肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

飛蚊症治療にかかる費用

僕は2017年4月から8月にかけて、飛蚊症の治療を行い、計3回の手術を受けました。

皆様方から、飛蚊症にかかった費用のご質問を多数いただくのですが、なにぶん数年前のことであり、記憶が不確かな部分もございますが、僕の記憶を出来うる限り、掘り起こして、お話したいと思います。

 

まず、かかる費用は主に以下の項目に大別されます。

①検査・薬代などの通院費用

②手術費用

③手術で入院時の差額ベッド代

④眼科患者用の眼鏡

⑤入院時の食事代、患者衣など

 

それでは、一つずつ説明したいと思います。

 

①検査・薬代などの通院費用

通院に関しては、2週間に1回、多い時は1週間に1回は行っていました。

通院するごとに、眼底検査・視力検査を行います。

手術前など必要に応じて、高性能な機械を使って、眼の断面や正面からの撮影を行います。

これは、僕が通院していた深作眼科でしか使っていない特殊な機械で、撮影した時の料金は特別高かった記憶があります。

また、手術を伴う場合の目薬はハンパない、おびただしい数の目薬を処方されます。

手術の期間中は、一日に4・5本の目薬を3時間おきに、眼に差していました。

1回当たりの通院費用は、平均3,000円前後、多い時は5,000円ほどだったと思います。

 

②手術費用

僕は保険適用となり、かつ高額療養費制度(後ほど説明します)を使っていたので、これらが適用されない「自由診療」の場合の費用額は、残念ながら、はっきりとはわかりません。

しかし、おそらく1回当たり数十万円にのぼると思われます。

僕は、飛蚊症でしたが、確か症名は「硝子体疾患」で、施術名は「網膜硝子体手術」でした。

手術は、右眼を1回、左眼を2回の計3回行ったので、自由診療であれば、もしかしたら100万円近い金額になっていたかもしれません。

 

③手術で入院時の差額ベッド代

1回目の右眼の手術の時は、大部屋や2人部屋が無かったため、個室に泊まらざるを得ませんでした。

1回の手術につき、2泊3日だったのですが、個室の場合、2泊3日で60,000円だったと記憶しています。

2回目・3回目の左眼の手術の時は、2人部屋で、2泊3日で42,000円だったと記憶しています。

もちろん、これらの費用は保険適用とはならず、実費となります。

 

f:id:pilgrim1969:20211219121728j:plain

当時手術で泊まった個室です。なかなか広くて、キレイで快適な部屋でした。

f:id:pilgrim1969:20211219121916j:plain

食事は、量は少なく、たくさん食べる方にはキツイかもしれません。でも、とてもヘルシーで、栄養をよく考えたメニュー内容でした。左下のミネストローネ風野菜スープはなかなか絶品でした。

 

④眼科患者用の眼鏡

以前のブログでもご紹介した、深作眼科特製の「防塵防御眼鏡」です。

深作眼科の深作先生は、パイロットを目指していたこともあり、パイロットがするような強力な「防塵防御」の性能を持つサングラスを、手術の期間からしばらくの間、日常生活で、患者にかけるよう、義務付けています。

色はイエローで、ちょっと柄が悪く見られる感じがあり、ちょっと気が引ける感じもありますが、きちんと目の周りにフィットし、眼がきちんと守られている感覚があります。

こちらは、ちょっと高価で、24,000円だったと記憶しています。

 

f:id:pilgrim1969:20211219131117j:plain

深作眼科特製の防塵防御眼鏡 きちんと目が守られている感覚があります。

⑤入院時の食事代、患者衣など

1回の手術で、5,000円前後だったと記憶しています。

食事は、手術した夜の夕食、翌日の朝・昼・夕の3食、退院する日の朝食だったと思います。

先ほどご紹介した写真の通り、決して量は多くありませんが、栄養価をきちんと計算された、とてもヘルシーなメニューでした。

 

⑥高額療養費制度について

先ほどご紹介した、「高額療養費制度」ですが、癌などの重い病気などで、長期の入院をしたり、治療が長引く場合、医療費の自己負担額がかなり高額になる可能性があります。

そこで、家計の負担を軽減できるように、一定の金額(自己負担限度額)を超えた部分が払い戻しされる制度です。

これは、「健康保険限度額適用認定申請書」という書類を、お勤めの健康保険組合や市役所などの健康保険担当課で取り寄せ、所定の事項を記入して、必要書類と共に提出すると、「限度額適用認定証」が交付され、1ヶ月あたりの医療費が、限度額までの支払いで良いことになります。

とても助かる制度で、あらかじめ医療費が高額になるとわかっている場合は、事前に申請しておくことをオススメします。

ただし、自己負担限度額については、その方の各々の所得額の区分によって、変わってきます。

たいていの方は、1か月あたり93,000円となる場合が多いと思います。

僕の場合は、失業中だったので、1か月あたり44,400円でした。

詳しくは、以下のサイトをご覧ください。

www.kyoukaikenpo.or.jp

 

医療保険について

僕の場合、医療保険に入っていたので、保険会社に申請し、手術給付金や所定の通院費用がもらえました。

300,000円くらいだったと思います。

よって、その他いろいろな費用を合わせると、おそらく400,000円くらいは総額でかかっていたのではないかと思います。

 

⑧まとめ

今回ご説明した内容は、あくまでも僕のケースであり、2017年当時の話なので、現在の状況は変わっている可能性はあります。

患者さんによって、診断内容や手術内容は変わってくる可能性はありますし、保険適用になるかどうかも変わってくると思います。

また、飛蚊症を手術してくれる病院は、非常に少ないので、たまたま手術してくれる病院があったとしても、病院ごとに、症状に対する判断は異なり、かかる費用の明細は変わってくる可能性はあります。

ちなみに、僕が治療を受けた深作眼科は、基本的に飛蚊症の治療は行っていません。

僕の場合は、非常にレアなケースです。

僕が実際に手術していただいた、中原先生の中原眼科では、飛蚊症の治療は行っていますが、自由診療となっています。

詳しくは、中原眼科の中原先生に一度ご相談されることをオススメします。

中原眼科のサイトはこちらから

www.nakaharaganka.com

 

飛蚊症に苦しむ方々は、本当にツラいと思いますし、一刻も早く、この状況を打破したいと願っていることと思います。

僕の情報が皆様のお役に少しでも立つことが出来たら、幸いです。

 

YouTubeもやっておりますので、ぜひ下記のリンクからご覧になってください。

 

youtu.be