年末も押し迫った2022年12月30日、横浜アリーナで開催された、桑田佳祐氏の LIVE TOUR 2022「お互い元気に頑張りましょう」を観に行きました。
前回の続きです。
「波乗りジョニー」で大いに盛り上がった後、桑田さんとメンバー全員は一礼してステージを去っていきました。
しばらくすると、メンバー全員がツアーTシャツに着替えて、再登場しました。
そして、桑田さんはいきなり「それではアンコールは、鬼束ちひろの『月光』をやります」などと、桑田さんお得意のおとぼけギャグをかまし、歌おうとしたが、歌詞が出てこなかったようで、2002年リリースの「ROCK AND ROLL HERO」の演奏が始まりました。
続いて、「銀河の星屑」(2011年リリース「MUSIC MAN」)「白い恋人達」(2001年シングル・リリース)「100万年の幸せ!!」(2012年リリース「I LOVE YOU -now & forever-」)の全4曲を披露してくれました。
映像のイルミネーションは本当に素晴らしく、「銀河の星屑」の映像は、銀河系の星たちが一斉に点滅して、回転するという、度肝を抜くような壮大なスペクタクル映像を披露してくれました。
「白い恋人達」では、きらびやかでカラフルに彩られたクリスマスの街の情景を表し、レッドとグリーンとゴールドに彩色された、幻想的な映像に目を奪われてしまいました。
そして、最後はフジテレビ系アニメ「ちびまる子ちゃん」エンディングテーマだった「100万年の幸せ!!」で大いに盛り上がりました。
最後に、再度ダンサーを含めたメンバー全員の愛情あふれる紹介を行い、エンディング曲の「時代遅れのRock'n'Roll Band」( feat.佐野元春,世良公則,Char,野口五郎)のメロディが流れてきた後、メンバーたちはステージを去っていきましたが、桑田さんは曲が終わるまで、ずっと観客に向かって手を振り続け、「ありがとう!!」と声の限り、連呼し続けていました。
観客に対する感謝の気持ちが充分に伝わり、2022年の締めくくりを最高の形で仕上げてくれました。
[追伸]
何とも申し上げにくいのですが、一つだけ気になったことがあったので、迷いに迷いましたが、大切なことなので、お伝えしようと思います。
ライブはとてもすばらしく、盛り上がったのですが、なぜか音響がちょっと良くなかった感じがしました。
僕だけかと思い、同行した妻にも聞いたら、やっぱり妻も同じことを言っていました。
ずっとではないのですが、桑田さんのボーカルと、バックの演奏がちょっとずれているように聴こえた箇所がところどころありました。
そのせいなのか、アリーナ席の人たちと、スタンド席の人たちとのリズムの取り方に、微妙な相違があったように感じる箇所がいくつかありました。
最後に、音響がサラウンドになっていなかったように感じました。
横を向くと、片方の耳に音が入ってこなかったことを頻繁に感じました。
今回のライブは収録していると表示されてましたので、とても気になるところです。
テレビやWOWOW、Blu-rayソフトなどで販売される時は修正されているのでしょうか?
ライブが素晴らしかっただけに、気になるところです。
今後の改善を望みたいと思います。