今日から令和がスタートしましたね。
いつもは興味が無いのに、テレビやネットで放送された、新天皇陛下の剣璽等承継の儀や朝見の儀に何度も見入ってしまいました。
また、過去の天皇陛下に関するYouTubeにも見入ってしまいました。
元々、子供の頃から左翼的思想の教育にさらされてきたため、あまり天皇陛下や皇室に関して馴染みがなかったのですが、歳を取るに従って、徐々に天皇陛下や皇室の偉大さに気づくようになり、今では日本国の象徴として尊敬しています。
特に、戦争前から戦時中、戦後の激動の時代を生き抜いた昭和天皇の功績がかなり大きいと思います。昭和天皇が戦後の国民の食うや食わずの窮状を見かねて、マッカーサーに会いに行って、自分の命と引き換えに国民を救ってほしいと訴えたことが、マッカーサーの心を打ち、そして、マッカーサーから尊敬されたことが当時の日本を救い、今の日本があるのだと思います。
まあ、翻って自分に関して言えば、この連休は夫婦共々ヒドい風邪を引いてしまい、僕はだいぶ回復してきましたが、妻がヒドい状況で、とても平成を振り返って、思いを馳せるなどという気分には到底なれませんでした。
いつもと変わらず平成最後の夜は夜更かしをして、咳のヒドい妻とくだらないことで喧嘩して、イヤーな感じで眠りにつき、令和の最初の朝は寝坊して10時近くに起きたような始末です。
新天皇陛下の最初の儀式をテレビで生で観ようと思ったのに、ボーッとして見過ごしてしまいました。
まあ、どうしようもないですね・・・
天皇陛下とはエラい違いですね。(当たり前か)
僕は今50歳になったばかりですが、20歳になる直前に平成になったため、生まれてから19歳までの未成年時代が「昭和」、20代・30代・40代の30年間丸ごとと、50代の初めまでのまさに人生の最も重要で季節で言えば「夏真っ盛り」の時代が「平成」でした。だから、「平成」という時代は、自分にとってはとても大切な思い出深い時代だったといえます。
それゆえ、辛いことも本当に多く、大変な難関をいくつもくぐり抜けてきた時代でした。
「令和」の時代は、僕にとっては50代以降の「白秋」の時代となります。
少しでも辛いことが収束し、今までの「辛さ」が「実り」に変わる時代になってほしいですね。