この曲は「贈る言葉」(1979年11月リリース)の直前の曲で、「贈る言葉」がリリースされる4ヶ月前にリリースされたのだそうです。

この曲は「贈る言葉」とは全く違うタイプのコミカルな曲調で、歌詞も人間の日常生活によくある恨みつらみや妬み・怒りなどを表した、けっこうネガティブでダークな内容です。

そんなネガティブな内容を、実にコミカルに風刺した感じにしています。

そして、サビの「JODAN!JODAN!JODAN!」の部分を、アルファベットの形通りに腕を動かす振付があります。

武田鉄矢氏によると、当時西城秀樹氏の「YOUNG MAN」が大ヒットしていて、それに対抗して、こういった振付を考え出したのだそうです。

そして、武田鉄矢氏はこうも言いました。

「皆さんお気づきのように、この曲、『贈る言葉』とは全く違うタイプの曲で、とてもマイナーで、こうネガティブな感じの曲なんですが、何かすごく素晴らしいというか代表曲のような曲が出来る前というのは、こんな曲が出来るもんなんですよね・・」

「まあ、この曲が出来たから、次に『贈る言葉』という曲が出来てブレイクしたんだと思っているんですよ」

なるほど・・人生そんなものなのかなあ・・

他のアーティストや作家でも同じようなことを言っていた人がいて、そういうものなのかもしれません。

 

開演前のステージに置かれたメンバーのアコースティックギター

 

涙そうそう」「ダメージの歌」と続いたところで、また武田鉄矢氏のトークが始まりました。

「僕は60歳を少し過ぎたころに、心臓の病気を患って4週間くらい入院したことがあったのですよ。その時に「そうだ病院へ行こう」という曲を作りました」

「70歳を過ぎて、先ほど演奏した『ダメージの歌』を作りました」

「僕はねえ、年相応の曲を作っていきたいし、これからもそうしていきたいのですよ」

「よく他の歌い手さんで、自分の若い頃に作った恋愛の曲を歌ったりする人がいるんですが、やっぱり70代や80代でそういう歌を歌っても、恋愛の歌に聴こえないんですよね」

「『もう、終わーりーだね』って、そのまま足元が崩れて倒れてしまったりしてね」

ある有名なJ-POPのアーティストを揶揄したブラックジョークでしたが、会場は大爆笑でした。

 

「それでね、今度の新曲は『老害』って曲でいこうと考えています!」

会場はまたも大爆笑でしたが、僕は何のことかわかりませんでした。

後で妻に聞いたところ、「ワイドナショー(フジテレビ)」という番組に出演したらしいのですが、その時に話題になったガーシー氏の件についてのことだったようです。

ガーシー氏は自身のYouTubeでいろいろな芸能人をあることないこと言って繰り返し脅迫し、国会議員になったもののこれらのことが悪質だとして、除名処分になったうえ、暴力行為法違反(常習的脅迫)などの罪に問われ、懲役3年、執行猶予5年として有罪判決が確定しました。

そのことにつき、武田鉄矢氏は「ただ、悪口を言っただけなんじゃないの」というようなことを言ってしまいました。

これについて、ゲストだった元AKB48などに所属していた指原莉乃氏の逆鱗に触れて「それは悪口を言っても謝れば済むというような昭和的な考え方ではないのか」「それはある種『老害』だと思います」というようなことを言ったそうです。

今回のステージで、武田鉄矢氏は本件について詳しいことは何も言いませんでしたが、ちょっとこれは「失言」かなあ、と僕も思いました。

ただ、こういったビミョーなことで笑いを取る武田鉄矢氏は大したものだと思いました。

老害」という曲が出来たら、ぜひ聴いてみたいと思います。

 

長くなってしまったので、続きは次回のブログで!