肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

YUMING MUSEUM vol.4

今年(2023年)1月7日(土)、六本木ヒルズで開催されている「YUMING MUSEUM」に行ってきましたが、先日2月18日(土)に再度行ってきました。

こちらは、前回のブログです。

 

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一度じっくり観てはいるのですが、2月26日で終わってしまうということで、ファンの端くれの僕としては、もう一度行きたくなり、妻と共に日常に疲れた身体を引きずって、都心の六本木くんだりまで行ってきました。

 

今回、再び来館した目的は、閉幕近くなって、展示物が多少変わっているのではないだろうか、ということと、「音声ガイド」を聴きながら、展示物を観ることでした。

 

「音声ガイド」は、エントランス入ってすぐのガラス張りの部屋の奥にあるカウンターで機材を借りて聴くことも出来るのですが、スマホとヘッドフォンなどお持ちでしたら、スマホQRコードを読ませて、「safari」や「GoogleChrome」に落とし込んで、聴くことをお勧めします。

 

右側のQRコードスマホで読み取ると、すぐに聴けます。「特別収録」に入っている特別音源や昔懐かしのラジオの音源などが聴けてお勧めです!

 

前回もお伝えしましたが、最初の天井の高いガラス張りの部屋は爽快な気分にさせてくれます。

真ん中のグランドピアノを囲むように、無数の手書き原稿のレプリカが、白い鳥の羽のように散らばっており、空からも降り注ぐ演出は、なかなかのものです。

 

ここから眺める東京の景色も絶景でした!

 

ユーミンのプライベート写真

 

今回は、前回じっくり観ることが出来なかった、ユーミンの幼少の頃からデビューして間もない時代の、プライベートの写真を改めてじっくり観ることが目的でしたが、しっかり堪能させていただきました。

 

まだ10代の頃のユーミンユーミンと家族の団らん、デビューし立てのユーミンを支えてきた松任谷正隆氏や細野晴臣氏などキャラメルママの面々と演奏しているシーン、若々しくオシャレなユーミンが昭和の街を歩いている写真など、撮影禁止なので、ご紹介できないのが残念ですが、とても興味深い写真ばかりでした。

 

特に、ユーミン多摩美大時代の八王子の実家の部屋が大きなパネルになっていて、その時代としては、最先端と思われる家具やインテリア、アップライトピアノ、積み上げられたレコード、様々な観葉植物(家の中に観葉植物を飾るようになった走りは自分だと言っていました)をはっきり観ることが出来て、その頃のユーミンの生活というものが実感できました。

 

②歴代のレコード・CD

 

ユーミンのプライベート写真と通路を挟んで向き合うように、歴代のレコード・CDが発売順に展示されていました。

なかなか壮観でした。

 

1972年7月5日発売の記念すべきデビューシングル「返事はいらない」と、翌年1973年11月に発売されたデビューアルバム「ひこうき雲」のLPレコード

ピンクフロイドやレッドツェッペリンなどのレコードアルバムのカバー・アートを手掛ける、イギリスのデザイン・アート集団「ヒプノシス」と、日本人アーティストで初めて仕事をしたアーティストがユーミンだったそうです。1981年リリースの「昨晩お会いしましょう」いろんな意味でユーミンにとって過渡期となった大切なアルバムだったそうです。

ユーミンは、他の同世代のアーティストと同じように、アナログレコードを再発売していないため、こうやってアナログレコードを観ることが出来るのは、意外と貴重だと思います。

 

③はじまりの部屋

 

真っすぐ進んでいくと、ユーミンの原点とも言える、学生時代の八王子の実家の部屋に置いてあった品々が展示されていました。

 

実家の部屋に置いてあったピアノ、荒井由実時代の主な有名曲は、このピアノで作曲していたようです。

前回もご紹介した、深夜に家を抜け出す時にかぶっていたウィッグ。横の赤いお菓子の箱に入れて今も大切に保管しているそうです。下の段には当時読んでいた文庫本が並んでいました。吉川英治の「宮本武蔵」などを読んでいたそうです。

ユーミンの「乳母」であった「ひでちゃん」に送ったサイン入りのレコード「ユーミン・ブランド」、隣には学生時代使っていた地球儀、下段には学生時代に読んでいた文庫本、芥川龍之介夏目漱石ゲーテに混じって、横溝正史の「悪魔の手毬唄」がありました。

 

長くなりましたので、続きはまた次回に。

YUMING MUSEUM」の開催は、2月26日(日)までです。

ご興味のある方は、ぜひ行ってみてください。

 

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心房細動 3ヶ月ぶりの診察

約3ヶ月ぶりに、東京医科大学病院に行って、S先生の診察を受けました。

前回の続きです。

 

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今年(2023年)に入って、最初の、そして約3ヶ月ぶりのS先生の診察となります。

僕は、昨年末にコロナの予防接種を受け、この約1ヶ月以上の間、これまでに無いほど、体調を崩していました。

特に咳がひどく、痰は常にからまり、身体はとてもだるく、何事にも集中できない状態でした。

 

まず、心電図検査を受け、診察室の前で順番を待っていました。

程なくして呼ばれ、診察室に入っていきました。

久しぶりに見る、朗らかなS先生の横顔が現れ、ほっと安心感を与えてくれました。

そして、こちらを向き、にこやかな顔で言いました。

「お久しぶりです。心電図ですが、全く問題無いですね。」

「経過は順調です。」

 

その言葉はとてもうれしかったのですが、体調が悪い状況が続いていることを話し、何とか解決の糸口は無いかどうか、先生の見解を確認してみました。

「うーん、年末にコロナ予防接種を受けて、それからずっと体調が悪い状況が続いているということですが、それでも心房細動の発作が出なかったということは、今回の治療は問題なかったということになりますね。」

「かなり心拍数が高い状況が続いているということですが、もともと体調が悪い時は、心拍数は上がる傾向にあるので、それは特別心配することは無いと思いますよ。」

 

その言葉を聞いて、安心しましたが、この苦しい状況を具体的に打破する方法は、特に聞くことは出来ませんでした。

S先生は循環器内科なので、こういったことは専門外なのかな?と思いました。

ただ、このような状況になっても今後コロナ予防接種を受ける必要はあるのか訊いてみたのですが、「そんな状況になるのでしたら、これ以上予防接種を受ける必要は全くありませんよ。」と言ってくれたので、今後はコロナ予防接種は受けないことにします。

 

「24時間ホルター心電図検査はやったほうがいいのですが、リラポンさんのような発作性の場合は、検査時に症状が出てこないとわからないので、AppleWatchでずっと毎日測定していただければ問題ありません。」

 

とりあえず、コロナ予防接種後の体調不良はかなりキツイのですが、心房細動に関しては、かなり経過は良好で、安心しました。

 

次回の診察・検査は3ヶ月後の4月26日となりました。

また、ご報告します。

 

YouTubeもやっておりますので、ぜひこちらもご覧になってください。

 

youtu.be

 

藤井風ライブ「LOVE ALL ARENA TOUR」さいたまスーパーアリーナ 2023年1月15日 その2

先日、2023年1月15日、さいたまスーパーアリーナで開催された藤井風クンの「LOVE ALL ARENA TOUR」を観に行ってきました。

前回の続きです。

 

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そんな藤井風クンのライブを観た感想をご紹介したいのですが、まだツアー開催中なので、これから参加する人はネタバレになりますことをご注意ください。

 

「LOVE ALL SERVE ALL」収録の「旅路」、の演奏が終わり、ここまでが風クンのピアノ弾き語りソロパートでした。

そして、少し間が開いた後、サポートメンバーが現れ、ここからバンド演奏としてのライブが始まるのでした。

 

6曲目の「damn」からバンド演奏によるライブが始まりました。

 

バンド演奏としての1曲目は、最近ライブを盛り上げる曲として風クンやスタッフの方たちが注目している、「LOVE ALL SERVE ALL」収録の「damn」。

オフィシャルのYouTubeでも放映されてましたが、この曲に関しては、渋谷のハチ公前交差点を再現した凝ったセットで、風クンが一所懸命振付師の指導を仰ぎながら、ダンスの練習や、表情の作り方を練習しているのが印象的でした。

このライブでのダンスもキレキレな感じで、絶好調で、最後のコロッケ(お笑い芸人)のマネをした表情も、遠巻きながらよく確認できました。

 

そして、「へでもねーよ」「やば。」「優しさ」と続いて、盛り上がっていき、デビューアルバム「HELP EVER HURT NEVER」収録の「さよならべいべ」では、再び自転車に乗って、会場を一周しながら歌うパフォーマンスを繰り広げました。

会場の最奥の400レベルの僕の方の席の近くにも来てくれて、生の風クンの姿を確認できました。

 

ステージに戻ると、風クンは場内をグルっと見回して、いきなりこう叫びました。

「子ども、子ども!!」

どうやら風クンのライブは子どもの来場はOKのようで、多くの子どもたちの応える声が聞こえてきました。

「かわいいよね!」と言った後、今度は「お年寄り!」と叫びました。

これには応える声はほとんど無く、その後「若者!」と叫ぶと、そこそこの声が返ってきました。

最後に、「中年!」と叫び、この層が一番声が大きかったのが印象的でした。

「僕のファンは、中年が一番多いから、一番声が大きいんだよね・・・」

風クンも自分のファン層は、僕ら中高年の層が一番多いことはやっぱりわかっているようでした。

なぜかというと、風クンの曲は聴いていると、どことなく懐かしい感じが醸し出されてくるからです。

10代終わりから20代の頃の甘酸っぱいというか、実際は苦悩に満ちた時代ではありましたが、80年代から90年代前半の懐かしい青春時代を思い起こさせてくれるからです。

 

その後、メンバー紹介となりましたが、それまでのメンバーの方とは違う、見慣れない顔の方が多く、メンバーが結構入れ替わった印象を受けました。

もちろん風クンのアルバムのプロデュースやアレンジを一手に引き受けて、ライブではキーボードを受け持つYaffle氏は健在でした。

 

このとてつもなく広いさいたまスーパーアリーナの会場の、観客席に沿った最外周を、自転車に乗って、一周しました。

 

次の曲は、デビューアルバム「HELP EVER HURT NEVER」収録の「死ぬのがいいわ」、昨年2022年末のNHK紅白歌合戦出場時にも歌われた曲で、赤いライトに照らされた中、最初のイントロで激しくピアノの鍵盤を叩く風クン、和風な公家のような衣装など、ほぼ同じ演出でした。

激しく踊り、最後にはステージの端でうつぶせに倒れて終わるシーンも同じでしたが、手を開いてマイクを転がして、ゴトッと音がして、ゲップのような声を上げたのが異なる点でした。

 

その後、「青春病」「きらり」「燃えよ」「まつり」と立て続けにヒットシングルが続いて、会場はどんどんヒートアップして、その後は最新シングル「graace」のそよ風のようなメロディが始まって、一気に癒されました。

 

ダンサーの紹介の後、風クンが言いました。

「次の曲だけは、スマホで映像とか撮っていいよ。その代わり、SNSでアップしといてね!」

始まった曲は、デビューアルバム「HELP EVER HURT NEVER」の冒頭を飾る「何なんw」。

観客は皆スマホを持って立ち上がり、皆思い思いに撮影しているようでした。

もちろん僕も撮影しましたので、そのうちにYouTubeでアップしたいと思います。

 

今回のツアーからなのか、風クンのライブでは、一曲だけ限定で、撮影することが可能になっているようです。ライブに参加される方はスマホのカメラの調子の確認と、バッテリーをいっぱいにしておくことをお忘れなく!

 

最高潮に盛り上がった後、風クンはメンバー全員と手をつなぎ、四方に向けて、一礼して感謝の念を示してくれました。

そして、メンバーが去った後も一人残り、とても名残惜しそうに、いつまでも手を振っていました。

前回2022年5月の相模大野でのライブと同じように、アンコールは無く(どうやら風クンのライブはアンコールは一律無いようです)、全17曲、約2時間弱のライブでしたが、とても大満足のライブでした!

 

今回も素晴らしいライブでした!
風クンは今回のツアーが終わったら、しばらく充電期間でライブは行わないようなことを言っていたようです。
最後の2月15日のライブまであと6本となりましたが、ぜひご興味のある方は参加してみてください。

 

2回目の風クンのライブで、今回はさいたまスーパーアリーナのとてつもなく大きな会場でしたが、まるでライブハウスでライブを観ているような会場の一体感を感じました。

2月までツアーは続くようですが、ご興味のある方はぜひ観に行ってみてください。

 

藤井風ライブ「LOVE ALL ARENA TOUR」さいたまスーパーアリーナ 2023年1月15日 その1

先日、2023年1月15日、さいたまスーパーアリーナで開催された藤井風クンの「LOVE ALL ARENA TOUR」を観に行ってきました。

どんより曇って冷たい雨が降っていた日でしたが、風クンの心温まるライブで、暗い気持ちも吹き飛んでしまいました。

そんな藤井風クンのライブを観た感想をご紹介したいのですが、まだツアー開催中なので、これから参加する人はネタバレになりますことをご注意ください。

 

藤井風クンのライブは、昨年2022年5月19日の相模大野以来、約8ヶ月ぶりです。

 

夕方17時開演予定でしたが、5分ほど遅れての開演となりました。

セカンドアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」収録の「それでは」のメロディが流れて、メチャクチャ広いさいたまスーパーアリーナの会場入口から、風クンが自転車に乗って、颯爽と現れました。

そして、ステージに上り、グランドピアノの前に座って、風クンの好きな洋楽のカバー曲「THE SUN AND THE MOON」が弾き語りでしっとりと演奏されました。

 

そして、「LOVE ALL SERVE ALL」収録の「ガーデン」を演奏した後、風クンのMCとなりました。

そして、いきなりあの口調で、言いました。

「大丈夫ですか?大丈夫と言ってください!僕の歌に構わず、さっさとトイレ行ってくださいね。トイレ我慢して観ているのは、ホント身体に毒です。」

と、観客をいたわってくれているのか、心配そうに言っていました。

そういえば、ライブが始まる前に会場内のトイレの前で、女性客が長蛇の列で並んでいました。

それらの女性客のことをいたわって言ってくれたのでしょうか。

ライブ開始が5分ほど遅れたのも、ひょっとしたら、これが原因だったのかもしれません。

 

さいたまスーパーアリーナは、とてもつもなくデカい会場でした。
400レベルの最も奥の方の席でしたが、真ん中にステージがあるため、上方からきちんと俯瞰してみることが出来て、意外と良い席でした。

 

続いて、「LOVE ALL SERVE ALL」収録の「ロンリーラプソディ」が演奏されました。

僕の大好きなバラード曲ですが、途中のサビの部分で、風クンが言ってくれた言葉が印象的でした。

「さあ、ネガティブなモノを吐き出して、綺麗なモノだけを吸い込んで・・・」

とても気持ちが癒されました。

 

実は、僕は年末からヒドい風邪をひいていて、この風クンのライブに行けるかどうかもビミョーだったのですが、何とか万全の準備態勢で臨みました。

ところが、何かの拍子に突発的な咳が出ることがあり、薬やのど飴をなめたりして、完全防備していたのですが、この曲の直前で突発的な咳が襲ってきました。

なんとか咳が出ないように唾を飲みこみ、のど飴をしこたま口の中に入れて、咳を抑えたのですが、今度は横隔膜のあたりが痙攣を始め、涙は出まくるは、汗は噴き出るはで、(もうダメだ!会場を出て、少し休もう)と思った矢先に、この風クンのやさしい「さあ、ネガティブなモノを吐き出して、綺麗なモノだけを吸い込んで・・・」の言葉が現れ、それを心に念じているうちに、不思議なことに徐々に収まってきました。

 

その後、デビューアルバム「HELP EVER HURT NEVER」収録の「もうええわ」が演奏され、サビの部分は、風クン主導のもと、観客みんなで合唱しました。

オリジナルの間奏部分のピアノは、わざと調律を狂わせたような演出を施していましたが、ライブでそれを再現するのは難しく、普通に弾いていましたが、元々のメロディが良いため、これはこれで素晴らしく感じました。

その後、「LOVE ALL SERVE ALL」収録の「旅路」が演奏され、ここまでが風クンのピアノ弾き語りソロパートでした。

 

そして、少し間が開いた後、サポートメンバーが現れ、ここからバンド演奏としてのライブが始まるのでした。

長くなりましたので、続きは次回のブログで!

 

 

YUMING MUSEUM vol.3

年明けすぐの連休初日、六本木ヒルズ森タワー52階で開催されている「YUMING MUSEUM 」を観に行ってきました。

前回の続きです。

 

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ユーミンの歴代のライブのポスターや、雑誌などへの掲載記事のレプリカが展示されているコーナーの先を進むと、ユーミンの歴代のライブで着用した衣装や、セットなどが所狭しと展示されていました。

 

 

ずらっと展示されてあり、壮観な風景です。

 

 

見覚えがのある衣装もちょこちょことあります。
右から2番目は、2013~2014年の「POP CLASSICO」ツアーの時の衣装でしょうか。
一番右も見覚えがあって、この衣装を着て「リフレインが叫んでる」を歌っていたのを覚えています。

1980年代初頭の中野サンプラザのライブで、本物の象にまたがってユーミンが登場したという話をユーミンがラジオでしていました。
中野サンプラザの会場に象を登場させるための手配がかなり大変だったそうです。
まあ、当たり前ですよね。

2019年「TIME MACHINE」ツアーに出てきた「お宝」の小道具です。

 

先に進むと、記憶に新しい、2021~2022年に行われた「深海の街」ツアーのセットが展示されている部屋に進みます。

 

潜水艦のセットの上に、シンセサイザーが置かれていました。
ここで、実際にユーミンが弾いていました。

この部屋では、最新アルバム「深海の街」の全曲の手書きの歌詞の原稿が展示されていました。

 

その先に進むと、最後の部屋となり、現在のユーミンの書斎に展示されている絵画や、作曲用のエレクトリック・ピアノ、そして、これが興味深いのですが、日常で使っている様々な小物などが、「ユーミンの書斎」という感じでレイアウトされていて、とてもリアルな感じでした。

 

ラジカセやヘッドホン、譜面など書くための色鉛筆や鉛筆削り、辞典やサクマドロップなど、なかなか興味深い小物が展示されていました。

この絵は、ルイ・イカールの「ファウスト」で、ユーミンが自分の世界と通じるものがあると、自宅のデスクの近くに飾られている、とてもお気に入りの一枚だということです。

最新アルバム「深海の街」の曲の順番や構成を考えていたメモスケッチです。こんな感じで色鉛筆を使っているのですね。

「インスピレーションを呼ぶ帽子」これを使って、曲や歌詞のインスピレーションを呼び起こしているのでしょうか。

実際に自宅の部屋に置いて使用しているエレクトリック・ピアノ

 

ミュージアムはここで終わりで、先に進むと、グッズショップになります。

 

ユーミンらしい、とてもセンスの良い素敵な品々で、僕は左下の大柄なハンカチとグリーンのノートを購入しました。

脇に、最新ベストアルバム「ユーミン万歳!」のセットもありました。

 

とても盛りだくさんの展示で、かなり楽しめました。

ユーミンの様々な角度の歴史を振り返れる絶好の展示会ですね。

ご興味のある方はぜひ一度行ってみてください。

景色も絶景です!

 

YUMING MUSEUMとコラボレーションしているレストランもあります。ユーミン監修の特製メニューだそうです。(要予約)

※2023年2月26日まで開催していますので、ご興味のある方は、下記のリンクからチケットをどうぞ!

yumingmuseum.jp

YUMING MUSEUM vol.2

年明けすぐの連休初日、六本木ヒルズ森タワー52階で開催されている「YUMING MUSEUM 」を観に行ってきました。

前回の続きです。

 

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「はじまりの部屋」と題されたコーナーには、ユーミンがまだ中学生だった頃の部屋に置いてあったものなどが展示されており、前回のブログでご紹介したものの他にもいろいろと興味深いものが展示されておりました。

 

ユーミン多摩美術大学在籍時に描いたデッサン画 
添削の文字がところどころありました。

プロ顔負けの「グラジオラス」という植物の絵画です。

右上は、結婚式のお色直しのときに着た着物で、「荒井呉服店」にずっと伝わってきた着物だそうです。2011年の「第62回NHK紅白歌合戦」に出演の際にも着用したそうです。
左下は、ユーミンが成人式の時(1974年)の写真です。

 

この部屋にもおびただしい数の手書きの歌詞の原稿の複製が展示されていましたが、

中には本物の手書きの歌詞の原稿もところどころに展示されていました。

 

こちらは、1975年~76年ころの「中央フリーウェイ」の譜面と手書きの歌詞の原稿で、なんと本物です!

こちらは「翳りゆく部屋」(1975年頃)の手書きの歌詞の原稿の本物です!

荒井由実時代のおそらく未発表のライブ映像が流れていました。

 

先へ進むと、ユーミンの歴代のライブのポスターや、雑誌などへの掲載記事のレプリカが所狭しと展示されていました。

 

ユーミンの歴代のライブのポスターや、雑誌などへの掲載記事のレプリカが所狭しと展示されていて、なかなか興味深いです。

その時代時代の空気を感じさせられます。

親友の女優:小林麻美とカジュアルな服装で街を歩き、二人でパチンコに興ずるなど、貴重な雑誌の記事が展示されていました。

かと思うと、貴重な本物のマルチテープが展示されていました。

1973年リリースのファーストアルバム「ひこうき雲」の貴重なマルチテープ(もちろん本物!)今までこのテープから何度もリマスターされてきたのでしょう。

ひこうき雲」マルチテープのレコーディング記録

「ベルベットイースター」その他のマルチテープ 
シングル用のマルチテープだったのでしょうか?

 

とてもご紹介しきれず、続きはまた次回のブログで!

 

※2023年2月26日まで開催していますので、ご興味のある方は、下記のリンクからチケットをどうぞ!

 

yumingmuseum.jp

 

 

YUMING MUSEUM vol.1

年明けすぐの連休初日、六本木ヒルズ森タワー52階で開催されている「YUMING MUSEUM 」を観に行ってきました。

僕の観てきた感想を簡単にご紹介したいと思います。

 

まず、入場するとすぐに、とても天井が高く、一面ガラス張りになっている大きな部屋につながっています。

 

とても天井が高く、一面ガラス張りの窓からは日光が燦燦と降り注ぎ、窓を見下ろすと、東京の街の絶景が広がっていて、とても清々しい気持ちになりました。

荒井由実時代に使っていたピアノの上から、手書きの原稿が降り注ぎ、周りを埋め尽くしている光景は、とても幻想的でした。

 

真ん中に荒井由実時代にユーミンが使っていたピアノが置かれており、荒井由実時代までに書き溜めていた手書きの歌詞原稿(レプリカ)が、ピアノの上に降り注ぎ、その周りを埋め尽くしているような演出になっています。

一面ガラス張りの窓からは、日光が燦燦と降り注ぎ、東京の街の絶景が広がっています。

とても清々しくて、心地よい空間でした。

 

レプリカでありながらも、ユーミン手書きの原稿であり、知っている曲の歌詞もあれば、見たこともない歌詞、数字だけを並べたものや、ひたすらト音記号を書き連ねたもの、一文だけ書かれたものなど、さまざまであり、とても興味深かったです。

 

年末にNHKで放映された「NHK MUSIC SPECIAL 松任谷由実~私と荒井由実の50年~」でも紹介されていた「空と海の輝きに向けて」の手書き原稿です。「おまえは歌になり、流れて行く」という部分が予言的だとユーミンは感慨深そうに言っていました。

原稿用紙の片隅に、意味の分からない数字が縦書きに羅列して書いてありました。これは何なのか、ユーミンに聞いてみたいです。

 

その先は細い通路上になっていて、左側には、ユーミンが生まれた時から、デビュー直後くらいまでのモノクロの古い写真がずらっと並べて展示してあり、右側には、デビューシングル「返事はいらない」から始まって、「ひこうき雲」から「深海の街」までのアナログレコード・CDが、時系列に展示してありました。

 

1972年リリースの記念すべきデビューシングル「返事はいらない」から、2020年の最新作「深海の街」まで、ユーミンの歴代の作品のアナログレコード・CDが展示してあって、なかなか壮観でした。

 

突き当りは、「はじまりの部屋」と題されたコーナーになっており、ユーミンがまだ中学生だった頃の部屋に置いてあったものなどが展示されていました。

 

ユーミンが中学生当時の部屋に置いてあって、その頃弾いていたピアノです。

深夜家を抜け出すことがバレないように、家族宛に「何があっても起こさないように」殴り書きして伝えた貼り紙です。なかなか笑えます。

手前のウィッグは、中学生の時に、深夜家を抜け出して、都心へ遊びに行く時にかぶっていたものだそうです。

なんとユーミンは小学生の頃から三味線にも興味を持っていて、習っていたそうです。 その横のデッサンの女性像は、ユーミンの筆によるもので、先生の添削の文字が入っています。

 

ご紹介するものが盛りだくさんで、長くなってしまいましたので、続きは次回のブログで!

 

※2023年2月26日まで開催していますので、ご興味のある方は、下記のリンクからチケットをどうぞ!

yumingmuseum.jp