前回、自分のこれまでの境遇を簡単にご説明しましたが、
⬇ 前回のブログ
http://pilgrim1969.hatenablog.jp/entry/2019/06/02/134931
僕がメンターとして共感し、いつもブログやメルマガを読んでいる立花岳志(たちばなたけし)さんが、僕と同い年で、九星気学の星が同じ「四緑木星(しりょくもくせい)」で、昨年が大凶で、お金にかなり苦労して離婚もした大変な年だったらしく、今年も凶だということを知りました。
それまで、占星学や神社参りなど全く興味がなかった立花さんが、今年になってから毎日頻繁に神社に行ってお参りをし、正式参拝(御祈祷)を行って、運勢が好転していることも知ったのでした。
いつも腰が重い僕ですが、とりあえずうまく行っている人の真似をすることが第一歩で、まず簡単にできることから始めることが肝要だと思い、妻にも事情を話し、2人で昔から「ここに来ると心が安心する」鎌倉建長寺の半僧坊で、御祈祷をしていただくことにしました。
まだ、梅雨入り前の新緑の季節である6月初頭の鎌倉はとてもすがすがしい気候でした。
紫陽花が咲くにはまだ早いと思ったのですが、ところどころでキレイに咲いていました。
半僧坊は、建長寺の奥の方にあり、急な坂を登っていかなければなりません。
すがすがしかったはずが、だんだん汗が吹き出し、足取りがだんだんと重くなってきました。
最後の急な階段を登りきった時は、大汗をかいて、すがすがしい気持ちなどどこかへ吹っ飛んでしまいました。
そんなこんなで、大汗をかいて、ぐしょぐしょになってしまった顔で、お寺の受付の方に、御祈祷を申し込みました。
いろいろな御祈祷のテーマがあるようで、料金は、大祈祷10,000円、中祈祷5,000円、小祈祷3,000円の3種類あり、初めてでよくわからないので、中祈祷を選びました。
テーマは、今までの人生を振り返り、定期的に突然に災難に見舞われる過去を思い出し、「厄災消除(やくさいしょうじょ)」がふさわしいと考え、これを選びました。
住職の方が準備を終えるまで、上階の応接間に通されたのですが、これがまた素晴らしい眺めでした。
応接間も格式があって、素晴らしかったです。
とても良い空気が流れているようでした。
御祈祷の準備が出来たので、下の階へ下り、御本尊の前に座りました。
30代後半と思われる、丸顔の小太りで感じの良い住職さんの簡単な説明が終わり、住職さんの勇ましい大太鼓の壮大な音と共に、御祈祷のお祈りが始まりました。
住職さんの叩く大太鼓の壮大な音とリズム、東洋の響きを思わせる、磬子(けいす)(お堂の中で置いて使う鐘)の音がとても心地良く、まるで「仏教ロック」を聴いているようでした。住職さんの大太鼓の叩き方が、まるでドラムのようで、磬子(けいす)の音はシンバルを思わせました。
始まると同時に、外から心地良い、少し強めの風が入ってきて、それが何度か続きました。不思議な気持ちでした。まるで、僕たちを元気づけて力を与えてくれているように感じました。
全部で20分位でしょうか。途中で焼香を行い、お祈りをしましたが、いつまでも聴いていたいフロー状態に入っていました。
終わった後、住職さんは大汗をかいた顔で、「今度祈祷を希望する時は、建長寺の入口の受付にその旨を伝えてもらえれば、何人かいる住職のうちの一人が半僧坊へ登っていくので、必ず伝えてほしいです。そうすれば、入場料500円は免除となります」と言いました。
これは良いことを聞きました。
それに住職さんも突然その場で祈祷をお願いされたら、すぐに登っていかなければならず、準備も大変なのでしょう。
最後に、御札と朱印を頂きました。
あれから、1週間が経ち、その後の状況はどうかといえば、あのすぐ翌日に、妻と大喧嘩をしてしまい、一日中イヤな思いをしました。
ただ、その翌日からは、なぜか妻との関係は修復し、仕事上でも特に悪いことも起こらず、まずまずの毎日を送っています。
これからしばらく検証してみようと思います。