春は、植物が芽吹いて来て、様々な花が咲き、冬眠していた動物や虫たちも動き出してきます。
僕たち人間の社会にとっても、いわゆる「始まり」の季節で、新しい季節が始まるということで、希望に満ちたワクワクする季節と捉えられていますが(少なくともマスコミは昔からこのようにアピールしますね)、どうも僕はこの春という季節が好きではありません。というか、嫌いです。特に4月が・・・
桜が綺麗に咲き誇り、皆新しくスタートする季節に向かって突き進む、「美しい」季節と一般的には言われますが、僕はそういうことを耳にするたびに、なぜか憂鬱になります。
特に花粉症とかで悩んでいるわけではないのですが、なぜ嫌いなのか、少し内観して考えてみました。
よくよく考えてみると、僕は「春」だけではなく、「新春」も嫌いであることがわかりました。
あの新年の始まりを告げる正月の雰囲気も嫌いなのです。
要するに、「何かが始まる」「新しいことが始まる」というメッセージや雰囲気が嫌いなのでしょう。
これは何か自分の生い立ちや、幼少の頃の経験に根差したものなのでしょうか。
もう少し内観して、考えてみたいと思います。