緊急事態宣言延長が決まった5月4日以降、新規感染者数の減少傾向が続いているだとか、全国で新規感染者ゼロが続いている13府県を解除を視野に入れているなどと、コロナ収束が目前に迫ってきているような報道が多くなってきています。
確かにデータを見ると、そんな感じで、非常に喜ばしいことです。
ただ、僕の中では、「本当にそうなのか?」とどうしても釈然としない感じが胸の中に依然として残っています。
欧米と比較した検査数は本当に少ないし、そういう数字に対して一喜一憂するのは、なんとも意味のないことのように思えてならないのです。
また、ずっと新規感染者数・死者数が少なく推移していたロシアが、首都モスクワを中心に一日1万人ペースで新規感染者数が爆増しています。
マスコミの報道は以前から、50%程度の信用度で見るようにしていますが、今回の収束に向けた報道も、「経済優先」・「コロナ疲れの人に対する忖度」のように思えてなりません。
今後の行く末を冷静に注視していきたいと思います。