このところ、最近読んだ本の書評や、ライブの鑑賞レポートなどが立て込んで、僕の休職後のことについてお話していませんでしたが、軽くお話したいと思います。
昨年12月26日に会社の人事部長と直属上司との面談が終わった後、27日・28日はリモートワークで自宅で仕事をしていました。
次回1月9日に初出勤する時に、同じ部署の方たちに引継ぎをして、主な取引先にもしばらく休職することを報告し、その翌日から正式に休職することが決まり(2月8日までは有給休暇の消化となりますが)、内心かなりホッとしました。
直属上司のA部長からは、チャットで連絡がありました。
「休職するまでに、漏れが無いように、完璧な状態にしておいてください」
何か労いの言葉があるわけでもなく、ただこのような文章がポンとチャットで送られてきただけでした。
僕はちょっとガッカリしましたが、まあ、彼は8歳も年下でまだ40代です。
「ほとんど病気らしい病気もしたことがないので、病気になった人間の気持ちなどわからなくて当然だろう」
「それに僕がしばらく休職することによって、かなりの重荷が彼にも掛かってくるので、そのように言ってくるのも仕方ないだろう」
こう思うようにしました。
休職が決まってホッとしすぎたのか、27日の午後あたりから急に喉が痛くなり始めました。
「風邪かなあ?」と思っていたのもつかの間、翌日の朝には38度を超える高熱となり、リモートワークだったので、数時間ベッドに入って寝て、少し調子が良くなってきたら、また仕事をする、ということを繰り返して、仕事納めである28日をやり過ごしました。
そして、退勤時間の午後7時ころに、チャットにその日の業務報告をして、「今年は大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。来年は適応障害でしばらく休職することになり、大変ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」というような挨拶のような文章を送りました。
この共有チャットには、同じ部署の直属上司のA部長、I課長、O主任の他に、管掌取締役のD取締役も入っているのですが、特に誰からも労いの言葉はありませんでした。
「まあ、職場の人間関係なんて、こんなものか・・・」
僕は高熱でフラフラになった頭でそう思うことにして、会社のスマホもパソコンも閉じて、2023年の仕事納めとしました。
まあ、会社の人間関係とはこんなものだし、そもそも「メンタル疾患」というもの自体があまり認知されていないのは仕方のないことでしょう。
基本的に僕の会社は20代から30代の若い人が多く、健康な人が多く、病気のことについてよく理解している人は少ない傾向にあります。
僕は翌日29日には37度台まで熱が下がりましたが、30日には再び高熱がぶり返して38度台となり、かなり鼻が詰まって呼吸も困難な状態が続き、大みそかまで絶不調な状態が続きました。
こうして、僕にとって激動であり、大変だった2023年が終わりを告げたのでした。
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