肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

村上春樹 produce MURAKAMI JAM いけないボサノヴァ

もう2週間経ってしまいましたが、2月14日のバレンタインデーの日に、村上春樹2回目のプロデュースとなる「MURAKAMI JAM」のボサノヴァ編とも言うべき、「いけないボサノヴァ」がTOKYO FM開局50周年も記念して、行われました。

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「MURAKAMI JAM いけないボサノヴァ」オンライン配信のオープニング画面 

コロナ禍のもと、約1年半ぶりに行われたとのことで、今回は会場は100人限定となり、確か20000円くらいだったと思います。僕たちは3,500円の前売り券を購入し、自宅で鑑賞しました。

今回の出演者は、村上春樹はもちろんのこと、司会兼歌は坂本美雨音楽監督はジャズ界のベテランの大西順子で、サックスやドラム・ギターなどのバック演奏は、大西順子率いるバンドが担当しました。

日本のボサノヴァ第一人者と言われる小野リサ、フリージャズの巨匠の山下洋輔も参加し、とてもすばらしい音楽イベントとなりました。

しかし、何と言っても、あの村上春樹が話し、動く姿を生で見られるということが、一番の楽しみでした。

 

第一部と第二部に分かれ、第一部は小野リサがボーカル兼ギターで、バック演奏は大西順子とそのバンドという、ボサノヴァとジャズがミックスしたような、スリリングかつスペシャルな演奏となりました。

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小野リサ大西順子

全4曲で、アントニオ・カルロス・ジョビンの代表曲である「Samba De Uma Nota Só (One Note Samba)」「Chega De Saudade」「Corcovado (Quiet Nights)」「Agua De Beber(おいしい水)」が演奏されました。

「Chega De Saudade」は、ボサノヴァで初めて録音された曲だと、小野リサが話していました。

 

しかし、まあ、大西順子のピアノによるアドリブ演奏がスリリングかつ見事で、通常のボサノヴァのコンサートではまず味わえないのではないかというピアノの鍵盤さばきで、煽るような演奏で、小野リサをちょっと圧倒していたような感じがしました。

小野リサもにこやかに一所懸命歌っていましたが、一曲目の「One Note Samba」や「おいしい水」で、ちょっと音程を外す場面があったり、少し緊張した表情が見受けられ、心なしかちょっとやりにくいような印象を受けました。

でも、このボサノヴァとジャズを融合させたような演奏、小野リサ大西順子の初めての共演は、とても素晴らしいものでした。

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村上春樹坂本美雨のインタビューに答える小野リサ

 

第2部は、日本のクラシックギターの第一人者である村治佳織が出演しました。

素晴らしいギターの演奏で、数曲披露してくれましたが、何と言ってもクライマックスは、村上春樹の朗読と、村治佳織のギター演奏のコラボレーションでした。

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村上春樹坂本美雨のインタビューに答える村治佳織

村上春樹が朗読する「1963/1982年のイパネマ娘」に合わせて、村治佳織が「イパネマの娘」を静かに演奏するというものですが、何ともいえない非日常的な、というか、ノスタルジックな懐かしさを感じさせるというか、言葉では言い表せない不思議な感覚に囚われた素晴らしいひとときを過ごしました。

カンガルー日和」に収められていた短編ですが、この機会に読み直してみようと思います。

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「1963/1982年のイパネマ娘」を朗読する村上春樹と、「イパネマの娘」を演奏する村治佳織

 

次は、ジャズ界の巨匠、山下洋輔が登場しました。

ボサノヴァが登場した頃の山下洋輔の状況や、ボサノヴァとの関わり、山下洋輔フリー・ジャズへ至るまでの経歴など、村上春樹がかなり突っ込んでインタビューしてくれたおかげで、なかなか興味深いエピソードを聞くことが出来ました。

特に、ヴァーヴ・レコード50周年記念のイベントに呼ばれた時は、ジョビンの横に座っていたそうで、ジョビンがインタビューで「かなりジャズの影響を受けたのでしょうか?」という質問に対し、「いえ、私はジャズは知りません」などと答えていたエピソードはなかなか面白かったです。

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興味深いエピソードを話してくれた山下洋輔

2013年に発売されたスタン・ゲッツのトリビュートアルバム「Getz/Gilberto +50 」で、坂本美雨山下洋輔は共演していたようですが、今回はライブでの初めての披露ということで、「Desafinado」を演奏しました。山下洋輔の演奏も素晴らしかったですが、坂本美雨のあの透明感のある夏の清涼飲料水のような歌声はとても素晴らしかったと思います。これを聴けたのはとても貴重でした。

 

ただ、坂本美雨が素晴らしい歌声を披露した後に、山下洋輔大西順子の初めての共演となるのですが、坂本美雨は、こんな事を言ってしまいました。

「先ほど、リハーサルの時に、大西順子さんが山下洋輔さんのことを「ヨウスケちゃん」「ヨウスケ」と呼んでいるのを耳にしました。山下さんのことを「ヨウスケ」と呼ぶんだと、ちょっとビックリしました。」

すると、すかさず、大西順子が手を横に降って、それは他のメンバーのことを言ったんだと、ジェスチャーで示しました。

坂本美雨はすぐに勘違いしていたことを謝りましたが、その後しばらく気まずい雰囲気が流れ、大西順子山下洋輔のことを「山下巨匠」とわざわざ言い直して、山下洋輔と初めて共演すること、山下洋輔とのエピソードや、畏敬の念を話すなど、ちょっと怒っている感じはすぐに感じ取ることが出来て、ちょっと坂本美雨が気の毒でした。

「Desafinado」で山下洋輔と共演して上手く歌うことが出来て、その満足感からか、つい不要な話をしてしまったのでしょう。こういうことはよくあることです。

まあ、このようなことはありましたが、初めて二人が共演した「Só Danço Samba」はとても素晴らしいものでした。山下洋輔がピアノ、大西順子がキーボードを弾いての共演でしたが、山下洋輔フリー・ジャズ風のスリリングな素晴らしいピアノはまさしく圧巻でした。

 

最後は、全出演者が揃って、「イパネマの娘」を演奏しました。

ボーカルは、小野リサ坂本美雨の二人が歌いましたが、小野リサはイマイチ元気がない感じで、坂本美雨の透明感のある歌声のほうが目立っていました。

小野リサはジャズとの共演はあまり得意ではないのでしょうか。また、別の機会に聴いてみたいと思います。

 

全体を通して、とても素晴らしい内容のライブでしたが、ところどころ素人的な様子も見受けられました。(インタビューするのに、スタッフがゲストにマイクをなかなか渡さなかったり、カメラワークがまるで素人のデジカメのようでした)

また、村上春樹が従来のイメージとは違って、意外とファニーで天然的な面白い人だということがわかったのは、とても大きな収穫でした。

イパネマの娘」の演奏が終わり、最後の終演の挨拶のとき、村上春樹は軽く会釈をして、一人出ていこうとしたところを、坂本美雨が「ちょっと待ってください!」と言わんばかりに留めようとしたところを、村上春樹が振り切って出ていこうとしたところで、映像は終わったのも、何とも笑いを誘いました。

 

今回の「MURAKAMI JAM」の記念として、オフィシャルグッズがTOKYO FMの公式ショッピングサイトで販売されています。

僕は、村上春樹がライブ中に紹介していた、アメリカの「Good on」とコラボしたネイビー色のTシャツ、オリジナルマグカップとトートバッグを購入しました。

まだ在庫はあるようなので、ご興味のある方は下記のリンクからどうぞ!

shop.tfm.co.jp

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「Good On」とコラボした「MURAKAMI JAM」のオリジナルロゴTシャツ 村上春樹が「特別な布で作ってあって、洗うと色がキレイに落ちる」と説明し、坂本美雨が爆笑していました。まあ、「洗うといい味わいの色になってくる」と言いたかったのでしょう。僕も購入しましたが、生地が硬くて丈夫そうでした。

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僕が買った商品です。Tシャツは村上春樹の言う通り、オススメです。

 

誕生日のダイエットの決意

一昨日は僕の52歳の誕生日でした。

妻と一緒に新宿の髙島屋へ行き、何を買おうか楽しく見て回っていたのですが、やっぱり僕らは洋服というものが好きなようで、なんだかんだ自然と紳士服のフロアへ足が向かいました。

 

コロナの中、すっかり服を買うことはなくなり、本当に久しぶりに行ったのですが、やっぱりデパートの洋服売り場というものは、何かちょっと別格で、心が上がります。

 

ラルフローレンやパパス、ポール・スミスなどのブランドを見て回り、ふと、これから訪れる春物のコートを持っていないことに気が付きました。

3月から4月の上旬くらいまでは、結構寒い日が多いのですが、冬物の分厚いコートなどでは暑すぎ、かと言って、コートを着ないとちと寒いという中途半端な気候となります。

 

そこで、そのようなコートを見て回るうちに、マッキントッシュの売り場を見つけ、入ってみることにしました。

マッキントッシュは、イギリスの有名紳士服ブランドで、バーバリー三陽商会と代理店契約を打ち切った後に、三陽商会が新たに代理店契約をしたブランドで、同社が縫製を請け負っているだけに、とても縫製が良く、かつデザイン性に優れたブランドです。

 

店員さんに相談し、探してもらったら、とても素敵なコートを出してくれました。

ネイビーで、デザインはシンプルですが、とてもカッコ良く、かつ軽くて、試着させてもらって、すぐに気に入りました。

 

「きっとすごく高いんだろうなあ・・・」と思っていたら、昨年春物のコートということで、65,000円が50,500円に値下げしていました。

マッキントッシュだから、80,000円から100,000円は覚悟していたのですが、50,500円とはお買い得だと思い、即購入しました。

 

会計処理の間、妻がふと「パンツがいっぱい置いてあるけど、25,000円が16,000円になっているよ。これお買い得じゃない?」とつぶやきました。

厳しい妻がこういう風に勧めてくることは珍しく、誕生日なので、これはチャンスと思い、広げて見てみると、とても素敵なパンツでした。

 

店員さんに聞いてみたら、同型のネイビー色の素敵なパンツを出してきてくれたので、これも早速試着してみることにしました。

喜び勇んで、試着室で履いてみると、なんかお腹がパンパン・・・

でも、なんとかお腹を押し込んで、履くことは出来ましたが、なんかお腹のあたりが苦しい・・・

 

ドアを開けて、妻に見てもらいましたが、やはり妻も「うーん、ちょっとこれはキツそうで、みっともないかもね・・・」と浮かない顔。

店員さんに、一つサイズが上のものは無いか聞いてみたのですが、「これも昨年春物のセール品なので、置いてあるものしかないんですよね・・・」と、心無しか残念そうな顔。これ以上、勧めてきませんでした。

 

諦めて、コートだけ購入して、お店を後にしたのですが、とても素敵なパンツで、せっかく安くなっていたのに、変えなかった悔しさで、何か釈然としない気持ちでした。

確かに、コロナの影響もあったのでしょう。

1年前の今頃は77.5kgだったのですが、昨日の朝、測ってみたら、79.4kgでした。

 

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昨日の朝の体重計のデータ。

約2kg体重が増えていることになります。

そこで、僕は決意しました。

「この屈辱を晴らすために、自分は痩せるんだ!」

 

僕の妻は、若い頃、かなり体重の増減に苦しんだらしく、ダイエットについてはかなり調べまくって、自分でも実践して、この道に関してはプロフェッショナルと言ってもいいので、相談しながら、進めてみることにしました。

 

むやみに食事制限などして、ダイエットをしても、すぐにリバウンドして元に戻って効果はないということです。

 

まず、脂肪が燃えるのは睡眠中であり、きちんと最低7時間は眠らないと、脂肪は燃えないそうです。

 

食事は、カロリーのあるもの・ボリュームのあるものはランチ時に食べて済ませ、夕食は基本的に軽く済ますのが王道とのことです。

 

運動は、無理して長時間激しい運動をしても、運動後すぐにリバウンドを起こし、食欲が増進してしまうので、意味がないそうです。これは勝間和代さんも言っていました。

 

短時間でも毎日続けるのがコツであり、最近は運動をしなくても、SIXPADやフォーム・ローラーなどでも充分効果があるそうです。

 

妻は、毎日SIXPAD・フォーム・ローラー・レッグマジックをやるだけで、1ヶ月あたり1kgは痩せたそうです。

 

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最近話題の「フォーム・ローラー」これを気になるところのお腹や太ももや背中などに当てて、コロコロと転がすだけで効果があるそうです。ただ、使い方を誤ると身体に良くないそうなので、この商品の公式サイトで公開しているYou Tubeを見てから、使用することをオススメします。価格はアマゾンで1,980円ほどで購入しました。

いろいろとやっても、続かないので、僕は以上の3つをやってみることにしました。

 

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早速スマホの習慣化アプリにも登録しました。

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なんとか続けて、この醜い身体から脱出したいと思います。

そして、また新宿の髙島屋のマッキントッシュのお店に行って、16,000円のカッコいいパンツを買いに行きます!(その頃まだ売っていればの話ですが・・・)

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早速決意した途端に、誕生日&バレンタインデーということで、こんなものを食べてしまいましたが・・・

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ダメ押しに、こちらの濃厚なチョコレート・ケーキも食べてしまいました。二切れだけですが・・・(言い訳)

ガンバって、続けてみます。
また、途中経過、報告します!!

Clubhouse インストールしてみました!

今年になってから、新しいSNSとして、急激に話題となっている「Clubhouse」。

今までの「テキスト型」のFacebookTwitterと違い、「音声型」のSNSとして、話題となっていますが、僕は何のことだかわからず、放置していました。

ところが、僕がフォローしている精神科医で作家の樺沢紫苑さんや、プロブロガーの立花岳志さんも最近始めたと、メルマガでも書いていたので、ちょっと気になり、インストールだけしてみました。

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上から2段目の右端の外国人男性のモノクロの顔がアイコンで、何日かごとに別の男性の顔に変わるようです。

インストールだけしてみたのは良いのですが、説明が全て英語なので、解読にちょっと苦労しました。(英語が苦手なので・・・)

また、すでに始めているどなたかに「招待」されないと使えないらしく、ちょうど立花岳志さんのメルマガで、「招待枠がいくつか残っているので、興味がある方は、このメルマガに返信してください」と通知があり、新しいものに無頓着で、いつもなら見送ってしまう僕が、今回に限っては、即返信して、立花岳志さんから招待していただき、「Clubhouse」が使えるような環境を獲得しました。

 

今回、なぜ腰の重い僕が、即使ってみようかと思い立ったのは、立花岳志さんのYou Tubeで、「新しいものは、早く始めた人に、先行者利益がつくものです。TwitterFacebookもそうでした。まだやっている人が少ないので、早く始めた人がいろいろなところへ頻繁に紹介されるのです。」と言っていたことが、ずっと気にかかっていたからです。

 

すでに、立花岳志さんや樺沢紫苑さんは、ルームを立ち上げて始めており、「話すSNS」の楽しさを実感しているようです。

 

まだ、インストールしただけで、どなたのルームにも参加していないので、今のところ何とも言えませんが、いろいろと使ってみた後に、どんなものか、ご報告したいと思います。

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使えるようにしてみましたが、英語でのアナウンスが多く、ちょっと理解するのが難しいのが難点ですかね・・・

 

TOYS CLUB~北原照久氏のブリキのおもちゃ博物館

「なんでも鑑定団」で有名なブリキのおもちゃ等の収集家で知られる北原照久氏のブリキのおもちゃ博物館がある「TOYS CLUB」に行ってきました。

場所は、みなとみらい線元町・中華街駅」を降りてすぐの「フランス山」を登っていき、横浜の海を一望できる「港の見える丘公園」の中を通り過ぎ、横浜外国人墓地の横の通りを抜けて、閑静な高級住宅街の中にあります。

昨年9月にも行き、妻がとても素敵な家具や食器のミニチュアを買ったのですが、以来ミニチュアにハマったようで、今回妻のリクエストで、来店することにしました。

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「TOYS CLUB」のエントランスです。奥にはクリスマスに特化した様々な商品が展示されている建物があります。場所は、きちんと調べて行かないと、結構わかりにくいと思います。

 

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店舗の横には、ガレージがあり、ミッキーマウスが運転するアメリカン・クラシック・カーと、クリスマスのイルミネーションが展示されています。(こちらは昨年9月撮影)

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店舗とガレージの間の道を真っ直ぐ奥へ進むと、また店舗の建物があり、こちらはクリスマスに特化した店舗となります。1年中このようにクリスマスの雰囲気です。

店舗の中に入ると、一面クリスマスの雰囲気満載でした。

私はあまり詳しくありませんが、おそらくプレミアが付いた貴重なものなんだろうなあ、と思わせるアンティーク物がたくさん展示されていました。

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写真のベルシリーズのブリキでできたサンタクロースは、1950年代の物だそうで、とても人気があるそうですが、残念ながら、工場が閉鎖し、あと200体しか残っていないとのことです。

でも、僕の心にピーンと来たのは、ムーミンのクリスマス・ボールでした。

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ムーミンシリーズのクリスマスボール4体 ムーミン・ファンの僕としては無視するわけには行きませんでした。

前回来た時にもいた女性の店員さんに聞いたみたら、ノルウェー産の物だそうで、きちんとした陶器でできているそうです。ムーミン・フローレン・スナフキン・スニフの4つのみで、本国にも在庫があるかどうか分からず、一点物とのことでした。

1個4,500円(税別)で、決して安くはないので、とりあえず1個か2個だけ買ってみるか、とも思ったのですが、「こういう物は1個や2個だけ買っても意味がないような気がして、全部買わないと意味がないのではないか?中途半端な買い方をすると、きっとあとで後悔する。」

コレクター魂あふれる僕としては、そう思ってしまいました。

妻もそう思っているようで、「これはとっても良い物だよ!もし買わないで、帰ったとしたら、きっと後悔すると思うよ。」「帰宅してから、やっぱり買えば良かったな。また来週の土曜日に言ってみようか。とか言うに決まっているんだよ。」「それで、また店に来てみたら、もう売り切れているとか、1個だけ売れているとか、そういうパターンになりそうな気がする。それで、ものすごく後悔するんだよ。」

まさに、今までの僕の人生は、おっしゃる通りでした。

いったん迷って、帰宅して、やっぱり買えば良かったと後悔して、また行ってみると、もう無い・・・そして、ものすごく後悔して、落ち込む・・・

 

先にミニチュアの商品を選んでいた妻がレジで会計をしている間、ずっと考えていました。

このお店のクレジットカードのリーダーはとても古い型のようで、何回通しても承認されず、別のカードに替えてもダメで、すったもんだやっている間もずっと悩み、やっと承認されて、購入手続きが終わった後、決心して買うことにしました。

また会計にすったもんだするのはイヤなので、まとまった現金を持っていた妻が買うことにしました。しめて税込みで19,800円!!

でも、後悔はしていません。

ムーミン・ファンの僕たちの目利きとしては、これは充分希少価値のある物と、直感でわかっていたからです。

直感って大事ですね。買い物に関して言えば、直感で買った物に、まずハズレは無いと思います。結構、損か得かとか、利便性や機能性などと言って、頭で考えて買った物は、たいがいつまらなくなって、使わなくなってしまうことが多いと思います。

「感情が動くかどうか」

何かを選ぶ時は、この感覚が重要だと思っています。

 

二人ともご満悦で買い物を終え、メインの店舗の奥にある、この店の一番の売りである「ブリキのおもちゃ博物館」の展示品を見学しました。

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おそらく僕が生まれる前の50年代から60年代あたりの貴重なブリキのミニカーがたくさん展示されていました。

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こちらも50年代から60年代あたりに流行ったと思われるブリキのロボット人形が所狭しと展示されています。

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クラシックな雰囲気のミッキーマウスやポパイのブリキの人形もたくさんありました。

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こちらは昭和初期に作られたおもちゃだそうです。歴史を感じさせられます。

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鉄道マニアの僕としては、こういうブリキの鉄道模型は、なかなかワクワクさせられます。見ているだけで楽しいです!!

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このお店の「名物犬」かなりデカイ身体ですが、とても人懐っこいです。

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僕たちが購入した物です!妻はこれからミニチュアをどうやって飾ろうか、楽しく考えるそうです。

 

今は緊急事態宣言中なので、9:30~17:00の時短営業ですが、ぜひ一度覗いてみてください。日頃のストレスからものすごく解放されますよ!

www.toysclub.co.jp

村上春樹「村上T 僕の愛したTシャツたち」

2020年は、コロナ禍にもかかわらず、村上春樹氏は結構活躍していました。

久しぶりの短編小説「猫を棄てる」、短編集の「一人称単数」、そして今回ご紹介する「村上T 僕の愛したTシャツたち」、翻訳小説も多数出版していました。

村上春樹氏は、2018年からFM東京でラジオを不定期に放送しているようで、僕も2020年2月から聴き始めていますが、村上春樹氏の好きなジャズやボサノヴァなどのレコードがかかったり、それらに関しての興味深いエピソード、氏特有のゆるーい感じのトークがなんともいえず、毎回聴き逃さないよう、録音して聴いています。

 

そんな村上春樹氏が、コロナ禍真っ最中で不安に満ち溢れていた2020年5月に出版した「村上T 僕の愛したTシャツたち」

コロナなどまるでお構いなしに、自身が思わずコレクトしてしまった108枚のTシャツをめぐるエピソードを独特の文調で展開しています。

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「村上T 僕の愛したTシャツたち」とにかく気軽に読める1冊です。

男性ファッション誌の「ポパイ」に連載されていた人気エッセイだったそうですが、とても気軽に、楽しく読めるので、この不安なコロナ時代にはピッタリな1冊だと思います。

私なりに、読んだ感想をピンポイントでお伝えしたいと思います。

 

①「気を落ち着けて、ムラカミを読もう」

村上春樹氏が書いていましたが、海外では何か本を出版するたびに、Tシャツやトートバッグや帽子などの販促物が作られるようで、海外で出版すると、すぐに村上春樹氏に「こんなものを作りましたよ!」とドッサリ送られるようです。

写真のTシャツもその一つだそうですが、なかなかフレースが変わっていて、面白いです。

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「気を落ち着けて、ムラカミを読もう」数年前にスペインの出版社が作ったものだそうです。

元々は「平静を保ち、普段の生活を続けよう」という意味合いで、第二次世界大戦中に、イギリスの情報省が、国民の心を落ち着かせ、パニックを防ぐ目的で作られたポスターの言葉だったそうです。

リーマン・ショックの時も、金融機関が大量にこのポスターを作ったそうですが、この現在のコロナ禍にもピッタリのフレースですね。

 

②「レコード屋は楽しい」

村上春樹氏は、言わずとしれた「中古レコード・マニア」で、世界中の場所に行っていたそうですが、必ず旅行をした場所の中古レコード店を探して、覗くのが好きなのだそうです。

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中古レコード屋に関する村上春樹氏の独特の見解が熱く語られています。

主にジャズのレコードをコレクションしているそうですが、めぼしいものがなければ、クラシックやロックのレコードも探すので、際限なくレコードが増えていくのが悩みとか・・・(笑)

世界中をあちこち行って、中古レコード屋的に見れば、どの都市がいちばん魅力的か、などというランキングや、その時のエピソードなども書いてあって、レコード・マニアの方にとっては、とても興味深く、ハマる内容だと思います。

僕も音楽が好きで、10代の頃から、よくレコード屋に行っては、少ない小遣いでレコードを買っていました。20代以降は主にロック・ジャズ・クラシックのCDを買い集め、専用の部屋を作るまでに至りました。

「中古レコード屋で、ぱたぱたとレコードを探して1時間くらい暇を潰しているのが無上の喜びだ」と語っていましたが、ものスゴく、よくわかります。

 

③Tシャツを選ぶ基準

村上春樹氏は、きちんとしたおしゃれなTシャツをお店に行って買うことがあまり好きではないそうです。

ノヴェルティーで出版社からもらった特別なものとか、中古屋で買うほうが好きなのだそうです。

安い中古屋で、いろいろなものを見て、半日時間を潰すのが楽しいとか。

僕などはどうしても他人が着ていたようなものとかの中古物はあまり好きではないのですが、70代前半の村上春樹氏の年代では、このような傾向があるようですね。

そういえば、ローリングストーンズのミック・ジャガーキース・リチャーズも、来日して楽しく買い物する場所は、原宿あたりの古着屋だと言っていました。

 

村上春樹氏の普段のファッション

村上春樹氏の普段のファッションは、夏はTシャツ+ショートパンツのみで、きちんと襟のついたシャツはほとんど着ないそうです。

かなりの数のTシャツと、ショートパンツもいろいろな種類のものを集めているようで、Tシャツに靴下なしのスニーカーが定番なのだそうです。

ベストセラー作家で、かなりの収入を得ているからと言って、いつも高価なものを身に着けたり、買ったりしているわけではなく、人それぞれの考え方やライフスタイルがあるのだなあと、興味深く感じました。

ただ、公の場に行く時は、必ずバッグの中に、上からはける長いズボンと上に羽織ることが出来るシャツを入れて持参するそうです。出版社の方に銀座の吉兆に招待されて、店の入口で着替えたというエピソードには、けっこう笑わせられました。

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村上春樹氏は、本当にバラエティ豊かな、たくさんのTシャツを持っています。

⑤着れるTシャツ、着れないTシャツ

たくさんのTシャツを所有している村上春樹氏ですが、やはり着れないTシャツというものはあるそうです。

村上春樹氏は、以前も言っていましたが、あまり人目を引くことがイヤなのだそうです。なるべくこそっと隠れて生きていたいと。

氏も、地下鉄やバスに乗ったり、街を歩いたり、書店やディスクユニオン?に行ったりするそうなので、人目を引くと困るのだそうです。

基準としては、「メッセージTシャツ」

メッセージが書いてあると、人は読むものだと言っていましたが、たしかに無意識に読んでしまいますね。

まあ、カッコいい言葉や含蓄のある言葉だったら、構わないような気もしますが。

あと、ロックコンサートで販売されているようなTシャツだそうですが、たしかに、いかにも「このアーティストが好きだ!」とアピールしているようで、まあ気恥ずかしくなる気持ちは僕もあります。

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下の方の、「まえがき」からの引用の文章が、ちょっと笑わせられました。


まとめ

ご紹介してまいりましたが、この本は本当に気軽に読めるので、お仕事の合間や通勤などの途中など、スキマ時間を利用して読むと、心が和むと思います。

村上春樹氏がコレクションした、さまざまな面白い変わったTシャツの写真がところどころに散りばめられていて、氏のゆるーい文体も心地良いです。

また、この本を読んで、改めて実感したことは、村上春樹氏も基本的には僕たちと変わらない普通の方で、普通の日常を過ごしているのだなあと思いました。

中古レコード屋ディスクユニオンにも行っているとのことですが、ウィスキーの話になって、今日はくたびれたなというときには、プロントに入って、ジム・ビームのハイボールをジョッキで飲むのだそうです。村上春樹氏がプロントにいるなんて、誰も想像しないと思いますが・・・

あと、金銭感覚も意外と庶民的で、ハワイで古着のTシャツを探して買う時も、1ドルか1ドル99セントだと大抵のものは買うそうですが、最近は3ドル99セントくらいに相場が上がってしまったそうで、ものによってはオーバープライスだと感じると買わないそうです。3ドル99セントでも日本円にすると約414円ですから(2021年1月24日現在)、充分安いと思うのですが・・・(しかも村上春樹氏のようなベストセラー作家ならね・・)

最後に、村上春樹氏のいちばんお気に入りというか、思い入れがあるTシャツは、あの映画化された「TONY TAKITANI(トニー滝谷)」と書かれたTシャツだそうです。

これに関する興味深いエピソードが書かれていますが、それは本を購入して読んでのお楽しみとしておきます。

ぜひ、「ムラカミTシャツワールド」をお楽しみください。

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トニー滝谷」が書かれた原因となったTシャツ ハワイのマウイ島の小さな古着ショップで購入したそうです。

 

 

車を所有すると遭遇する、イヤな事

皆様も車を所有して、乗っている方が多いかと思います。

僕も、当時新車だったプリウスを2013年に購入して、今年(2021年)で8年になりますが、とても運転しやすい車で、日々愛用しています。

でも、車というのは、高価な物の割には、「剥き出し」の状態で外に放置しているものなので、気苦労が絶えないものですよね。

まあ、車検や点検などの費用、毎年の自動車税や、ガソリンやオイルなど、結構大きなお金が費やされるものですが、僕が最も悩まされているのが、「キズ」です。

とにかく、車のキズというのは、知らないうちに付いているものです。

「あれーー?!」と、見に覚えがない箇所に、キズがついているのを発見するのはとてもイヤなものです。

中でも避けることが出来ないものに、「飛び石」があります。

僕のプリウスも、購入して2ヶ月と経たないうちに、ヘビーな「飛び石」の洗礼を受け、天井に「ガツン」とぶつかってきて、キズが付いてしまいました。

見ようによっては、大したこと無いキズだったのですが、購入して間もない時期で、とてもイヤな気分で納得がいかなかったので、保険で直すことにしました。

天井は一部のみの補修は出来ないとのことで、屋根部分一式の交換が必要とのことで、そっくり取り替えて、その修理費15万円!

おかげで、翌年の保険料が結構上がってしまいました。

それから、正面衝突事故、自損事故など・・・

イヤーな経験をしてまいりましたが、昨日鎌倉に初詣に行く途中で、8年ぶりの「飛び石」の洗礼をまたもや受けてしまいました。

昨日は風がことのほか強かった日で、横浜新道あたりで、枯れ葉が宙を待っていて、「やだなあ」と感じていたのですが、次の瞬間「ピキッ!」という音がしました。

天井の方から聞こえてきたような気がしたのですが、助手席に乗っていた妻が、「フロントガラスに汚れが付いたみたいだから、試しにワイパーで拭ってみて!」というので、拭ってみたら、汚れが小さくなりました。

「なーんだ。ただの汚れだよ」と少し安心したのですが、なんかミョーに不安な感じがしたので、駐車場に到着して、フロントガラスの汚れの部分をウェットティッシュで拭いてみました。すると、汚れはみるみるうちに消えていったので、大丈夫だなあと思っていたら、そのすぐ上の点のような汚れに気づき、それも拭いてみました。

でも、一向に消えず、触ってみると、キズのような凹凸があるような感触がありました。

「あーあー」という気分でした。

よーく見なければ、わからないような小さなキズではありますが、やっぱり気分はよくありません。

気を取り直して、いつも参拝している御霊神社に行き、お守りを買ったり、おみくじを引いたりしました。おみくじは「吉」で、特に悪いことは書いておらず、それなりに参拝を楽しみましたが、やっぱり心の奥底にはモヤモヤとしたものがありました。

でも、いつも行っている藤沢駅前の美味しいインドカレー料理店で食事をして、「まあ、おみくじも悪いことは特に書いてなかったし、フロントガラスのキズはそんなに大したことは無いのだから、気を取り直して、忘れることにしようか」と思い始めました。

駐車場に行って、車を出すときに、駐車券とタイムズカードを取り出しました。タイムズカードを料金支払機に入れると、1650円の料金から330円割引になるのです。

駐車券を入れて、1650円の表示が出た後に、すかさずタイムズカードを挿入しました。しかし、表示は1650円のままです。クレジットカードを入れたら、330円引きになるのかな?と考えて、クレジットカードを入れてみたのですが、そのまま1650円で決済されて、駐車場のバーは上がりました。

釈然としないまま、車を進めると、横に乗っていた妻が「再度矢印の方向にカードをお入れください、とアナウンスがあったよ」と言いました。

車を止めて、スマホでタイムズのアプリを見て調べてみると、タイムズカードを使った履歴がありませんでした。

「ああ、カードを反対方向に入れたのに気が付かなかったんだ・・・せっかくタイムズカードを入れたのに、330円損した・・・」

先ほどの飛び石の件もあって、二重のショックで、「ドヨーン」とした気分になってしまいました。

たぶん、はたから見ると、大したことはない事件だと思います。

このコロナのご時世、コロナの影響で、もっと大変な思いをしている方はたくさんいるかと思います。

でも、そういうことはわかっていても、やっぱり「悔しい!」「釈然としない」といった思いをすることは、皆様も経験があるかと思います。

昨日(1月16日)は、暦的には「一粒万倍日」「天赦日」という、稀に見る大吉日だったそうですが、僕にはとてもそんな気分にはなれませんでした。

美輪明宏さんの著作「正負の法則」を昔読んでいましたが、こういうことは誰にでもあることで、人生は「良い事」と「悪い事」の繰り返しなのだと思います。

また、美輪さんはこうも言っていました。

「大きな負が来るのを避けるために、先に小さな負を与えることで、神様が守ってくださることがあります。」

「『負の先払い』をすることで、大きな負を免れることが出来ることはよくあります。」

「『正だけの人生』『負だけの人生』というのは有り得ません。もし、『正だけの人生』が続いたとしたら、そのままで済むことはなく、いつの日か突然『大きな負』がやってきて、命を無くすことが多いです。」

僕には、これらの言葉のほうが、心にしみて、しっくり来ました。

 

Apple Watchのフィルムの剥がれについて vol.2

前回の続きです。

pilgrim1969.hatenablog.jp

3日でApple Watchのフィルムが剥がれた件についてですが、以前昨年(2020年)3月にフィルムを貼ってもらって、9ヶ月ほど維持できた、ビックカメラビックロ新宿東口店のフィルム貼りコーナーに、再度依頼することにしました。

基本的に、ビックカメラで購入したフィルムしか対応してくれないので(一応、他店で購入したフィルムを使う場合は、相談してください、と書いてありました)、一応ビックカメラのサイトのレビューを参考にして、下記の写真のフィルムを購入しました。

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メーカーはエレコムですが、ビックカメラオリジナルの商品です。税込み1,380円。

Apple Watchの上から、パカッとはめ込むガラスのタイプの方がいいかなあと思いましたが、レビューでかなり評価が低かったので(粘着力が弱く、貼ってもすぐズレてしまったり、1日経つと、いつの間にか無くなってしまうというレビューが多かったです)、普通のフィルム・タイプを購入しました。

写真の商品は、まあまあの評価でした。

 

購入して、フィルム貼りのコーナーに行き、書面に名前と連絡先を記載し、Apple Watchとフィルムを預けました。

ヨドバシカメラの店員のように、「1週間で剥がれてしまうことがあるので、その場合はご容赦願いたい」というような念押しもなく、45分ほどで出来上がるとのことで、店内で待っていました。

そして、45分後、出来上がったApple Watchを受け取り、点検してみると、とてもキレイで、まるで羊羹のようなツヤツヤした画面の状態でした。

ホコリも一切入っていませんでした。(僕は老眼なので、ハズキのルーペを使って、丹念に見ましたが、問題ありませんでした)

 

「さすが!」と思って、喜び勇んで帰宅して、妻にも見せて、納得してもらいました。

 

しかし、「もしや、また、剥がれたりしたら、どうしよう・・・」という思いが、どうしても心のどこかにあるようで、まるで腫れ物にでも触るように、気を使ってしまっていました。

とはいえ、本来の目的のために使わないと意味がないので、睡眠中も、気を使いながらも装着して、普通に使うよう、心がけていました。

 

そして、翌日の朝。

何の気なしに、Apple Watchを見てみると、何やら角の部分が光っているように見えたのですが、「たぶん光の加減だろう」と特に気にしませんでした。

そして、二日目の朝。

また、Apple Watchを見てみると、光っていた左下の角の部分が、明らかに白くなっていました。

「あれーーー?ちょっと剥がれてきたのかなあ・・・」

そして、三日目の今朝。

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ちょっとわかりにくいかもしれませんが、左下の角の部分が白くなっています。

二日目の昨日よりも、白い部分が広がってきていました。

前回の時よりは、剥がれ方はゆっくりですが、このままいくと、どうなるのかはわかりません。

信用していたビックロ新宿東口店でやってもらったのに、とても残念ですが、Apple Watchのフィルムというのは、こういうものなのかもしれません。

ラウンドしているので、こういう部分に強い粘着力を発揮するのは、とても難しいのですね。

剥がれて、みっともなくなったら、スペアの1枚をまた貼り直してみようと思いますが、その後また剥がれたら、「もう貼らない」ということにしたいと思っています。

キズのつきにくいApple Watchの画面の開発を、Apple社に期待するしかないですね。