肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

再び鎌倉(鎌倉文学館~甘縄神明宮~鎌倉駅前)

気がついたら、4週続けて鎌倉に来ていました。

今回(2020年7月12日(日))は、かねてより久しぶりに行きたかった鎌倉文学館に行ってきました。

何度も行っているところですが、数年ぶりとなります。

江ノ電由比ヶ浜駅から、徒歩2~3分程度、閑静な住宅街を通り抜けた奥の、緑豊かな場所にあります。

 

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鎌倉文学館の入口の門扉 緑豊かな閑静な場所にあります。

門扉を抜けると、長く曲がりくねった道が、緑豊かな木々の間を伸びており、トンネルを抜けると、明治時代の瀟洒な洋館を思わせる建物が現れます。

 

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鎌倉文学館の建物エントランス 旧前田侯爵家の別邸と言われる。

江戸時代、加賀百万国の藩主として有名な前田家の子孫、第15代当主の前田利嗣氏が、明治23年頃、和風建築の館を建てたのが始まりですが、その後、火災や関東大震災により倒壊し、昭和11年に、第16代当主の前田利為氏が改築し、現在に残る西洋風の建物となりました。

 

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昭和58年に鎌倉市に寄贈され、昭和60年より、文学館として、鎌倉文学の様々な資料が保存・展示されています。

昭和51年に、鎌倉市内の文士たちが、鎌倉文学を研究する「鎌倉文学史話会」を発足させ、文学館を設立するために、作家の里見弴や、今日出海小林秀雄永井龍男、清水基吉らによる「文学資料館建設懇話会」が発足され、昭和60年より、鎌倉市に寄贈された、この旧前田侯爵家の別邸が、鎌倉文学館として、一般公開されました。

館内は撮影禁止なので、どんな感じかお見せできないのが残念ですが、鎌倉在住の活躍した作家たちが実際に手書きで書いた原稿や、存命だった当時の写真などがふんだんに展示されていて、文学が好きな方はきっと大いに興味を惹かれることと思います。

 

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テラスから見た風景 広大な庭園と、相模湾が一望できます。

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庭園から見た鎌倉文学館の建物 大正ロマンを感じさせる瀟洒な雰囲気です。

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この庭園には立派な薔薇園があるのですが、シーズンの5月頃はとても素敵な薔薇が満開です。来春忘れずに訪れたいと思います。

 

鎌倉文学館を出て、由比ヶ浜駅方面へ真っ直ぐ進むと、大通りに出ます。

ちょっと疲れたので、すぐ角にあった「たい焼きなみへい」の店が目につき、たい焼きは妻の大好物なので、早速入ってみました。

 

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江ノ電由比ヶ浜駅から徒歩1分、鎌倉文学館からも徒歩1分程度のわかりやすい場所にある「たい焼きなみへい」

展示してある食べ物を見てみると、程よく焼き上げてふっくらしたたい焼きと、昭和の昔のお祭りを思わせる焼きそばがあり、更にたい焼き屋なのに、いっぱしのベーカリーショップかと思わせる美味しそうなパンもあり、とても良い感じです。

とりあえず、普通のプレーンなたい焼き(あんこ)と、焼きそば、コッペパンを頼みました。

中に入ると、テーブル席やお座敷もあり、結構ゆっくりできる雰囲気です。

 

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たい焼きと焼きそばを前にして、ご満悦な表情の妻

このお店のオフィシャルサイトがありました。
こちらです。

http://www.taiyaki-namihei.com/

 

 

たい焼きなみへいを出て、大通りを長谷寺方面に少し歩くと、甘縄神明宮の木碑がありました。

木碑の示す方向を見ると、立派な鳥居が見えました。

早速行ってみることにしました。

 

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甘縄神明宮の木碑 伊勢神宮の文字があり、由緒正しい神社であることがわかる。

閑静な住宅街を抜けた先にあり、人通りも少ないことから、観光客はほとんど来ない、この長谷に住んでいる住民の方の鎮守の神社であることがわかります。

 

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甘縄神明宮の鳥居 静寂が漂い、神聖な雰囲気があります。

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鳥居をくぐり、石灯篭の間を抜けると、社殿へ向かう長い階段がある。

ただ、調べてみると、御祭神は天照大御神ですが、なんと1300年以上も昔の西暦710年(和銅3年)に、有名な行基上人が創建し、その後は源氏の祖と言われる、源頼義・義家親子が崇敬して修復したり、源頼朝・実朝・北条政子ら、鎌倉幕府の中枢の人たちも崇敬して、参拝していたようです。頼朝は特に崇敬していて、社殿を修理したり、鳥居を四面に建てたりしたそうで、源氏との関わりが深かった神社だったことがわかります。

もちろん、鎌倉最古の神社だそうで、地元の人達にとっても、関わりが深かった神社だったのでしょう。

 

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北条時宗が産湯につかったといわれる、「北条時宗公産湯の井」 社殿に昇る階段の脇にあります。

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甘縄神明宮の社殿 社殿を背にして、相模湾が一望できます。

階段を昇り、社殿の前にたどり着き、二人して静かに参拝しました。

不思議なことに、社殿の右側にまた上へと昇る階段があり、頂上には「秋葉社」という社殿がありました。

 

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甘縄神明宮社殿の右側に、「秋葉社」という社殿があります。

秋葉社で参拝すると、また右側に、かなり古いと思われる鳥居があり、上方へと続いていく獣道に近い道がありました。とても不思議です。

 

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秋葉社の右側にある鳥居と、更に上方へと続いていく道

 

甘縄神明宮を出ると、すでに午後4時を回っており、長谷寺の手前の「鎌倉オルゴール堂」に行って、しばらく涼みながら、オルゴールの音に癒やされていました。

 

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鎌倉オルゴール堂 様々なオルゴールが展示されていて、意外と見どころ満載で面白い。

いろいろな形態のオルゴールが商品として展示されていますが、骨董品のようなオルゴールも多数展示されており、結構興味深いです。

先日も訪れて、オルゴールは買わずにビートルズのオルゴールCDを買ってしまいましたが、今回もクラシックと童謡のオルゴールCDを購入しました。

 

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19世紀にスイスで製造された貴重なオルゴール

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こちらも19世紀にドイツで製造された、結構巨大なオルゴール

 

鎌倉オルゴール堂を出て、ランチはたい焼きと焼きそばとパン1個だったので、またお腹が空いてしまい、長谷駅から江ノ電に乗って、鎌倉駅へと向かいました。

 

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なかなか珍しい昭和の時代の江ノ電の2両編成に初めて出会い、乗りました。

 

鎌倉駅を降りて、向かった先は、プロブロガーの立花岳志氏がブログで紹介していた「あさくさ食堂」、とても美味しいというので、行ってみることにしました。

 

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関東大震災後、浅草から移転してきて以来、営業している「あさくさ食堂」

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昭和レトロ風な内装 とても懐かしい雰囲気です。

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釜揚げしらす丼と味噌汁のセット・サラダを注文しました。

 

店構えも内装も、僕たちが子供の頃の、昭和レトロ風な食堂そのもので、とても懐かしい気持ちになり、しばし「デジャ・ブ」の感覚に浸りました。

釜揚げしらす丼には、わかめの味噌汁と、温泉卵がついていて、たしか909円でした(税別)。正直、しらすの量はそれほど多くはないのですが、トマトがついていて、特製の甘いタレがかかっていて、珍味です。

次回は、「昔ながらのラーメン」とか、興味深いメニューがあるので、挑戦してみようと思います。

 

というわけで、今回もまた変わったコースをたどりました。

次回はまた違うコースを行こうと思いますので、よろしくお願いいたします!!