先日11月23日の横浜アリーナで行われた、ユーミンの「50th Anniversary 松任谷由実コンサートツアー The Journey」を観に行きました。
5月13日のツアー初日に、みなとみらいのぴあアリーナのライブに参加して以来、2回目となります。
このライブの参加者特典として、特別枠があるとのことで、申し込んで当選し、今回のライブを観に行くことが出来ました。
最近のブログでも書いていますが、僕はメンタル疾患(おそらくうつ病)の前段階の状態でもあり、不安定な精神状態なので、ライブ会場のような人が密集した環境はけっこうツラく、始まるまで不安だったのですが、ユーミンとスタッフが定刻通りに会場に登場してから、徐々にその不安は和らいでいきました。
まだライブツアーは開催中ですので、これからライブを観に行く方はネタバレとなりますので、ご注意ください。
僕たちの席は、ステージの2階席のド正面で、真ん前にステージがあるので、ユーミンの歌って踊る姿がよく見えました。
また、向かって右下側にキーボードの武部聡志氏がいて、鍵盤を叩く指がよく見えて、左上側にドラムの小田原豊氏の雄姿がはっきりと見えて、とても良かったです。
前回と同じ巨大な海賊船がステージの中央を占拠しており、壮大な眺めのもと、ユーミンたちが甲板に乗り込んでいきました。
そして、1983年リリース「REINCARNATION」収録のさわやかなナンバー「心のまま」のイントロが流れ、会場は爽快な雰囲気に包まれました。
2曲目は一転して、ベースの不穏なリフが流れ、ライブではおなじみの「WANDERERS」。
船の側面や甲板から、激しく火が吹き出す中、ダンサーたちが「シャングリラ」のように上から吊り下げられたロープを使いながら激しく踊り、相変わらず度肝を抜かれました。
火が激しく吹き出した時は、火の高温が直接肌に感じられました。
そして、激しいロック調の「リフレインが叫んでる」の後、ユーミンのMCとなりました。
「『Journey』のツアーにようこそ!」
「しっかり着いてきてくださいね!もちろん船長はわたし!」
「私はいつまでも新米の乗組員のような心持でやっていきたいと思っています」
そして、片隅に置いてあった、ある新米の乗組員が書いたという設定の日記帳を見ながら、朗読を始めました。
その後、さわやかな曲調の「ただわけもなく」、次の「満月のフォーチュン」では、またメンバーの激しいダンスと、火が舞い上がる激しいパフォーマンスが繰り広げられます。
ユーミンのほとんど至近距離で激しくバク転などしながらダンサーたちが踊り、ユーミンに間違ってぶつかったりしないのだろうか?と心配になりましたが、ユーミンの表情はポーカーフェイスのままで、さすがだと思いました。
前回同様、再び大きな龍が現れ、龍の頭の上にユーミンが乗って現れました。
そして、龍は激しく波打ちながら泳いでいるようで、口から火を噴いていました。
その後、ユーミンやメンバーたちがいつの間にか消え失せて、一転して静かになりました。
そして、ステージ上方から、大きな半透明の円柱状のカーテンが降りてきて、いつのまにかその中央に、ユーミンが寝そべったような体勢で、現れました。
そして、アンニュイなイントロと共に、1983年リリース「VOYAGER」収録「TYPHOON」の演奏が始まりました。
台風の目の中に入ったような、ゆっくりとした静かな雰囲気の演奏に合わせて、ユーミンが寝そべったまま、ステージが回転し、気だるいアンニュイな感じで歌うのが、とても静かで癒されました。
その後、寝そべったユーミンが起きだして、再び同じセットと衣装で、「青いエアメール」を緩やかに歌い上げました。
その後、1978年リリースのタイトル曲「紅雀」、そして往年の名曲「あの日に帰りたい」を緩やかなボサノヴァ調の雰囲気で歌い、会場は先ほどの激しいパフォーマンスとは打って変わって、穏やかなアンニュイな雰囲気となりました。
その後、再びある新米の乗組員が書いたという設定の日記帳を見ながら、朗読を始めました。
全体としては、ここまでの演奏曲は前回と同じでした。
長くなりますので、後半は次回のブログでご報告します。