ほぼ3年ぶりに来日したリンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンドの4月7日に行われたライヴに行ってきました。
場所は、「TOKYO DOME CITY HALL」と聞いたので、「オッ!リンゴもポール並みにあの東京ドームの大スタジアムでやるんだな!スゴイじゃないか!」と感心したのですが、行ってみたら、同じ東京ドームの敷地内にある建物の地下にあるホールとのことでした ^^"
でも、中に入ってみると、大ホールではありませんが、バンドの演奏を眺めるには最適の距離で、しかも2階席の前から4列目のど真ん中でしたので、とても良く見えました。
前日のユーミンと同様、ラッキーでした!
いつものごとく、さり気なくリンゴが現れ、ライヴが始まりました。
最初は、「Machbox」や「I Don`t Come Easy 」など、ビートルズやリンゴの代表曲を演奏し、「あー!リンゴが歌っているんだ!」と、改めて感動しました。
僕は、前回の2016年10月のライヴにも行きましたが、今回のメンバーは、また少し編成が変わっており、TOTOのスティーヴ・ルカサーがまた参加していましたが、今回は僕が中学生の頃に英米のヒットチャートを賑わせていた、あの「メン・アット・ワーク」のコリン・ヘイが参加していました!
TOTOのスティーヴ・ルカサーに、メン・アット・ワークのコリン・ヘイ、それにリンゴ!とても夢のようなラインナップで、背中に鳥肌が立ち、改めて感動してしまいました。
リンゴの曲が何曲が続いたあと、突然あのドラムがスイングするリズム・・・TOTOの「ロザーナ」ではありませんか!
僕は我を忘れ、熱狂しました。
そして、その数曲後に、今度はメン・アット・ワークの「ダウンアンダー」を演奏してくれました。
リンゴのライヴなのに、自分の中学生の頃を思い出し、思わず涙ぐんでしまいました。
そして、リンゴの最大の代表曲「Don`t Pass Me By」「Yellow Submarine」を演奏して、会場みんなで大合唱しました。
ところどころで、メンバーがサポートメンバーとして参加しているのもあり、サンタナの曲を何曲か演奏しました。
「Black Magic Woman」「Oya como va」などですが、とにかく演奏がうまい!スティーヴ・ルカサーのギターは、泣きのギターというのでしょうか、本当に素晴らしかったです!
その後も、メン・アット・ワークの「ノックは夜中に」、TOTOのデビュー曲「Hold The Line」、リンゴの代表曲「Photograph」「Act Naturally」など、懐かしい名だたる曲を演奏してくれて、再び鳥肌が立ち、最後はサージェント・ペパーズのあの名曲「With A Little Help From My Friends」を演奏して、会場は最高潮の熱気に達し、最後にジョン・レノンの「Give Peace A Chance」へブリッジして合唱し、ライヴは終わりました。
最後にジョンのこの曲を演奏するあたり、リンゴの「Peace And Love」の精神と、ジョンへのリスペクトの精神を感じました。
リンゴのライヴは、アンコールが無いのが通例ですが、それでも24曲やってくれ、内容も素晴らしく、本当に観て聴いて良かったと思います。
リンゴはすでに日本を出国してしまい、今年で79歳。
次回のライヴはあるのだろうか?と心配してしまいますが、一人のビートルズ・マニアとして、リンゴがライヴを続ける限り、見に行き続けたいと思っています。