肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

飛蚊症にお悩みの方に朗報(その15)左眼の新たな浮遊物「フライ」の手術

前回のブログで、左眼の中に新たに出現した浮遊物「フライ」を除去するための手術を巡る中原先生とのやり取り、そして、やっと取り付けた手術の約束までのお話をしました。

pilgrim1969.hatenablog.jp

 

中原先生と手術の約束を取り付け、その日のうちに手術をしてくれることになりました。

1階のレストランで昼食を済ませた後、すぐに手術室の待合室に行き、3回目の手術に臨みました。

もう3回目なので、慣れたものでした。

いつも通り、結構な時間を待たされた後、最後の手術患者として、処置室に入っていきました。

手術直前に中原先生が出てきて、にこやかに僕に語りかけてくれました。

「○○さん、心配ありませんよ。しっかり取ってしまいますから、大船に乗ったつもりでいてください。」

先生のこの言葉にどれほど励まされたことか。

いつものとても痛い球後麻酔を済ませ、僕はいつものように手術室に運ばれました。

そして、3回目の手術は開始されました。

いつもより、明かりをかなり強くして、左眼の中を照らしているようでした。

僕はブラックアウトしてしまって、全く見えませんが、先生は「フライ」を探し出すのに苦心しているようでした。

そして、数分経った頃でしょうか、先生が「ん?よし、これだ!これだこれだ!」とつぶやき、次の瞬間叫びだしました。

「よし、捕らえたぞ!よしよし!」

そして、次の瞬間、歓喜の声を上げました。

「取れた!取れた!○○さん!取れましたよ!」

「これは縫合が必要だな。」

「良かったですね!これでもうストレスから解放されますよ!」

麻酔で少しぼやけた意識の中、まるで夢のような気分でした。

本当にこれで飛蚊症の苦しみから解放されるんだ!

僕は手術中だというのに、感極まってしまいました。

 

(次回に続く)

 

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