肥満と薄毛からの脱出!「背水の陣」に直面した中年男の日記

肥満と薄毛の話題だけではなく、趣味の読書・音楽・映画などのご紹介もしますよ。

Apple Watchのフィルムの剥がれについて

僕がApple Watchを使い始めたのは、昨年2020年2月、郊外のビックカメラで購入しました。

それまでは、エプソンのスマートウォッチを約4年半ほど使っていて、気に入ってはいたのですが、とうとうベルトが切れてしまい、修理をお願いしたら、8000円もかかると言われ、これだけ使って、また8000円も払うんだったら、買い替えようと決心し、憧れだった最新型のApple Watchを購入することにしました。

当時の最新型は、Apple Watch Series 5で、それまでの型と違い、かなり機能が充実してきたとのことでした。

健康管理関係が充実してきたようで、心臓の心拍数の常時計測、歩数や運動量の計測もよりわかりやすくなっており、睡眠の質や量の実態計測もアプリを使って簡単に把握することが出来て、今では手放せないアイテムとなり、Apple Watch購入以来、めっきり他の時計をしなくなってしまいました。(まあ、これももったいない話ですが・・・)

 

そんな万能とも思えるApple Watchですが、実はこれにも大きな欠点があります。

その一つは、「画面がキズつきやすいこと」

購入時の店員は、それに関して、何も言っていませんでしたが、商品レビューなどを見ると、そのようなことが書いてあります。

僕も結構神経質で、キズにうるさいタチなので、スマホタブレットと同じように、フィルムを貼ることにしました。

フィルムは購入したビックカメラで同時購入しました。だいたい800円から2,500円くらいで購入できます。僕は1500円くらいのものを購入しました。

フィルム貼りの大変さは、身にしみているので、ビックカメラのフィルム貼りのコーナーで、やってもらいました。料金は税込550円です。

店員さんも言っていました。「お客さん,、Apple Watchの画面にフィルムを貼るのは正解ですよ。私もApple Watch持ってますが、すぐにキズがつくんですよね・・・」

 

きちんと貼ってもらって、しばらく問題なかったのですが、1ヶ月半ほどして、下部の方から空気が入りはじめ、泡が立ったようにプカプカの状態となってしまいました。

まあ、こういうこともあるのだろうと、今度は勤務先近くのビックカメラの新宿ビックロ店で、残りの1枚を使って、貼ってもらうことにしました。

それから、9ヶ月くらい、とりあえず問題なく、使用していました。

画面下部のフチのあたりがほんの少しめくれてきたりしましたが、許容範囲だったので、特に気にせず、寝る時も腕にApple Watchをしていました。

 

ところが、年末あたりから、とうとう画面上部の方から空気が入りはじめ、また泡が立ったようにプカプカの状態となってしまいました。

空気が乾燥しているのが、原因だろうか。

春になったら貼り替えればいいかな?と思いましたが、さすがに見栄えが悪く、毎日フィルムが剥がれかけたApple Watchを見るのは、イヤになってきたので、先日の連休に、郊外のヨドバシカメラに行って、貼り替えてもらうことにしました。

店員に聞いてみると、フィルムの剥がれと空気の乾燥は関係ないそうです。

Apple Watchの画面のフチは、ラウンド状態なので、どうしても数ヶ月から1年ほど経つと、このように剥がれてしまうとのことでした。

ガラス製のフィルムは貼替え対応できないとのことで、写真の商品を購入し、貼替えをしてもらうことにしました。

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とりあえず、「画面のフチまで保護」「3Dラウンド対応」「衝撃吸収」の言葉に惹かれて、こちらの商品を購入しました。

貼替えのコーナーに行くと、店員さんから、かなり執拗に説明されました。

Apple Watchは画面のフチがラウンドしているので、1週間ほどで剥がれてしまうこともあり、お客様からクレームがあったりしましたが、これは仕方がないことなので、ご了承お願いします。」

上記と同じようなことが書かれた書面にサインさせられました。

ビックカメラではこのようなことはなかったのですが、「まあ、そんなもんだろう」と思い、1時間後くらいに取りに行きました。

僕は老眼なので、妻に見てもらったら、ナント!1mm程度のホコリが入っていました。

妻は精密機械の工場に勤めたことがあり、同じような仕事をしていましたので、これがすぐに作業した人のミスだとわかり、担当した店員に厳しい口調で言いました。

「私は同じような仕事をしていたから、わかります。これはプロの仕事ではない。素人です。こんな商品をメーカーに納入したら、一発で却下されますよ!」

しかし、店員は言い訳をし始めました。

「フィルム貼りは、一発仕事なので、このようなことがあるのは仕方ないことなんですよ・・・」

妻も負けていません。

「じゃあ、その失敗した商品を、何もわからない素人のお客に黙って押し付けようとしたんですね。素人の客だからいいだろうと!そういうことですね!」

その黒縁メガネをかけた若い20代後半くらいの店員は、だんだん声が震えはじめ、顔もコワばってきて、とうとう根負けして、「わかりました!貼り替えます!貼り替えますので、どうぞ、そちらの席でお座りになって、お待ちください・・・」

妻「もちろん、新品のフィルムで貼り替えてくれるんでしょうね!」

店員「もちろんです・・・」

15分ほどして、貼替え完了したとのことで、私と妻で丹念に点検し、OKすることにしました。

会計は、ビックカメラよりも高い税込み880円でした。

本当は怒る方も気分が悪いのです。

貼り替えてもらって、本当はうれしい気持ちが、イヤーな気持ちで、しかも割高の金額を払って、帰ることになりました。

 

それから、3日目の朝、起き抜けに何気なくApple Watchを見て、ビックリしました。

もう、剥がれてきていました・・・

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右下のフチから、空気が入りはじめ、剥がれてきています・・・

正直、あまり期待はしていなかったのですが、まさか3日で剥がれるとは・・・

イヤーな気持ちが増幅してきました。

僕はスマホタブレットのフィルム貼りは、ビックカメラの新宿ビックロ店でやってもらっています。

前回のApple Watchのフィルムも、一応9ヶ月くらいは保ちました。

明日、仕事の途中で、新宿ビックロ店に行って、再度貼ってもらおうかと思っています。

ただ、それでも、また短期間で剥がれてしまうようでしたら、もう「貼らない」という選択肢を選ぼうかと考えています。

また、レポートします。

初春海老蔵歌舞伎2021

今年2021年1月9日、三年ぶりに「初春歌舞伎」を観に、新橋演舞場まで行ってきました。

今年は初めて「初春海老蔵歌舞伎」と、「海老蔵」の名前を冠しているところに、市川海老蔵氏の並々ならぬ決意のほどが伺われます。

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「初春海老蔵歌舞伎」の摺物 初めて「海老蔵」の名前を冠したそうです。

3年前の2018年正月は、ものすごい人の列で、並々ならぬ混雑でしたが、今年はやはりコロナの影響か、とても人が少ない印象でした。

会場に入りましたが、一席ずつ空けてのレイアウトになっており、観客の僕たちにとっては広々として快適ですが、主催者側にとっては相当な痛手となっているんだろうなあと、容易に想像できました。

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ホールの入口 コロナ禍とはいえ、華やかな雰囲気です。

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会場は、一席ずつ空けてのレイアウトになっています。隣の席に荷物や上着を置けるので、快適ではあります。

16時30分ピッタリに開演となり、最初の演目は、「春調娘七種(はるのしらべむすめななくさ」」です。

市川右團次が「曽我五郎」、中村児太郎が「静御前」、中村壱太郎が「曽我十郎」を演じました。

あらすじは簡単に言うと、父を討たれた仇敵である源頼朝重臣である工藤祐経を討つため、曽我兄弟が血気に逸って立ち向かおうとするところを、静御前がなだめすかして、好機を待って本懐を遂げようと決意するというものです。

それを歌舞伎で表現するのですが、3人の舞がとてもたおやかで、素晴らしいものでした。

特に、中村児太郎扮する静御前は、本物の女性を超えた気品が感じられ、女形歌舞伎の素晴らしさを感じました。

曽我兄弟の衣装は長装束で、脚の丈が異常に長く、一歩間違えれば踏んづけてしまいそうで、転びやしないかと、無用な心配をしてしまいました。

 

「春調娘七種」が終わると、15分の休憩となり、その後、今回のメインの演目である「歌舞伎十八番」の「毛抜(けぬき)」となりました。この演目は、七世團十郎が「歌舞伎十八番」を選定する際に加えられ、様々な俳優によって演じられた歌舞伎の人気演目の一つだそうです。

あらすじは長くなるので、とても簡単に説明します。

小野小町の末裔である小野家にて家宝の短冊が紛失し、また婚儀を予定していた小野家の娘が髪の毛が逆立つ奇病にかかるという、トラブルが続発します。

そこへ、婚約者の文屋豊秀が遣わした使者である粂寺弾正(市川海老蔵)が現れて、次々と事件を解決していくという筋書きです。

あらすじを説明すると、単純ですが、これがまた、とても面白かったです。

この粂寺弾正という人物が、「和製ジェームズ・ボンド」という感じで、とても豪快で、頭が切れるのに、愛嬌がある面白い性格で、なかなか良かったです。

小野家で事情を聞いた弾正は、とりあえず事件が解決するまで、屋敷に滞在することにしました。その間、給仕に来た美男子の使いに心惹かれて口説こうとするが、あっさりフラレたり、その後、お茶の持ってきた腰元巻絹(女性の給仕)も口説こうとするが、フラレて、苦笑して「近頃面目次第もございません」と頭を下げる姿は、さすが海老蔵の演出と感心するとともに、笑ってしまいました。

しかし、その後、ひとりでに動く毛抜や刀の小柄を見て、天井が怪しいと勘づき、事件をまたたく間に解決してしまう姿は、とても格好良かったです。

 

「毛抜」が大盛り上がりで満場の拍手とともに終わった後、30分の長い休憩となり、その時間を利用して、いろいろとグッズを買い物しました。

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ここでは、グッズ販売は、上演前と、休憩時間しかやっていないので、注意が必要です。

休憩が終わった後は、第三部の「お年玉」となりました。

市川海老蔵氏の愛娘である、堀越麗禾ちゃんこと市川ぼたんの「藤娘(ふじむすめ)」です。

舞台一面に、綺麗な紫色の藤の花房を施して、とても幻想的な光景でした。

いつもYou Tubeの「EBIZO TV」を観ているのですが、ここに出てきた麗禾ちゃんこと市川ぼたんは、全く別人のようでした。

とにかく踊りが素晴らしい。

素人目にも、とても難しそうな踊りなのですが、きちんと難なく踊ってみせます。

とても緊張しやすいシャイな性格のようで、一人でこれだけ踊ってみせるのは、さぞかし大変だろうと思います。

妻が双眼鏡で見たら、すましてはいるものの、顔は引きつっているように見えたそうです。

 

市川ぼたんのたおやかな踊りが終わった後は、最後のトリである「橋弁慶(はしべんけい)」です。

市川海老蔵氏の後継者である息子の堀越勸玄くんが「牛若丸」、海老蔵氏が「武蔵坊弁慶」を演じて、京都の五條橋を舞台に、あの有名な牛若丸と弁慶の出会いを演じる演目です。

You Tubeの「EBIZO TV」でのやんちゃな姿とは違い、七歳の子供ながら、身のこなしは素晴らしく、セリフも流暢で、海老蔵扮する弁慶との薙刀を介した絡みは全く心配なく見ていることが出来て、改めて感心しました。

勸玄くんは、七歳ながら、とても堂々としており、とても自己肯定感が強く、自信があるタイプのようです。

海老蔵氏の育て方が良かったのでしょうか。

千切れんばかりの満場の拍手とともに、二人が退場し、演目はすべて終了しました。

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歌舞伎は高尚で別世界のものと思っていましたが、観ていると結構面白いです。

三年前は、観客はみんな海老蔵氏や俳優が出てくる出口で待っていて、海老蔵氏や麗禾ちゃん、勸玄くんが出てくると、割れんばかりの歓声が飛び交って、手を振っていましたが、今回は誰も待つことなく、みんなさっさと地下鉄駅に向かって歩いていました。

なんか、とても寂しい感じがしました。

僕たちが近くのスタバでコーヒーを飲んでいる間、海老蔵氏の乗っている車と思われる黒い大きなワゴン車が高速のインターへ向かっていくのが見えました。

 

帰宅してから、「市川海老蔵でござりまする」をテレビで観ました。

海老蔵家族のコロナ禍の中での取り巻く状況や、生活が映し出され、先ほどの「藤娘」を演じていた麗禾ちゃんが、海老蔵氏の厳しい指導を受けて、涙を流しながら、練習している姿が映し出されました。

 

歌舞伎をはじめ、エンタメ業界は本当に大変な状況のようです。

こうやって観に行って、少しでも応援していきたいと思い、コロナ禍の一日も早い収束を願っています。

 

 ※追伸

「初春海老蔵歌舞伎」の1月17日(日)午前11時30分からの千秋楽の生配信が決定しました。

1月24日までのアーカイブ配信も行うそうです。

下記からお申し込みが出来ます!

https://www.kabuki-bito.jp/news/6559/

 

 

サザンオールスターズ「ほぼほぼ年越しライブ2020」

だいぶ経ってしまいましたが、昨年2020年の大晦日午後10時より、サザンオールスターズ「ほぼほぼ年越しライブ2020」の配信ライブを観ました。

2020年6月25日の初めての配信ライブに続いて、2回目ですが、今回はドラムの松田弘の肩の手術の都合上、収録での配信となりました。

著作権の都合上、画像はお見せできませんが、簡単にレポートしたいと思います。

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配信ライブを観た方だけにメールで送られた「OFFICIAL DIGITAL FLYER」だそうです。

今回のライブは、午後10時を5分ほど遅れて始まりましたが、年明けの午前0時40分ごろまで、実に2時間40分ほどに亘る、圧巻のライブでした。

アンコール含めて、全24曲、本当に大満足でした。

 

しかし、最初の映像はステージではなく、「細野晴臣のイエローマジックショー」とほとんど同じような、「昭和のお茶の間の風景」のセットが現れ、メンバーがみんなドテラを着て、桑田さんがお父さん、原由子さんがお母さん、などに扮して、軽妙なコントを展開しました。

「イジラレ役」の毛ガニさんが、「Uber Eats」ならぬ「ケーバー・イーツ」のドライバーに扮して、テレビを運んできたコントは、結構笑ってしまいました。

 

そんなこんなで、コントが終わった後は、前回と同じ、横浜アリーナのステージに、メンバーが登場し、「ふたりだけのパーティー」の軽快な演奏からスタートしました。

その後、ライブでは恒例の「My Foreplay Music」に移り、ライブは徐々に盛り上がっていきました。

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いろいろな配信ライブを観てきましたが、アーカイブの見逃し配信を設定してくれるのは、サザンオールスターズだけです。とてもサービス精神旺盛です。

今回のセットリストの特徴としては、普段ライブでは演奏されていない曲が多かったことです。

桑田さんの毎週土曜日にFM東京で放送されている「桑田佳祐やさしい夜遊び」でも、桑田さんが言っていましたが、一度もライブでやったことがなかった曲を積極的にやってみたかったそうです。

「いとしのフィート」「恋するマンスリー・デイ」など、珍しい曲をやってくれました。

恋するマンスリー・デイ」は、原由子さんの生理の時のことを歌ったそうですが、この曲はかなり気に入っているそうです。

その後、90年代の名盤「世に万葉の花が咲くなり」に入っていた、さわやかな曲調の「君だけに夢をもう一度」が流れましたが、この曲は松田弘のお気に入りだそうです。

桑田さんは、選曲に迷った時、必ず松田弘の意見を聞くのだそうで、前回6月25日の時も「夏をあきらめて」と「海」のどちらにしようか迷って、松田弘に聞いてみたところ、「海」がいいとのことで、こちらを選んだと言っていました。

その後、1981年の「ステレオ太陽族」に収められていた名曲「夜風のオン・ザ・ビーチ」のしっとりした夏の海辺を思わせるメロディーが流れ、映像が夕日の海辺の風景を思わせる色調のライトとなり、とてもうっとりした気分となりました。

そして、特徴的なギターのリフで始まる10曲目の「Ya Ya (あの時代を忘れない)」が流れた時は、思わず懐かしくなって、涙ぐんでしまいました。

この曲も、ほとんどライブで演奏されることはありませんでした。

そして、怒涛のように、珍しい曲が続きます。

1990年の「Southern All Stars」に収められていて、映画「稲村ジェーン」でも使われていたサンバ調の曲「愛は花のように(Ole!)」。

1982年の大ヒットシングル「匂艶THE NIGHT CLUB」のB面だった「走れ!!トーキョー・タウン」。

1997年のシングル「BLUE HEAVEN」のカップリング曲「世界の屋根を撃つ雨のリズム」。この頃の桑田さんはレディオヘッドに凝っていて、影響されて作った曲だそうです。

なかでも「走れ!!トーキョー・タウン」に桑田さんは思い入れがあったようで、自身のラジオで何回か流しています。

あと、珍しいところでは「ボディ・スペシャルⅡ」でしょうか。

少しスローなアレンジで始まった演奏は、かなりレアだったと思います。

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今回のライブにちなんだオフィシャルグッズの販売も行っています。僕はライブでメンバーが着ていたピンクの「SMILE Tシャツ」を妻の分含め、購入しました。

その後は、恒例の「エロティカ・セブン」「BOHBO No.5」と続き、「マンピーのG★SPOT」で、桑田さんがいつもの「ヅラ」をかぶって、会場はお祭り騒ぎとなって、新年を迎えました。

収録だったので、数分、年越しのタイミングがずれてしまったのは、ご愛嬌ですね。

新年を迎えた後は、「希望の轍」「夕方Hold On Me」と盛り上がるナンバーが続き、最後はこれも恒例の「勝手にシンドバッド」で再び最高潮の盛り上がりとなり、約2時間40分に亘るライブは終了しました。

 

でも、これで終わらないのが、桑田さん!

再び、冒頭の「細野晴臣イエローマジックショー」セットに戻り、桑田さんがトイレから出てきて、アソコをズボンのチャックに引っ掛ける「ドリフ的な」ギャグで笑わせ、メンバー全員でまた軽妙なコントを行って、終わりました。

これで終わりかと思ったら、今度は素敵なエンディングが待っていました。

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全国の主要都市で、このライブのために花火を打つ上げたそうです。まあ、本当にスゴい演出ですね!

全国主要都市で花火を打ち上げる映像が、今回のライブのテーマ曲とともに流されました。

とてもキレイで、素晴らしい花火の映像でした。

2020年はコロナの影響で、各種イベントが中止となり、花火職人の方々はとても大変な状況だったと思います。

桑田さんは、一見すると、「オチャラケた、ふざけた人」のように見えますが(ラジオでもそんな感じです)、実は色々と考えている人なんだなあと、感心しました。

 

2021年も、桑田さんは何かやってくれることを期待しています。

なお、このライブはおそらく前回と同じように、数カ月後にWOWOWで放映されると思いますので、ご興味のある方は観てみてください。

新年あけましておめでとうございます!

2021年になって、3日目となりましたが、新年あけましておめでとうございます。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年の正月休みは、元旦は毎年恒例で、義理の姉夫婦と両親の家に行って、新年会を行うのですが、コロナの影響もあり、皆マスクをしての宴会となりました。

義理の兄は、某高級中華料理店を経営しているチェーン店の料理長を務めているのですが、コロナの影響で、宴会が激減し、かなり経営状況が厳しくなったようで、全社員が今後2年間、ボーナス無し、月給も2割減という、とんでもない状況に陥ってしまいました。

いつもの年だと、自分の会社のおせち料理セット(3万円もします。もちろん自腹で買うそうです)を振る舞ってくれ、大いに豪華な新年会となるのですが、今年は質素な料理となり、スーパーで買った安い食材を使った煮物や揚げ物料理となりました。

僕たち夫婦も毎年成城石井などで、高級なハムやチーズ・テリーヌなどを買って、持っていくのですが、今年はこれらが目玉料理となってしまいました。

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いつもの年と違い、質素な料理。右上のハムやテリーヌは僕たちが成城石井で買ってきたもので、いちばん高級でした。

こんな状況でしたので、新年早々、あまり雰囲気も良くなく、義理の兄も姉もなんだか疲弊しきっているようで、夫婦喧嘩をしたりして、なんだかなぁ~という感じでした。

いつも仲の良い夫婦だったのに、こういった深刻な状況に陥ると、やっぱり変わってくるのでしょうね。僕ら夫婦も同じです。

僕の妻になついている姪っ子は、僕らが来ると、すぐにやってくるのに、11時だというのにまだ寝ているようで、一向に起きてきません。

父親の会社が大変な状況なので、短大生の姪っ子は、学費や交通費などを自分でバイトで稼がなくてはならない状況になったようで、やはりカツカツな状況で、大変なのでしょう。

12時過ぎにやっと起き出してきましたが、いつもはきちんと化粧して出てくるのに、すっぴんで、あまり元気がないようでした。

 

そんなこんなで、新年の乾杯をし、お互いの近況を話し、ビンゴゲームをやったりして、それなりに楽しみましたが、やっぱりコロナの影響は浸透しているのですね。

どこか、いつもの年と違い、フィルターがかかったように、本当に楽しんでいる感じがしませんでした。

ビンゴゲームの賞品も、いつもは割と豪華だったのですが、やっぱり質素で、目玉賞品は、スタバの1000円のプリペードカードでした。

夕方早々に僕たち夫婦は帰りましたが、まあ、なんというか、早くコロナは収束してほしいですね。

ちょっと、冴えない元旦でした。

 

今年も、このブログで、皆様に有益な情報をご紹介していきたいと思っています。

今年もよろしくお願い申し上げます!!

2020年の終わりに

いろいろなことがあった2020年も本日で終わりとなります。

今年はコロナで始まり、コロナで終わる1年となりましたが、皆様にとってはどのような1年となったでしょうか。

僕にとっては、この1年は悪いことばかりではなく、かえってコロナに助けられて、僕を「生きやすくしてくれた」1年だったと感じています。

こんなことを書くと、コロナに感染したりして、本当に苦しまれた方、亡くなられた方には、非常に不謹慎と言われてしまいそうですが、実際本当にそうでした。

詳しく書くと、長くなってしまうし、これから紅白歌合戦が始まってしまうので、また別の機会に書くことにします。

それでは、皆様、あと数時間となりますが、良いお年を!

山下達郎 Special Acoustic Live展

このところ、コロナ禍の最中にもかかわらず、山下達郎氏の活動が活発化しており、2020年12月20日には氏のFM東京のレギュラー番組である「山下達郎楽天カード サンデー・ソングブック」を2時間スペシャルにして、妻の竹内まりやと恒例の年末夫婦放談をやったり、9月から各地で開催していた「山下達郎 Special Acoustic Live展」が東京池袋パルコで12月18日から開催したり、12月26日には2回目のオンライン配信ライブとなる「Tatsuro Yamashita SUPER STREAMING ACOUSTIC LIVE in Live Music JIROKICHI supported by G-SHOCK」を行ったりと、山下達郎ファンの僕としては、かなり喜ばしいのですが、かなり忙しく、振り回された年末となりました。

 

どれもお伝えしたいものばかりですが、今回は東京池袋パルコで開催されている「山下達郎 Special Acoustic Live展」の模様をお伝えしたいと思います。

僕は、平日の12月22日(火)に会社帰りに一人で行き、12月27日(日)に妻と一緒に行きました。

12月18日から26日までが前半、27日から1月4日までが後半ということですが、展示物の違いはなく、シアターライブでの演奏曲に若干の違いがあるくらいです。

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池袋パルコの7階の一番奥の方のイベントスペースで開催されています。

池袋パルコでは、2020年12月18日から2021年1月4日まで開催されており、現時点では開催中で、写真撮影は禁止なので、ほとんど詳細はお伝えできませんが、簡単にお伝えできることをお伝えしたいと思います。

チケットですが、これは前売り券を買ったほうが断然お得です。

前売り券は2000円で、限定非売品のノベルティがもらえるのですが、当日券だと2300円となったうえ、ノベルティはもらえません。

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入場口で、チケットと引き換えに、デザインチケットとノベルティがもらえます。ノベルティはランダムなので、選ぶことが出来ません。僕は2回行ったので、2種類(妻のチケットを併せると3種類)のノベルティがもらえました。

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写真撮影が出来るのは2箇所だけで、まず1箇所目は、入場口のクリスマスツリーと案内板でした。

狭い入場口をくぐると、山下達郎氏の年表式のこれまでのキャリアが壁に書かれており、近年行われたAcoustic Live展の写真が壁に展示されています。

 

注目に値するのは、達郎氏が使用していた実物のギターが3本、展示されていました。

それぞれのギターに様々なキズがついており、氏が激しく使い込んだ形跡が伺われます。

12月26日の「Tatsuro Yamashita SUPER STREAMING ACOUSTIC LIVE in Live Music JIROKICHI supported by G-SHOCK」でも氏が使っていたGUILDのアコースティックギターも展示されていました。

 

また、ステージ衣装?が2セット展示されていました。

氏の定番の長袖カッターシャツと、ノンウォッシュデニムのジーンズです。

僕はすっかり私服だと思い込んでいたのですが、とても生地が良くて仕立ての良いシャツと、ラングラー?と思われるヴィンテージっぽいジーンズでしたので、やっぱりステージ衣装なのでしょうか。

 

進んでいくと、壁に、主にライブ年表が記されていて、その時々のツアーで発売されたパンフレットが展示されていました。

パンフレットだけではなく、ツアースタッフなどが携帯するIDカードのようなものや、氏が演奏時に使っているタンバリン(リラックマなど可愛いキャラクターがデザインされているのは何か不釣り合いで意外でした)なども展示されていました。

 

山下達郎氏は、中学・高校時代はブラスバンド部に所属していたようで、意外とドラムには愛着があるようで、実際に使っているドラムセットが展示されていました。

ドラムセットはとても高級品のようで、氏が「Ride On Time」でブレイクした後も、なかなか購入できなかったようです。

 

また、興味深かったのは、山下達郎氏の大ヒット曲である「クリスマスイブ」の歴代のレコード・シングルCD・CDがすべて展示されていました。

これは一見の価値はかなりあると思います。

 

その後は、シアターライブの会場(15人程度が座れる狭い空間ですが)に通され、2016年10月に行われた新宿ロフトでの映像を大音響とともに、楽しみました。

いつもは家のパソコンやiPhoneで、音楽を聴いていましたが、あまりの音の良さと迫力に度肝を抜かれ、正直言って、それだけで感動しました。

聴こえなかった音がはっきり聴こえ、やっぱり本物の音響システムを舐めてはいけないなあと、違うところで感心してしまいました。

 

シアターライブを出ると、歴代のライブのステッカーが所狭しと展示され、歴代のライブの写真と、ステージのイメージイラストが展示されていました。

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山下達郎 PERFORMANCE 2019」のライブツアーで実際に使用されたステージセットです。ここが2番目の写真撮影可能な場所です。係の女性に言えば、写真を撮ってもらえます。右側のパネルに何気なく山下達郎氏のサインが書かれています。開催前日の12月17日に実際に来たのでしょうか。

一応、ここまでで終了で、出ると、グッズ売り場となります。

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グッズ売り場は、チケットを買わなくても自由に入れます。ここでしか売っていない貴重なものが売っています。

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デザインがとても気に入ったので、色違いで2枚買ってしまいました。ガーゼタオルです。左側はここでは売っていない「タツローくんの2021年カレンダー」です。オフィシャルサイトで買えます。

なにはともあれ、日本の音楽界の至宝である山下達郎氏のキャリアをきちんと理解できる展示会です。

東京池袋パルコでは、1月4日までとなりますが、ご興味のある方は下記のサイトからどうぞ。

www.tatsuro.co.jp

 

DOUBLE FANTASY / John&Yoko vol.3

前回までのブログはこちらです。

pilgrim1969.hatenablog.jp

pilgrim1969.hatenablog.jp

今回は、ジョン・レノンの晩年とも言える「最後の5年間」の展示物をご紹介します。

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ヨーコとの間に待望の息子である「ショーン」が、ジョンと同じ誕生日である1975年10月9日に誕生し、ジョンはこの上なく、嬉しかったようです。

「晩年」とはいえ、この時期のジョンは、ヨーコとの間に待望の息子が誕生し、翌年1976年7月には待望のグリーンカードを取得し、それまでの苦労が一気に報われたかのようで、とても幸福な日々だったようです。

この時期の写真を見ると、ジョンとヨーコの表情はとても和やかに感じられます。

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ジョンの待望のグリーンカード これまでアメリカ政府(ニクソン政権)に尾行や盗聴をされるなど、散々な嫌がらせをされてきましたが、やっとジョンは報われたようです。

グリーンカードを取得することで、ジョンとヨーコの生活は激変し、自由に旅行をすることが可能となりました。

ヨーコの日本の家族に会いに行ったり、3年連続で軽井沢の旅行を楽しんだり、ショーンとバミューダ諸島を訪れたり、ジョンが最も穏やかで幸福だった時期なのではないでしょうか。

また、ジョンはショーンが生まれてから、仕事を一切やめ、主にショーンの育児や家事を取り仕切る「主夫業」に専念することになります。

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家族で、軽井沢旅行に行った時の写真と、その時に着ていた二人の服 左下に見えるのは「ライターの写真」とそのことにつき2000年にヨーコが書いたエッセイです。

 しかし、1980年に入り、ジョンとヨーコは5年ぶりに音楽業界に復帰することを決意し、スタジオ入りして、レコーディングを始めました。

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「Double Fantasy」に収められた「Woman」の歌詞原稿 ヨーコと全ての女性に捧げた、感謝の曲とのことで、私は個人的にこの曲が大好きで、とても切なく感じます。ジョンの遺言のようです。

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左のギターは、「Double Fantasy」のレコーディングで使われた「サードニクスのギター」と呼ばれるもので、ニューヨークのギターショップで働いていたジェフ・レヴィンによる手製で、全部で20本しかないものです。右はジョンとヨーコ最後のアルバム「Double Fantasy」の初版レコード、1984年に発売された「Nobody Told Me」「Borrowed Time」の初版シングルレコード。

他にも展示物は多々ありましたが、ジョンの生前のものについては、ここまでとなります。

 

その後、階段を昇り、ミニシアター仕様になった空間で、有名なジョンとヨーコの「Imagine」演奏の映像が大画面で流されています。

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有名な「Imagine」演奏の映像が、大画面で繰り返し流されています。 

ミニシアターを出ると、あの運命の1980年12月8日を迎えて、ジョンが亡くなった後の展示物が展示されています。

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ジョンの死後に発表されたヨーコの「Season of Glass」のジャケット写真にもなった、血に塗れたジョンのサングラス。ジョンが亡くなった1980年12月8日以降、アメリカ国内で1,436,000人が銃の犠牲になったと書かれています。「銃」というのはアメリカ社会の闇の象徴というか、無くすことの出来ないタブーなのでしょうか。

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1980年12月9日にヨーコとショーンの連名で発表された声明です。ジョンの葬儀は行わず、黙祷の時間を設けるので、参加してほしいと、呼びかけています。

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1980年12月10日に発表された二人の声明です。母のヨーコから事実を説明されたショーンは、「彼(犯人のマーク・チャップマン)がただ混乱して殺ったのか、それとも本当に父のジョンを殺すつもりだったのか、確かめるべきだ」と言ったそうです。こんな大変な状況の中、5歳の子供とは思えない言葉ですね。

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「イマジン・モザイク」 ニューヨークのセントラル・パークの一画にある記念碑の「ストロベリー・フィールズ」内の「イマジン」のモザイク・アートが再現されています。コロナが収束したら、実際のものを見てみたいですね。

ここを出ると、ミュージアム・ショップになります。

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来場者限定のミュージアム・ショップ ジョン&ヨーコをモチーフにしたTシャツやパーカー、マグカップやトートバッグなどいろいろなものが販売されています。

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僕が購入したアイテム ここでしか買えないものばかりですが、やはりこの2枚のレコードは外せないと思います。左は「ジョンの魂」「ヨーコの心」発売当時、数量限定の特典だった1971年1月25日に帝国ホテルで行われた特別インタビューのレコード、右は「イマジン」「ザ・フライ」発売当時、数量限定の特典だった1971年9月にニューヨークで行われた特別インタビューのレコードです。これらは1998年に発売されたジョンのレーザーディスク又はビデオテープのボックスに特典でシングルCDサイズで入っていましたが、今では廃盤となっています。今後、公式に発売されるかどうかはわからず、多分、ここでしか手に入らないでしょう。

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ヨーコが1973年に日本限定で発表したシングル・レコード「女性上位ばんざい」 このレコードもかなりレアです。

長くなりましたが、ジョンとヨーコの人生をたっぷり堪能できると思います。

実際に見に行かれた方が、いろいろと新たな発見があるかと思います。

1月11日まで開催していますので、ご興味のある方は下記のリンクからどうぞ。

doublefantasy.co.jp