肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

STING MY SONGS JAPAN TOUR 20230312 IN 有明アリーナ volume 1

先日2023年3月12日(日)、約4年ぶりとなるスティング氏のライブが有明アリーナで開催され、僕は観に行ってきました。

有明アリーナは初めて行ったのですが、川に面したなかなか眺望の良い粋な建物でした。

 

有明アリーナへ向かう橋の上から撮った写真。なかなかカッコイイ建物です。

 

グッズ販売は建物の外で行われていました。
目玉は、対象商品を購入すると、ステッカーと共に、「直筆サイン入り『ザ・ブリッジ』アナログ盤テストプレス盤」が抽選でもらえるということで、持っていないCD2枚を購入しましたが、ダメでした。
僕の2人前に購入していたおばちゃん(といっても同年代の50代?)が見事に当てていました。うらやましい・・・

 

超混雑していたエントランスを抜け、僕の席であるアリーナの後方の席に座り、ライブの始まりを待っていました。

 

アリーナ席のかなり後方のブロックではありましたが、ど真ん中の位置で、そこそこよく見えました。

 

オープニング・アクトとして登場したのは、スティング氏の息子であるジョー・サムナー氏。

若き日のスティング氏のトレードマークだったイエローとブラックの縞々のTシャツを着て登場しました。

アコースティックギターの弾き語りで、自身のオリジナル曲など計4曲を演奏し、カタコトのほのぼのとした日本語のMCで楽しませてくれました。

よく聞き取れなかったので、間違っているかもしれませんが、「東京大好きです。」「パリでは恥ずかしかった。それ真実です。」などと言っていました。

「Jelly Bean」の演奏の前では、「私の子どもたち、大好きです。」「子どもたちのために。」、「HOPE」の前では「一緒に歌ってください。」と、一所懸命日本語を駆使して、伝えようとしているのがわかりました。

僕は、実は息子のジョー・サムナー氏であるとは気づかず、スティング氏本人だとばかり思い込んでいました。

それほど、若き日のスティング氏にそっくりでした。

しかし、頭髪はふさふさしていて量が多く、白髪だったはずが、色の濃い金髪だったので(スティングさん、失礼なこと言ってすみません・・・)、スティング氏はずいぶん若返ったのだなあ、声は少し低音になって張りが出ている、などと思ってしまいました。

 

「明日、ビルボード・ライブやります。あの場所に来てください。」

そう言って、ジョー・サムナー氏がステージを去り、10分ほどのブレイク・タイムの後、愛用のベースを抱えたスティング氏がステージに登場しました。

そこで初めて、先ほどまでの若きスティング氏に似ていた人物は息子だったのだと気づいたのでした。

 

オープニング・ナンバーは、初期のポリスの名曲「Massage In A Bottle」、その後、いきなりスティング氏の最も人気の高い曲の一つ「Englishman In New York」の軽快なイントロが始まり、ステージはいきなり総立ちとなって、大盛り上がりとなりました。

スティング氏も大いにノッていました。

 

再びポリス時代の名曲「Every Little Thing She Does Is Magic」が演奏されました。

「クチブエという日本語を覚えた」といきなりMCでつぶやいて、会場は笑いに包まれ、最新作「The Bridge」から「If It’s Love」など数曲が演奏され、「If I Ever Lose My Faith In You」の印象的なハーモニカのイントロが始まり、会場はまた盛り上がりを見せました。

 

途中、スティング氏のベースのベルトの調子が悪かったのか、何度かスタッフが2人がかりで直す場面がありました。

最初は時間がかかり、会場がシラケるのを心配して、スティング氏が「イエーイ!」と叫んで、腕を振り上げるシーンがありました。

 

その後、荘厳な「Fields of Gold」が演奏された後、ハーモニカのメンバーを呼び出して会話し、「スティービー・ワンダー」という名前が何度も飛び出すのが聞こえ、そのままハーモニカのイントロが印象的な「Brand New Day」の演奏が始まりました。

この曲は1999年リリースの「Brand New Day」に収録されているタイトル曲ですが、ここに収録されている曲のハーモニカはスティービー・ワンダーが吹いていたことを後で知りました。

 

その後、映画「レオン」のエンディングテーマだった「Shape of My Heart」、「Mad About You」など、スティング氏の一流の名バラードが続き、それまで総立ちだった観客たちは静かに座って、聴き入っているようでした。

 

長くなりましたので、後半は次回のブログで!